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年下の君に 2(銀新)



*前記事からうっかりと続く*



何かまだ白夜叉さん×新八さんの脳内ブームが去らないんですけど。全く去らない。てかやっぱり拗ねてる白夜叉さんor拗ねてる新八さんが可愛すぎてですね、どっちかだけを拗ねさせてもいいし、どっちもを拗ねさせても萌えるしで大変に楽しい。
前記事の続きの話でゴメンなんだけど、銀さんがチェリーボーイかと勘違いしてて勝手に拗ねた新八さんを銀さんが追いかけて行って、捕まえて、その後に十代の性欲の暴走で色々と致した後の二人とか、ものっ凄いカワイイと思うんだけど。だってその辺の山裾か林の中だから、絶対髪に葉っぱとか付いてるんだって。銀さんの天パについてたり、背中に付いてたりして(動いてんな)(さすが十代)
そしたら新八さん、ムスッとしつつも銀さんの世話焼いてそうなんだもん。反射的に世話焼いちゃうんだな。十代の白夜叉さんでも、アラサー銀さんでも、どっちの世話も反射的に焼いている新八さんなのです。

「……銀さん、頭に葉っぱついてますよ」(嗄れてる声で)
みたいな。そしたら銀さんも、あ、悪ィ、って感じで普通に。でも新八さんがムスッとしてるから、気にはなっててね。

「……え、何でお前何怒ってんの?」(←聞いちゃう)
「(カチムカ)……そりゃ怒るでしょ?!何なんですかアンタは、こ、こんな所で何を考えてるんですか!ばか!銀さんのばかばか!僕の事を何だと思ってんだよ!」
「だって何か……お前泣くし」(段々バツが悪くなってきた)
「泣いたからどうだって言うんですか、全く……このエロガキが(ブツブツ)」
「仕方ねーだろ、俺だって良く分かんねーんだもん」(超ムスッ)
「は?何がですか」
「……何も思わねえ奴以外とやるのなんて、初めてだよ」

↑この時の銀さんは確実に後ろ頭を掻いてて、そっぽ向いてます(細かい)。絶対に新八さんに目線やらない。そしてめっちゃバツが悪そう!
そしたら新八さんも、
「……え?」
ってね。思わずぱちくりとお目目を見開いちゃうな。銀さんの言ってる意味がよく分かんなくてね。
そんな惚けた新八さんに、銀さんはもう逆ギレ一歩手前なの。若い。

「……だから!初めてなんだよ!」
もうめっちゃ照れてる感じで言うの。

新八さん「え?え?銀さんは慣れてるんじゃ……」
銀さん「…………」
新八さん「銀さん?あの、まただんまり?」
銀さん「…………」
新八さん「えっと、その、銀時くん」(←言ってみたかった)
銀さん「いや銀さんでいいから」(即答)
新八さん「な、何なんですか。急に変なこと言って!」
銀さん「だから仕方ねえっつってんだろ。お前は何か違うんだよ!お前だけは何か……他と勝手が違うっつーか。あああ、くっそ訳分かんねえ」

もう銀さんイライラピークで、その辺の木とか無意味に蹴ってるね。うがーってなってるね、若いね、すげーカワイイ。銀さんってば身体はいっちょまえのくせに、初恋もまだだったみたいですね。だから戸惑ってんの。初めて恋したからね。ふふ。
てか十代可愛いなオイ。

まあ、その後はかああっと赤面中な新八さんに無意味にチューしてみたり、
「お前、未来の俺とチューした?」
とか、ふっと思い立って聞いてみたり、
「え、ハイ」
とか新八さんに真顔で言われて若干傷ついていたり(新八さん素直)、
「……その先も?」
って、新八さんのお顔を覗き込んで聞いてみて、ますます赤面してる新八さんの表情から何かを悟って、
「何回だよ?」
って無意味な回数を思わず聞いて、アワアワしてる新八さんが当然答えられないから、
「答えられねぇくらい何回もされてんの?!すげームカつくんですけどォォォォォ!!何で新八に手ェ出してんだよ!未来の俺ぶっ殺してえ」
って激昂して、
「な、何言ってんの銀さん!自分ですよ自分!」
と、あたかも新八さんがアラサー銀さんを庇ってるように見えるから未来の自分にまで嫉妬しちゃってね、そのまままたも新八さんの肩に手をかけて、ふかふかの野草の上かどこかに盛大に押し倒し、その……

だから十代の性欲なめんな(だから誰も何も言ってないってば)


えええ、白夜叉さんちょうカワイイ。かわいすぎてどうしようかと思う。だって自分にまで嫉妬してやがる。
晋助にも対抗心メラメラだしね。晋助と無意味にぶつかり合った後とか、お互いそれぞれに新八さんに世話焼かれてるとかわいいな。

「ああ、銀さんったら口切れてますよ!何で喧嘩なんてしてるんですか!ほんと血の気が多いんだから。十代は無敵なんですか」とか、
「大丈夫ですか、高杉さん。ごめんなさい、銀さん馬鹿力だから痛かったでしょ?」とか、
極限まで離れて向こう向いて座ってる白夜叉さんと総督それぞれに話しかけつつ、互いのところを行ったり来たりして怪我の手当てとかしてんの。新八さんは。

そしたら銀さんはす〜ぐ怒るんで。
「高杉の側に寄るな!」って言うんだけど、これは当たり前の様に新八さんは拒否る(えっ)。

「嫌ですよ。僕が高杉さんの手当てをしたいからするんです。いくら銀さんの言う事でも、これは聞けませんから」

ってね、サクサクと晋助の切れた唇の端とかに絆創膏でも貼り付けてるんで(てか同じとこ怪我してるな、二人して)。こんな新八さんに、正真正銘の童貞(鬼兵隊総督)の方はですね、
「手当てなんざいらねえんだよ」とか、プイとそっぽ向いて言うんだけど、もうマジ天邪鬼だからツンツンしてるんだけど、それでも新八さんはせっせと世話してくれるから、まあ、その、そのうち大人しく手当てされてる体を装って俯いた新八さんの長い睫毛に少しだけ、ほんの少しだけ見惚れてみて、そんな自分にハッてなって、

何でこの俺がこんなガキに、(晋助は新八さんを年下かと自然に思っている)

って思ったりして、でももう少しだけ新八さんのそばには居たくて、その理由は分かんないんだけど、だって誰かにこんな風に優しく触れられたのは本当に久しぶりだったから、何なら恩師の温かい手を思い出してたくらいだから、つまりは、その、晋助は……いや、晋助も……


だから十代の純情なめんな(誰も何も言ってないんだってば)



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