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刹那的快楽(ジノ→スザク♀/現代パロ)



自分の家に連れてきて他愛も無い話をしてそれだけで良かったのに。取られたくない、という自分勝手な独占欲で彼女を押し倒して純潔を奪ったのはほんの数時間前だった



俺は最低だ

そう頭で何度も繰り返していた。女の子を強引に抱いて泣き叫ぶのも聞かないで抵抗すら封じ込めて。彼女の意思を無視したのだ

今はベットで静かに眠るスザクに振り返る。俺はテーブルで頭を抱えたまま動けなかった

ただ好きなだけだったのに。ずっと傍にいたくて、笑顔が好きで、可愛くて。いつか告白して恋人同士になって見せると心に決めていたんだ



でもそれはもう、叶わない



きっとスザクは俺を憎むだろう、一生。記憶から離れる事のない、憎い男。


(ごめん、ごめん、ごめんな・・・)


俺は近づいて眠るスザクの頬を撫でた。目元は赤くなっていて痛々しさが残っている

でも、それでも、あの時一つになれた瞬間は本当に気持ちが良かった。ゴムも付けずにそのまま突っ込んでギチギチに狭いナカを突き進んで締め付けられてイッてしまって。何度同じ事を繰り返したか分からない

泣き叫んで抵抗してくるスザクが可愛くて仕方が無かった。柔らかい胸も小さなお尻も触ったのは俺が初めてなのだと思うと嬉しくて止まらなかった


「っ、・・・るる、ーしゅ」


だから嫌なんだ。嫌いなんだ。スザクが他の男の名前を呼ぶ事が

幼馴染だか何だか知らないがいつもいつもいつもいつもいつもルルーシュルルーシュルルーシュと呼ぶスザクが嫌いだった

好きだけど大嫌い。
嫌いだけど大好き。





俺は寝ているスザクにもう一度覆い被さった











刹那的快楽

テスト終了〜♪

地獄の四日間を何とかクリア!
点数は謎だけど多分大丈夫だと思いまーす。やっぱり不安か

でも帰りに友達とたい焼き食べれて幸せ☆紫イモ味を友達が食べてMがクリーム、私がチーズクリーム♪




チーズクリームが一番濃厚で美味い!昔はチョコあったんだけどなぁ


再会する緑と黄色

貫かれた〜の続き





ジノ・ヴァインベルグは最近悩みがあった。大切な人が死んでしまいその後遺症かもしれないが時折記憶が飛んでしまっている事に。気が付いたときには外にいたり学園の裏庭にいたり、格納庫にいたりその間、自分が何をしていたのかさえ分からない

ただ言えるのは、アーニャもジノの行動が不審に思っていること。ジノのようでジノじゃない。時々別の誰かがジノの中にいるのではないか、と思うこともある程だ



そして事件は起きる。ある晴れた日の事だった




「おい。お前」


「ん?」


久々の学園にやってきてもスザクがいないからつまらない。授業もレベルが低くてつまらないし意味も無い。だから学園の中をふらふらしている時、後ろから女生徒に声をかけられた。黄緑色の髪の毛の美しい少女だった


「わ、俺に何か?」


「いや少し気になって様子を見に来たんだが、そうか。お前を・・・」


「?」


「ちょっと、いいか」


「なっ、!?」


少女の伸びた手が額に触れた。するとジノの正面は真っ暗になる。額からするすると下りる少女の手。閉じられた瞳の先には、赤く染まっている奇妙な光景だった


「直接会いに来たらまずいんじゃないかな?」


「かもな。・・・だがまさか、と思って」


「僕(スザク)が死んだこと?それとも力を彼(ジノ)に使ったこと」


「両方だ」


ジノ、いや今話しているのは紛れも無いスザク。そして共に会話をするC.C.は昔、契約を交わした相手だった


「僕を捨てたんじゃないの?」


「まさか。シャルルとの約束を果たすまではありえないさ」


「果たしたら終わりなんだね」


「その時にはお前は私との約束を守ってもらう」


「勝手だね。相変わらず」


「そうさ。私はC.C.だからな」


不適に笑った彼女をスザクは笑う。かつての三人、いや五人の約束。すでに亡き父とV.V.も含めればの話だが


「しかし、その力が死ぬ間際に発動するギアスとは知らなかったがな」


「僕もだよ。だからたまたま近くにいたジノに使ったんだけど」


「何だ。そういう理由だったのか」


「他に何か理由があるとでも?」


「いや」


苦笑気味に笑ったC.C.を不思議そうに見つめるスザク。こいつ無自覚なのか、と思うとどうしようもなく笑いがこみ上げてくる


「だがお前がナイトオブスリーにギアスをかけた事で否応無くこの男は我々に関係してくることになるが、いいのか?」


「あーそこまで考えてなかった」


「馬鹿だな」


「まぁでも」


「?」


「ジノは僕が好きなんだ。好きな人間の奥底に触れられるなんてこれ程の快感はないと思うけど?」


首を傾げるジノとスザクの影が重なった


(こいつ、変わってないな。こういうのも小悪魔というんだろうな・・・)


C.C.はぽりぽりと頭をかくとはぁ、と溜息をついた



「君だってルルーシュを巻き込んでるじゃないか」


「それとこれとは・・・・」


「同じ同じ。そろそろ神殺しは始まるのかな。だったらマリアンヌ様も覚醒しないと、」


「全てはお前の作戦通りか」


「君の契約者が僕にギアスをかけるまではね」


「悪かった。だがあれは私のせいではないぞ」


「分かってるよ。じゃ、もう僕戻るよ。C.C.もあまり外ふらふらしちゃダメだよ」


スザクはC.C.に手を振って別れる。長身のジノの姿はどんどん小さくなっていって消えてしまう。かの契約者は友人の死をありえない、と言っていた。だが事実。そして巻き込まれるのは偶然か、必然か。ジノ・ヴァインベルグという本人の知らぬ場所で生身の体は裏を生きている




「本当に失いたくないものは遠ざけでおくものだと言ったはずだ。スザク・・・・」




かつての約束はスザクの脳裏には残っていない






「あれ・・・。私は何を・・・」


先ほどまで自分は校内にいて少女と話していたはずだが何故か生徒会室にいた。足元にいたアーサーを抱きかかえると思い切り腕に噛み付いてきた。今まで一度も噛まれた事はなかったのに、その光景はまるでスザクに噛み付いたときと同じだったようにも見えた


「何なんだ。一体・・・」


意味の分からない最近の自分に嫌悪感が感じる。スザクが死んでしまった事がいつのまにか自分の無意識のうちに行動に出てしまっているのかもしれない。そんなジノの様子を向かい側のガラス窓から見ているものがいた

スザク。ジノの影の先にはジノの知らない笑みを浮かべるスザクが立っていた。だが今のジノには気づく事は出来なかった







貫かれた青と緑(ジノスザでスザクがギアス持ちvv)



「スザク・・・!!」


ジノの悲痛な叫びが政庁に響く。そして愛しい人が無残にも倒れる姿。アーニャも呆然とし携帯を落としてしまった


「救護班を呼べ!」

「枢木卿が撃たれた!」

「犯人を捕らえろ!」


スザクを憎むナンバーズはこのエリア11に大勢いる。だけどこんな場所にまで入り込んでくるとは誰も思わなかっただろう。油断した。スザクも、ジノも、アーニャも


「スザク!スザク・・・!」


背後から撃たれた銃弾は見事に命中してしまった。血まみれの床に倒れたスザクをジノは抱きかかえる


「あ、くっ、ジノ・・・」


うつ伏せの状態から仰向けにされて痛みに顔をしかめた。放心状態だったアーニャも目の前に起きた惨劇と何かが重なったように見えた


「ス、スザク・・・」


アーニャの小さな手がスザクの頬に触れた


「しっかりしろ!スザク!」


「ジノ、アーニャ・・・・」


顔色が白くなっていく。体も冷たい。不吉な予感がジノによぎる。そして一層強くスザクを抱きしめた


「あ、・・・」


漏れた声にスザクの目が開く。右目に突然熱が走り嫌な予感が走る。だけどこれはチャンスだと思った。昔、長い黄緑の髪の少女にもらったこの力


「ジノ・・・」


「ん、何だ、スザク・・・」


声が震えている。悲しんでくれているのだろう。自分の死を


「ぼくの、目を・・・見て」


「ああ。分かった、分かったから」


スカイブルー、なんてキレイなんだろう。もっと見ておくべきだった。スザクは今更ながら悔やんだ。そして右目が光る


ジノ・ヴァインベルグ。ナイトオブスリー。皇帝陛下の騎士。そして僕の最も愛した男


「スザク・・・・・?」


右の瞳が突然、赤くなった事を不思議に思ったジノがスザクの名前を呼んだときにはもう遅かった。鳥が羽ばたきジノの中に入っていった



「どうし、たの?ジノ・・・。スザクが・・・」


完全に息を引き取ったスザク。アーニャは下を向き続けていたジノの袖を掴むが返答が無い。それ程ショックだったのだろう。そして自分もあまりに悲しすぎる結果


「ジノ・・・」


「あぁ、ごめん。何でもない。アーニャ、彼を運んどいて」


「え・・・?」


あっさり床にスザクの遺体を放置して立ち去ろうとするジノの変わりように戸惑いを隠せない


「あ、でも・・・ロイドさんに頼んでコールドスリープにしといてって伝えといて」


金色の三つ編みを弄りながらジノは答える。その口調はどこか陽気さを感じさせた。でも、ジノではない感覚が残る


「じゃあ、ぼ、俺、やらなきゃならない事あるから」


ジノが消える。あまりにもあっさりと。あんなにもスザクを好きだと言っていたのに死んだらその気持ちは消えるのか。アーニャは怒りが湧き上がる。それはジノに対して


アーニャは気づかなかった。ジノの瞳はスカイブルーではなく赤い血の色に染まっていた事を




『お前、死んだのか・・・?』


「ああ、そうなんだ。C.C.・・・これから僕どうすればいいかな?」



頭に響いた声にスザクは答えた












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スザクにマリアンヌのギアスを持たせてみた。人の心を渡るギアス、とかあまりにも使えないけど面白いと思う!というかジノの中に潜むスザクとか萌えたvvどんな展開・・・

今度スザクがこんなギアスを持っていたら〜?な話をたくさん書いてみたい!


不良生徒ジノと風紀委員スザク♀ な話



はっ、はっ、はっ。自分の息だけが聞こえる。一階のカフェテリアから科学室、美術室、資料室、図書室。別棟の体育館までくまなく探した。それでもいない。ならばいる所はあそこしかない。すでに昼休みにチャイムは鳴り終えて生徒たちは自分のクラスに戻っていると言うのに

やはり奴は帰ってこない。これで授業のサボリはこれで十回は超えた。神聖なる学び舎にそんな不届き者があってはならない。襟章をぎゅっと掴み屋上の扉を思い切り開けた


「はぁ、っ、・・・やっぱり、ここにいた・・・」


屋上の手すりにもたれかかって煙をふかせている不良生徒。ジノ・ヴァインベルグ。父親が貴族のトップだか何だか知らないが学園長まで買収してやりたい放題な問題児


「枢木先輩、チーッス!」


担任や学園長も手をつけられない為、直々に監視役に任命された風紀委員の枢木スザク。生徒会のメンバーでもあり何より女好きのジノ・ヴァインベルグには効果的であろうという理由から決められた。『押して駄目なら引いてみろ』作戦だ


「っ、はあ、っ・・・・」


「走ってきた?」


「あったりまえだ!!一階から屋上まで走りっぱなしだ!」


「それはご苦労様です。風紀委員殿」


明らかに馬鹿にしている返答に腹が立って殴ってやりたい。その前に走り回ったせいで乱れた息を膝に手をついて整える


「もう授業は始まってる!クラスに戻って!」


「えぇーやだー」


「ダメ!それから煙草なんてご法度!!」


人差し指と中指で持っていた煙草を奪い取ってジノのせいで常に持ち歩いている携帯灰皿に入れる


「あーあ、勿体無い。今吸ったばかりなのに」


「こんなに若い時からこんなの吸ってたら早死にしちゃうから」


「いいよ。別に。俺、今すぐ死にたい」


「よくない。死ぬ前に授業を出てちゃんとこの学校を卒業してくれないと困る!」


先輩と後輩。問題児と風紀委員。ジノとスザク。奇妙な関係が最近では学園内でも見られるようになったのはいつからだったか


「そんなに俺の事が心配?枢木先輩」


「心配も何も君が授業に出てくれないと僕が困るんだよ!風紀委員として!先輩として!」


「ふぅん」


「後輩の不祥事を先輩が正すのは当然でしょ」


「先輩、ねぇ」


不穏な空気を漂わせ始めたジノにスザクは気づかない。ジノは遊び好きでもあり喧嘩好きでもある。不良軍団を連れて傷を作るのもスザクは知っていてそれを何度も注意してきた。まさに今、その喧嘩を始める時の空気になっている


「早く、教室戻って!」


ジノの後ろに回って背中を押す。体格もよく、身長も高いジノを押して行くのは女のスザクには体力の使う行為だがそうでもしないと戻ってはくれない


「先輩さー、彼氏いないの?」


「はぁ?」


「今時の高校生なんだから一人くらいいるだろ?」


「いるわけないだろ!そんな風紀の乱れるようなこと、っ!?」


「風紀が乱れる、か」


「ちょ、何する・・・!」


背中を押していた手首を掴まれて体勢を変えられる。ジノの胸に抱きこまれるようにされ、片腕は上に持ち上げられて空いた手はスザクの腰に回された


「ヤダッ!離して!!」


「無理ぃー」


「ふざけないで!いい加減しないと!」


「どうするの?助けを呼ぶ?・・・屋上だから声上げれば誰かが気づくかもしれないけど全校生徒が気づくかもな!」


「っ」


身動きの取れなくなった事をいいことに腰に回った手が少しずつ下へと下がってスカートの中に手を突っ込んだ


「ちょっと!やめてよ!!」


「反応カッワイイーvv」


アッシュフォードのミニスカートはスザクの白い足を露出させてジノの手を誘っているようにも見える


「風紀だ何だって言っても結局、女は口先だけだな。こうやって力で抑えればまともな抵抗も出来やしない」


「は、離してよ!お願いだからっ!」


「これからは俺に指図しない?」


「っ、」


「返答無しか。じゃあ離さない」


「ぼ、僕はただ君に授業に出て欲しいだけで・・・」


「学園長の命令だからだろ。それがなきゃお前は俺に見向きもしなかった。今更そんな口実は通用しないよ?」


スザクの手首を掴む手に力が込もる。そしてジノの大きな手が内股を何度も行き来する。その感覚がスザクの脳内を刺激して頬が紅潮してしまう


「あれ?顔、赤いな。もしかして気持ちよくなっちゃった?」


「うるさいッ!!」


「へぇまだそんな口が聞けるなんてな。お仕置きが必要だな」


「や、やだッ」


「そういうの男には逆効果だって覚えておいた方がいいよ」


手を足から離して腕だけを思い切り掴んだまま歩き出す。屋上に続く階段。電気がチカチカと点滅していてほこりっぽさが残る。その階段にスザクに押し倒した







「お仕置きタイムだよ。先輩」








ジノのスカイブルーが今だけは怖い、と感じた

















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続く、続かない。まだ考え中

ただ不良と風紀委員って萌えるなって思いまして!まだジノはスザクの事は呼び捨てには出来ないんですねぇ・・・。頑張って風紀委員さんを落としてください、ジノ君

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