なんか書きたくなったの!
短いですが……良かったら追記からどうぞ。
※原作とは一切関係ない妄想文です。
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高永ひなこ先生作「恋する暴君」の感想ブログです。
なんか書きたくなったの!
短いですが……良かったら追記からどうぞ。
※原作とは一切関係ない妄想文です。
【instinct ?】
なんでもない日常の連なり、そんな日の夜。
明日も大学に行くし、森永の作った夕食を食べて少しのんびりして、風呂に入って、あとはもう寝るだけ。
バスルームからリビングへ戻ると、森永はコーヒーを飲みながら雑誌を読んでいた。
「……まだ寝ないのか」
「うん、もうちょっと……」
ちらっと宗一を見上げ、森永はすぐに雑誌に視線を戻した。図書館で借りてきたらしい科学雑誌で、読んでいるのは専門外の記事のようだが、面白いらしく目が輝いている。時折頷いたり、前のページに戻ったり。宗一は部屋の入り口で、そんな森永の様子を見ていた。
「?先輩?寝ないんですか?」
「寝るよ。……おやすみ」
「はい、おやすみなさい」
笑顔で挨拶をして、また雑誌に目を落とす。コーヒーカップに手を伸ばし、一口啜る。別に、変なところは何もない。
それなのに、胸だか腹だかがもやもやして落ち着かない。
訳の分からない衝動に駆られて、宗一はドアノブから手を離し、森永の方へ歩いて行った。
「せん……」
驚いたように顔を上げた森永の唇に、宗一の唇がぶつかってきた。突然押し付けられたそれはひどく衝動的で、宗一自身も戸惑ってすぐに離れた。
「あ……、」
自分が何をしたのか気付いて、さあっと頬を赤く染めた宗一は身を引いた。そのまま何も言わずに踵を返し、部屋へ行こうとする。
「ま、待って先輩!」
森永は慌てて立ち上がり、宗一を追い掛けた。腕を掴んで引き寄せる。
「今のキスの意味は?」
「別に……意味なんか」
「キス、したかっただけ?」
なんとなく、それが正しいような気もする。しかし違うような気もする。
「それとも、お誘いだった?」
それはちょっと違う気がしたので、首を横に振った。
「なんだ、先輩から誘ってくれたのかと。……じゃあ、もうちょっと一緒にいましょうか」
ずっと、朝から晩まで一緒だった。毎日、毎日。今日も一緒だった。これ以上一緒にいなくても充分なはずなのに、宗一は何故か頷いていた。
二人で並んで、ソファに座った。俯いて固くなっている宗一の顔を優しく自分の方に向けさせ、口づける。
柔らかく解けはじめた唇は、抗うこともなく森永を受け入れ、ちゅっと音を立てて離れた後もしばらくうっとりと目を閉じたままだった。
「先輩、かわいい」
「お前、それ言うのやめろ……かわいくなんかねえし」
「なんで?俺の大好きな先輩は男前でカッコよくて綺麗で可愛いんですもん。それに最近ちょっと素直。ますます可愛い」
「素直じゃない俺は……キライかよ」
「拗ねてる先輩も好き!」
言いながら、熱くなっている宗一の頬に森永が唇を寄せた。お互いの瞳に、お互いが映っているのが見えるくらい、近くにいる。宗一の胸だか腹だかのもやもやは、消えない。けれど、さっきより心地いい。
「全部俺のだ……俺の」
へへっ、と嬉しそうに笑って、ぎゅうぎゅう抱き締めてくる森永の腕の中は、どこよりも気持ちがいい。
控えめに森永の腕を掴んで、森永が言った「俺の」という言葉を反芻する。
テーブルの上に置かれた雑誌はもう閉じられている。
ここにいて、俺を抱き締めている森永は、「俺の」だな、と宗一は思った。
end.
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どこのばかっぷるですか…
ええ、ただいちゃいちゃが書きたかっただけです!砂吐きたくなったんですすみません……!ブラックコーヒーとか激辛料理でも食べてください!
instinct?はSOFT BALLETの曲です(またか)。大文字だけど。英語としてはありえないところに疑問符ついてますが気にしないでください。あと原曲を聴いてドン引きされても責任持ちません(笑)。
単語の意味は「衝動」。兄さんの衝動的な行動は可愛いよねー、って感じで。でも兄さん的には「なんだこれ?」だと思うので疑問符つけて、「あっこれソフバにあったぜ」ってパクリました。w
性 別 | 女性 |
誕生日 | 12月14日 |
地 域 | 東京都 |
職 業 | その他 |
血液型 | A型 |
さっきのと言い23日がんばったね、すごいや。
よいですな〜ラブいちゃはよいですな〜
森永くんしあわせものですな〜
かあいらしい兄さんをありがとうございました!
何回も読んでしまいますっ
勘違いで申し訳ない。
砂吐きそうなほど甘いふたりは妄想世界の醍醐味ですよ!
私はまだまだ全然いけますよ?
じゃんじゃか、いちゃいちゃでもらぶらぶでもさせちゃって下さいね♪
それにしても、こういうふたりは大好きなのに、森永君が憎い!(笑)
ありがとうございました!
「俺の」とかいって図に乗る森永君が憎い!!
キョウさんに激しく同意。
悪あがきといわれようが、このジェラシーは
永遠!!ヽ( `皿´ )ノ
甘い二人を書きながら、嫉妬する集団=T兄さん。(笑)
朝まで語り合いたいです!(o´∀`)
お邪魔しました☆
ニーサンの日にSS二本立て!スゴイ!
兄さんのち◯美えりょにはやられました〜!萌える!
そして、兄さんからのちゅうにも萌え萌え!
それが足りなかったのですよ〜。
ね?落ち着いたでしょ?兄さん。
オフ会合宿はカオスでしたね〜♪
皆さん素敵だぜ!
恋する暴君はサイコーです!
syuyuさんの次回作も
楽しみに待ってますね〜!
ありがとうございました♪( ´▽`)
いらっしゃいませ♪
そうですね、かなりイッちゃってる曲ですものね、これ。最初聞いた時「うら若い女子がこれを聞いて狂乱して踊るのか。恐るべし」と思ったもんw sound masturbationてwww(自虐的歌詞)
そのいちは、前々日に仕上がってたんです。そのにを突貫で書きました。
甘いのまだいけますか?がんばります。
ありがとうございました!
いらっしゃいませ♪
ふふふ、若干照れながらもいちゃいちゃしております。
森永くんが自分を見てないと嫌とか、どこにいるんだそんな兄さん!と思いながら書きました。
何回も…(照)そんな…(キャッ)
ありがとうございました!
いらっしゃいませ!
すみません続いてませんでした(笑)。そのいちの森永くんはあのまま放置です。
いいんでしょうか、まだ書いても?読んだ人が「ありえん!」と文句を言ってきそうで…。
不思議と、書きたい話はぽろぽろあるんですよね。
なので葛藤してみたり(笑)。
ありがとうございましたー。
いらっしゃいませ!
ジェラってますね(笑)。自分の書く森永くんは、実はそんなに憎くないです。人様が書く森永くんがいい思いしてると「キー!」ってなります。すごく勝手!(笑)
私もいのさんにお会いしたい…夜通し…お泊まり?
いつか実現したい!
ありがとうございました(^^)
いらっしゃいませ♪
そのいちに続き、お優しいコメント…。感想と妄想は別、と言っていただけてありがたいです。
私、森永くんには兄さんをちゃんと受け止めてほしいんだなーと思います。「話を聞いてあげなきゃ」っていうよりも「解ろう」としてほしい。夢かな…。
ありがとうございました!
いらっしゃいませ♪
珍しくタイミングが合ったのでにーさんの日に上げてみました(^^)
ちゅうも足りなかったけど、兄さんは森永くんを独占したかったのですね〜。自分だけを見てて欲しいって…うあ砂吐く。
合宿はほんと、カオスでございました。だけど破目外して暴れたりとかは全然ないんですよ!さすが大人の女性の集まり。……いや朝食時にちくびちくび言ってましたけどね(微笑)。
次回作、構想はいっぱいあるんで頑張ります!
ミナトさんのSSも楽しみにしてますよ〜〜
ありがとうございました!
まず二本立てなことにニヤニヤしてしまいました。二本も読める〜♪
合宿で生まれたというコラボSS!ちく美がこんなに美しくかつ卑猥に描写されてるSSは初めてです…。いやあああ兄さんのちく美が色々なもので淡く色付いて…!想像しただけでハァハァです。次バイキング食べる機会があったらニヤニヤしちゃいそうです(笑)
それから、二本目のSS。わあああ幸せな二人ですね!兄さん可愛いです甘いです〜!衝動的にキスしちゃう兄さん…あああそんな可愛すぎます…。
森永くん、調子乗ってますね〜(笑)でも兄さんがそんな森永くんでいいなら…私もそれでいいです…(´`*)兄さんが幸せならそれで!
とにかく柔らかくて優しい雰囲気のSSで幸せになれました。
ありがとうございました〜v
いらっしゃいませ♪
ほんとはちくびSSだけのつもりだったんですが、ついムラムラして書いちゃいました(笑)。
ちくびに関しては、造詣が深くないのです…。卑猥ですか、良い言葉です。確かに卑猥。
こう、腐女子らしくいつでもどこでも妄想できればいいんですけど、そういうスキルが足りないみたいで、皆さんに妄想の種をいただいて助かっております。
甘甘SSは、兄さんの衝動と森永くんの「俺の」が書きたかったのでした。お互いに独占欲ハアハア。
くるめさんの優しい言葉で私も幸せです。
ありがとうございました!