ペガサス盛りな東京遠征の出来事を小出しにしてたら時間経っちゃいましたが、いよいよ薄ミュのレポいきたいと思います。
今回の薄ミュのタイトル
『ミュージカル薄桜鬼 新選組奇譚』
なんでも前作『黎明録』の続編としての顔を持っており、かつ薄桜鬼という作品の原点に立ち帰って描かれたもののようです。
とにかくとにかく千鶴が可愛かった。
開演前からパンフレットのフォトグラフのページに天使がかった千鶴が…!
本編でも夕餉の席で隊士達と一緒にお茶碗持って踊る千鶴がめっちゃイイ笑顔。
なんてお茶碗が似合う千鶴なんだ…総司はこんなに似合ってないのに。
いっぱいごはん食べる千鶴を想像したらほっこりしました。
総司の分も食べてください。
千鶴役を演じていたのは元SDN48の藤社優美さん。
へぇ〜元アイドルなんだぁ!
SDN48ねぇ…。
……なん、だと…?
え?何?SDNってあの…ど、どセクシーな…?
あの天使をこじらせた千鶴を観た後でこの事実はなかなか…へへへ…わかっていらっしゃる。
(※音嬢に寄せる為のギャップではない)
舞台は二幕構成で、第一幕は歌のラッシュの中に芝居が挟まれるような怒涛のような演出。
歴代の楽曲に今作の新曲も追加され、それなのに物語の流れがとても早く、まるで千鶴と新選組の瞬きも出来ない目眩く日々。
第一幕だけで凄い内容の詰まり方で、これ第二幕の最後の方やる事なくなるんじゃないかと思ったくらい。
ただし本番はその第二幕だった。
ばらばらになった新選組。
「俺はお前を幸せに出来ねぇ」と土方から突き放され、一人きりになる千鶴。
原田と一緒に隊を抜けた新八と偶然再会するが、その手には原田のものとおぼしき槍が。
「左之のだよ…だが今は俺のもんだ」
新八は不知火に会ったとの事。
場面は、原田の最期を語る回想に…
隊を抜けた後、原田は綱道が率いる羅刹の集団と遭遇。
満身創痍になりながらも立ち向かうその理由は"惚れた女の為"
「あいつに親殺しの罪を着せる訳にはいかねぇ…だからこいつは、俺がやらなきゃいけねぇ」
信念を貫いて綱道と差し違えた原田は、それを終始見守っていた不知火の目の前で息を引き取る。
事のあらましを知った千鶴は
「私のすべき事が分かりました」
と決意を胸に、土方の後を追い蝦夷の地へ向かう…
これは左之さんがメインヒーローですね???
これまで薄ミュの『原田左之助篇』が制作される気配が全く無かったので左之さんを不憫に思っておりましたが、原田篇はここにあったんや…!
何その見返りを求めない自己犠牲?
サクリファイス?
サクリファイス左之さん?
そのカッコ良さはずるいよ…!
カッコ良すぎるだろ…!
私だったら…私だったらこっちにしとくのに…!!と思わせられるアレ…!!
最近の薄ミュはゲーム本編の結末に捕われずに独自のマルチエンドを展開してくるから最後までどうなるのか分からないのがミソだ。
ちなみに今作で左之さんは千鶴に、龍之介の事と思われる人物の話をしています。
「そいつは最後まで刀を抜かないという信念を貫いた」との事なので、もしかしたら龍之介は小鈴ちゃんと幸せになれたのかも。
と、こんな所でミュージカル遠征のレポは終了です。
薄ミュの影響も勿論だけど鏑木と乙女ゲームの話なんかも色々したので、今すっごい何かしらゲームやりたい。