表紙には、
第7章エピローグ!「先輩、俺…話があるんですよ」森永の切り出す話とは!?
……就職話以外に何があるっていうのかと思うコピーでございますが。
ツッコミつつも、ドキドキで手が震える私。まずは目次を確認。今月から連載スタートの「ほんと野獣」の次ですね。
そして、高永先生がツイッターで言っていた「お知らせ」の件も、目次で見つけてしまいました。
「高永ひなこ先生サイン会のお知らせ」キターーーーー!やっぱりサイン会でしたね!どこでやるんだろう、と後ろから注意深くパラパラめくって行ったら、暴君の最終ページの対向でした…。あはは、最後のページ見ちゃったよorz
見なかったことに。
サイン会は7巻発売に合わせて名古屋で行われるとのこと。名古屋かあ…。行けないかなー。
★あっ、7巻は11月10日発売だそうです!!!
そして、野獣を読んでみたり。輝ちゃんかわいー。他の作品をチラ見したり。ぢゅん子先生の、えろなしで終わりかあー。
はよ暴君行けって?なんかね、開けないの……!読みたいんだけど、緊張しちゃって。
それでも読まずにはいられないので、意を決して、めくりました。
表紙は、兄さんと森永くんがこちらを向いて立ってます。
多分これは意図的にと思いますが、兄さんの表情が描かれてないのです。森永くんは兄さんの方を向いているので、かろうじて口元はなんとなく笑ってるように見えますが、はっきりとはわかりません。目はほとんど髪に隠れてます。
立ち位置は、腰に手を当てた兄さんのすぐ後ろ、ほぼ横並びで森永くん。森永くんの左手が兄さんに触れてます。
コピーには
「初めて…好きな人とひとつになれた気がする…」身体を重ね、心を通わせ合った夜は明け…
夜が明け。夜明けなんだ…まさに後朝(きぬぎぬ)…←複雑
今回、最初の1ページ目は前回の最終ページの再録。ぐったりしてる兄さんを森永くんがぎゅっと抱きしめて、「話があるんですよ」と切り出すページですね。
「あの 就職のこと…なんです」
そらそうだよな。そこスルーしたまま終われないもの。
兄さんは森永くんに寄りかかったまま、前を向いて「…ああ」と相槌を打ちます。表情は動いてません。
「ちっ、やっと言いやがったか」
「え?」
「知ってる 面接受けるんだろ」
「え!?なんで!?」
「福島教授に聞いた…」
兄さん、後ろの森永くんをうざそうに押しやる仕草(笑)。森永くんはまさかの福島教授情報に「あー」と顔を覆います。
「聞いたのもう結構前だぞ …いつ言い出すつもりなのかと思ってたけどな」
森永くんの方を見ないまま、淡々と言う兄さんに、森永くんが焦って抱きつきます。
「先輩、誤解しないでくださいね!?」
「ちょ…何が!?(書き文字で)ひっつくな!くっそ人が動けねーのをいいことに…ッ」
う、動けないんだ…兄さん動けなくなるまで…あああ…orz ←まだちょっと前回を引きずってます
でもこの言い方、デレの前の兄さん、通常の兄さんのノリに近い気がする。徐々に浮上、私!
「面接を決めたのはまだ先輩と気まずかった時です。俺ちょっとヤケになってたし…」
押しのけようとしながら、兄さんはその言葉で思うところあるのか、また大人しくなります。
「そんなだから…先輩がそばにいろって言ってくれた後… また…迷い始めてしまって…自分で自分がどうしたいか分からなくなっちゃって。考えてたんですよ、隠してたわけじゃなく… だから…その…ごめん」
「それで…結局どうするんだよ」
「オレ…就職しようと思います」
森永くんの出した答えに、少し考えてから「…そうか」と静かに言う兄さん。「例の…オレを支えるとかどーとかっていうバカな理由じゃねーだろーな?」とじろり。
「ええ!?あっハイちがいますっ」と森永くん。でもね、ほんとは「支えたい」というのはきっと思ってるよね。
ここでは違う理由を説明します。
「研究よりも、その成果をどう使うかってことを考える方が向いてる気がしたんですよ」
「へえ…」
私も(へえ…)と思ったよ…。森永くんらしいのかどうか分かりませんごめんなさい。
「でも…あの 先輩は…オレに大学に残ってほしい…?」と恐る恐る聞く森永くん。
それに対し、兄さんは即答で「バカかお前は」と返します。ここでやっと振り返って「お前が真剣に自分の将来考えて決めたことだろ だったらオレは文句なんかねえよ」男前です!かっこいい兄さん!素敵!惚れ直す…!
「…ですよね、先輩はきっとそう言うと思ってた」森永くんも見蕩れてる感じ。
「大体…そばにいろって…そーゆーイミで言ったんじゃねえし」
単に、物理的にそばにいてほしい訳じゃないと。ここでは兄さんはまた顔を前に戻してしまって、表情は見えません。
森永くんは兄さんの肩とお腹に手をかけて、もう一度抱き寄せる感じで「先輩…」兄さん、ひくっ、と反応。(ここで森永くんの手が兄さんのパジャマのズボンにちょっぴり入ってるのに気付いてちょっとイラッとしちゃった☆
「オレ…別の道に進んでも 一生…離れませんから… ずっとそばに いさせてくださいね…」
プロポーズ!プロポーズだね…!森永くんの目には涙。
兄さんは「…勝手にしろ バカが」
ああ、許容してしまわれた…いや、兄さんはずっと森永くんを受け入れてきたものね。そばにいろ、って言ったのは兄さんが先なんだしね。
ここまでで一連のシーンは終わり。
次のページには、「ぴかっ」という擬音と共に、スーツ姿の森永くんが。でもここでも表情が見えない。顔に一筋、たらりと汗が。
めくると、スーツ姿で「ぴか ぴか ぴか…」とキラキラな効果も飛んでるのに青ざめてずどーん、と落ちてる森永くん(笑)。ぴかぴかの一年生!?と思ったら、面接後に一週間の研修を言い渡されたみたいです。
普通なら喜ばしい場面で、きっとキャラも「やったー面接受かったー」みたいに浮かれてるところなんでしょうけど、さすがは森永くんです。兄さんと離れ離れになるのがいやだとダダ捏ねてます……(笑)。
「良かったじゃないか 面接上手くいって」と兄さんはあっさり。それに対して「えーっ」って。もしもし森永さん?
「オレは名古屋支社を希望するつもりで!ずっとそばにいるって約束したのに…いきなり一週間も離れ離れなんて…」と兄さんの手を握り締めて文句言ってます。兄さんがイラッ…としてるのも笑えるw
「うぜえ!一週間程度かえってオレはせいせいするっつーの!」と言いながらどかっと蹴りつけた!わー、兄さんが蹴ったー!(嬉)森永くん涙目!!!(喜)
「大体な!S製薬の支社は全国にあるんだぞ!希望したところでそうそう思い通りにいくか!このボケ!」
「な、何言ってるんですか!オレ絶対名古屋支社だけは死守しますからね!」
何言ってんの!?はこっちの台詞じゃああああ(笑)。おかしいよ森永くん!
「あっでも浜松ならギリギリ新幹線通勤可能……」
といいこと思いついた!的な森永くん。兄さんのイライラはぴきぴき、に(笑)。
「新卒の分際で分不相応な妄想にひたるんじゃねえっっいくらすると思っとんじゃ!」と一喝、そしてまた蹴られた模様(笑)。あー、兄さんだなあ…(*^^*)
……でもそういう予想、したことありますね。浜松ならなんとか…と(笑)。兄さんが常識で妄想をねじ伏せました…。
先輩は… 相変わらず すぎて 泣ける
と森永くんのモノローグ。良かった、兄さん変わってなくて♪
しくしく泣きながら、兄さんと森永くんは部屋を出て玄関の扉を閉めます。二人仲良く出るのね。
「お前…いい加減にしろよ」兄さん呆れ気味。
「だって…!先輩はなんでそんなへーぜんとしてんですか 少しはさびしいとかないんですか」
森永くんはスーツにコート、スポーツバッグ。兄さんはPコートかな?カワイイ♪
「は?全然 まったく」
で、書き文字で「さびしい?なにそれおいしいの?」って(笑)。怒りマークも頭についてる〜。
森永くんは「ひどい!」
先輩ったら…そばにいろって言ったの先輩なのに!ただでさえあんなイザコザのあとだから不安なんだよ…そういうの全然解ってくれないんだから…
森永くんは不安なんだ…。兄さんはそういうのなさそうだなあ。
「そもそも!一週間程度でそこまで思えるお前の方が謎なんだよ!カナダに2ヶ月とかもあったじゃないか、忘れたのか!?」
「カナダですって!?あの時オレは死にそーに寂しかったです!あんなの2度とゴメンですよ!」
森永くんうるうるおめめ、ちょーわんこーーーー(笑)かーわいい♪←私わんこ攻大好きです。
寂しいと臆面もなく言いきっちゃう森永くんに若干ひき気味の兄さん。
「だとしても過ぎちまえばどうってことないだろっ 騒ぎ過ぎなんだよてめーは」
「先輩」
「大体…浜松なんてカナダに比べたら近所じゃないか その気になったらいくらでも帰ってこれる距離だろうが…」
お、おおお。兄さんが諭している。
「それは そうですけど」
「なあ森永… お前の家はここだろ?」
え?と森永くん。
「オレの家もここなんだし オレはどこにも行かねーから… 頑張って行ってこい な」
なんだかめっちゃ優しくない…?言い聞かせてますよ?(いなこさん談:兄さんがお母さんになった…)
もう これだから かなわない と森永くんが惚れ直しております。
あ、ここまでずーっと玄関前です。アパートの廊下、共有スペースです。
そんなところで兄さんにひっつく森永くん。兄さんの手をそっとぎゅっと握ります。
「おい…よせバカ!」
「はい 頑張ってきますね?」
「…おう」
だいぶ顔近い!ちゅーできちゃう距離!
「いってきます 大好き」
ここが オレたちの 帰る場所
というモノローグでおしまい…と思いきや。
おまけが。
「で…いってらっしゃいのチューは…」とハート付きで要求する森永くん
「マジで調子に乗せたらマズイ男代表だな!」どごーん!「うわーん!」
THE END
……ふふ。暴君らしいラストでした。
兄さんが兄さんだった。良かった!!!
男前でかっこよくって可愛い。
でもね。暴君ってずっと前からこうだったよね。
恋人って形には結局なってないけど、ずっと一緒なの、同じ。森永くんは不安になることはないと思うよ。
そうそう、「一生離れませんから」って台詞はわんこならではだな〜と思いました。離さない、じゃないんですね。ご主人様についてく感じ。そしてそれを許す兄さんなりの愛情表現が「勝手にしろ バカが」なわけです。
兄さんの愛情はイコール恋情なのかはわからないままだけど、7章は森永くんが望む「生涯のパートナー」になる第一歩な気がしますよ。
あー、良かった。
先生が「兄さんはなにも変わってませんよ」とツイッターでおっしゃった通り、兄さんは兄さんでした。
ありがとう、そしてありがとう!高永先生お疲れ様でした!
暴君CD4が11/2、7巻が11/10。8巻の発売日は公表されてませんが、来年頭には出るらしい。まだまだ暴君熱は冷めやらず、です…!
※10/7未明、高永先生の告知がありましたので追記します。
名古屋でのサイン会の詳細です。
●場所 星野書店近鉄パッセ店
●10/7 10:00から、7巻予約受付開始。7巻の予約内金または購入(前払いってこと?)した人に整理券配布。遠方の人は10/8以降電話での予約受付可。
●募集人数 150名予定
●問い合わせ電話番号 052-581-4796
●サイン会実施日時 11/19(土) 14:00から
GUSHの告知ページから書き出したものです。注意事項などは本誌で確認してください!
8巻発売時には東京でのサイン会予定、と欄外に書いてありました(*^^*)
ほんと兄さん変わってなくてよかった…(´;ω;`)
そして、ねー!
惚れ直しますよねー!
森永くんわんこで久々に(←おい)かわいいと思いました!
わたしまだまだ整理出来てないので人様の感想読むのでせいいっぱい…(´ω`)
syuyuさんは森永君が嫌いなの!?
と、前半部分で思いましたが…
後半の「わんこ攻め大好き」にほっと一安心。
いや、もちろん私は宗一兄さん激ラブですが、森永君もそれなりに好きだからね(あくまでそれなり!)
本当に暴君らしいラストで楽しかったですよね♪
このふたりは最初から最後までこのままなんでしょうね。
そういうふたりを改めて好きだなって思えました。
それにしても…
宗一兄さんはカッコよかったですよね!
ホント、惚れる…!
所々で入るsyuyuさんのぼやきがすっごくおかしかったです(笑)
「就職以外になにがあるのかって…」
ホントそうだよ!(笑)
お邪魔しました。
syuyuさんのおっしゃるとおりでしたね!
兄さんは兄さんだった〜(*^^*)
何度も森永君を蹴倒してくれて胸のつかえが取れましたー♪(←)
でも森永君も兄さんにウザがられて怒られるの楽しんでるような感じがします。
これも二人のコミュニケーション(レクリエーション?)の一つなんだろな〜
と思ったらちょっとまたぴきぴき来た(笑)
でも森永君の中にすごく余裕が生まれた気がします。自由になれた気がする。
兄さんという港を得て外に飛び出して行くことを決意できた森永君を素直に応援していきたいです。
感想ありがとうございましたー★
ようやくエピローグ読めました!
先生がおっしゃっていたように
兄さんは変わってませんでしたね。
兄さんは漢前で優しくて可愛くて暴君でした!
兄さんと森永君が大好きです(>_<)
次はCD4ですし、コミックスや書き下ろしや、
番外編も楽しみです!
暴君熱冷めやらずでいきましょうね〜
感想ありがとうございました〜♪
いらっしゃいませ!
兄さんは兄さんのまま、森永くんは相変わらずわんこではありますが、やっぱり収まってしまったのねえと幾許かの寂寥感がございますよ。
森永くんのウザさ満開で、つい顔が緩んでしまいます。
ありがとうございました!
いらっしゃいませ!
えっ!?嫌ってるなんて、そんなことは…と読み返したら確かにあんまりいい印象を与えない書き方でしたね。反省。
森永くんが嫌いなのではないのです。兄さんが好き過ぎるだけなんです。森永くんと兄さんについて話したら、どんだけ時間があっても足りないと思う(笑)。兄さんかっこいいよね。そして可愛いよね!
ぼやき…(笑)いや他にもいろいろね。言いたいことありますけどね。
もっとじっくり二人が寄り添う様を見たかったなあと。うん、これもちょっと別記事案件なんですけども。
ありがとうございました!
いらっしゃいませ!
リアルタイムで追いかけて来た方は感慨もひとしおだったのではないかと思います。
恋愛もひっくるめての家族愛ですよね〜。兄さんはどこまで自覚しているのか…。謎は残る…
サイン会、楽しんできてくださいね♪
ありがとうございました。
いらっしゃいませ!
仲良く喧嘩しな〜、ですね。トムジェリ…
お互いに甘えてる部分あるし、受け入れてくれると信頼しているからかなんかもう喧嘩してても甘い感じ…(^^;)
「俺はここにいるから」おお、確かに港ですね。森永くん浮気スンナヨ!←でも嫉妬でぐるぐるしてる兄さんも見たい
ありがとうございました!
いらっしゃいませ!
先生が「兄さんは変わってない」とおっしゃったので、大分安心して読むことができました。あまりにも普段通り(?)だったのでちょっと森永くん可哀想とも思ったんですが、それはそれで幸せの形かなーと。
CD4も7巻ももうすぐですものね。まだまだ新しい兄さんと森永くんに会えることが楽しみです。
ありがとうございました!
いらっしゃいませ!
かっこいい森永くんはデフォルトなので、そこが崩れる(残念とかへたれとか)ギャップ萌えがいいと思う兄さんファンですごめんなさい…(笑)。
でも好きな人にはかっこ良くあってほしいものですよね。
今後も暴君らしく、続いてほしいと思います。
ありがとうございました!