話題:不思議な事



自室にてのんびり読書していた時の事。とある物が必要になり、手元にあるだろうと探すも見当たらない。仕方ないので半径を広げて目で探せば、今いる地点から四歩も歩けば取れる机の上にそれはある。

非常に面倒くさがりな性格と本も丁度面白いところに差し掛かった事から、それを諦めて暫く読書に集中していた。

キリのいいところで顔を上げ、さて、机の上にあるそれを取りに行こうと目を向けると確かにそこにあった物がない。おかしいと探してみるとそれは手元に置いてあった。



読書中、自室に家族が入ってくる事はなかったし、非常に面倒くさがりな私がたとえ無意識だったのだとしても取りに行くとは考えられない。



不思議だ…。