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記憶は当てにならない(ネタバレ無し)

読書の習慣が皆無に近い人から「オススメの小説、何かある?」と訊かれた。偶々読んだ小説が面白かったらしく「もっと読みたい」と思ったらしい。
出来れば短編小説で小難しくないものが望ましいとの事。それを念頭に入れて所持している本の中から選ぶ事にした。
あの小説は面白いけれど登場人物の癖が強いから受け入れてもらえるかどうか疑問だな、この小説も面白いけれど長編だから駄目か…と頭を悩ませていたところ、そういえばあれも面白かったなと思い出した短編小説が


最後に再読したのが数年も前で、ストーリーをきっちり記憶しているものもあれば、ぼんやりしているもの、目次を見ても思い出せないものと多々あった。とはいえ、読後感は最悪だし精神的なダメージは大きいものの、乙一先生の小説にしてはグロさはマイルドでそれほどでもなかったな…という感想は記憶にしっかり残っていた…筈だった。
読み返してみて衝撃を受けた。記憶していた以上にグロかった。別にジャンルの指定はなかったので、これから夏本番だしホラーではないけれど恐怖という意味ではピッタリかも…と、読んで問題無いと判断したらオススメするつもりでいた。けれどちょっと考え直そうかな。

後味の悪さ、残酷な表現や展開が好みでない人は、ただただ不愉快な気分になる小説だと思います。ご注意ください。
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