※ネタバレあり


あらすじ

関東に直下型地震が発生して数週間後。都心の機能は回復しつつあったが、この地震の影響で太平洋の海水温度が急上昇、史上最大規模の巨大台風が臨海副都心に迫りくる!東京消防庁のハイパーレスキュー隊が必死の救助にあたるなか、音波探索機が壊滅した新橋の地下から「2、5、2(ハイパーレスキューが実際に使用している生存者ありの暗号)」の音を捉えた…。地下に残された生存者の命を救うため、巨大台風の猛威に立ち向かうハイパーレスキュー隊(消防救助機動部隊)の活躍を描く!















久々の邦画を見たのですがこれはとても感動的な作品だと思います。というか泣けます!海猿のような感じでもありますが伊藤英明さんなんかのレスキューはすごく感動的なのが多いですよね。伊藤英明さんとその娘さん、キム兄、山本孝之さん、MINJIさんが地下に取り残されて2、5、2を叩き続けるんですが数々の意見の衝突がありながらも最後には兄役の内野聖陽さんが助けに来てくれます!

兄を助ける為に仲間を見捨てた過去を持つ伊藤英明さんや人殺しの医者呼ばわりされる父を持つ山本孝之さん、弟を交通事故で亡くしたMINJIさんなど色々な過去を持ちながらもそれぞれ助かる為に結束していくシーンなども素敵です。

何よりも伊藤英明さんの奥さん役で出てくる桜井幸子さんの『どうして見捨てるの!?弟を見殺しにするの!?私達はあなた達を頼るしかないのよ!!』という嵐の中で夫の兄であるレスキュー隊員役の内野聖陽さんの胸を泣きながら叩くシーンは本当に涙を誘う場面でした。

そして最後の最後で一人地下鉄内の探索に行ったレスキュー隊員、松田悟志さんが伊藤英明さんたちの2、5、2の暗号を聞き隊長である内野聖陽さんに報告したシーンも素敵でしたし、本部長に泣きながら家族を助けに行かせてくださいと懇願し他の隊員達も一丸となるシーンは本当に感動でした!


助けられたのは四人。残された兄の内野聖陽さんと弟の伊藤英明さん、仲間の山田太郎さんが取り残されて一度は死んだかと思いますが252生存者がいました。でもそれは兄の方で夫では無かった。途方に暮れる妻とパパー!と泣き叫ぶ娘さんの声が現場に響いたときにはまたもや生存者あり!!!

それはなんと仲間の山田太郎さんを抱える伊藤英明さんだった!!!!



『252!!生存者ありーーーー!!!!』



あのCMのセリフは本当に最後の最後で使うものだったんですね。すごく感動してしまいました。終わった後も見ている最中もずっと泣きっぱなし・・・!

久しぶりに日本映画で感動させられました!!