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金色の鍵

その存在は、何を意味するのかー…


[ホテル4階へ]


颯刃:まだパーティー用フロアなんだ;

斎:…ククッ…馬鹿の馬鹿騒ぎでもやっていたのかも知れないな?

赤兎:ホレホレ、案の定ガーディアンが隠れてるぜ?…ケケケ…

颯刃:怒ってる…のかな?;

斎:所詮蟷螂だ、怒ろうが嘆こうが虫けらに過ぎん(シレッ)

―――――ーーーーーーーーーーーーーー

颯刃:痛くは無かったけど噛まれたや;
(苦笑)

斎:問題無かろう…尤も、有ると言うなら俺が舐めておいてやるが?(ニヤニヤ)

颯刃:あ、いや…;

赤兎:汚ぇよ、問題無いんだから変な事すんな(半眼)

斎:クククッ…冗談だ(ニヤニヤ)

鏡人:…出て来い…(隅に銃向け)

購買部員:ヒッ!!;酷いじゃ無いか…撃たないでくれよ!?;
(両手挙げ出て来る)

赤兎:なんだ、ヘタレ部員か…
(半眼ぼそり)

鏡人:………(銃降ろし)

赤兎:さっきの気配はヘタレ部員のだったのか…?;

斎:毎度思うが、わざわざこんな場所に店構えするならば学園が目星を付けている向こうに居れば良いものを…
(軽く蔑み目線)

颯刃:………

鏡人:…颯刃…

颯刃:…あぁ…上に何か居る…

赤兎:どうせガーディアンじゃねぇのか?

颯刃:行ってみよう…!

―――――ーーーーーーーーーーーーーー

斎:どうやら、此処から上へは瓦礫のせいで行けそうに無いな…

赤兎:誰にも会わないんだ、ヤッパリ気のせいだったんだろうさ

颯刃:おかしいなぁ…?;(首傾げ)

鏡人:…足音…(警戒体制)

斎:部員がガーディアンにでも追い回されたか?
(シレッ)

颯刃:あ、あれは…!!

赤兎:おっ!下っ端信徒じゃね〜か!!

鏡人:…殉滅する…(戦闘体制)

―――――ーーーーーーーーーーーーーー

斎:相変わらず趣味の悪いセンスだな

赤兎:ケッ、所詮雑魚だぜ…ケケケ…

鏡人:…様子が変だった…

颯刃:確かに、何だか追われてるみたいだったし…ん?

赤兎:メッキバッチだな

颯刃:でもコレ、上級信徒しか持って無かった様な…?

斎:恐らく…鍵だな

颯刃:えっ?

斎:横浜にも有っただろう、ソレを鍵とする扉が…

颯刃:あっ!じゃ、コレって…

鏡人:…封鎖された扉の鍵…

斎:可能性は有るな、下っ端が持っているのはやむを得ずだろう

颯刃:よし、一度戻って確かめてみよう!!

鏡人:…!…誰か来る…(構え)

颯刃:…っ!!…

赤兎:Σわっ!急に刃物振り回すんじゃねぇっ!!;

皇:Σムッ!龍達か…!;(剣を引く)

颯刃:皇!!;

斎:おやおや、いきなり斬り掛かるとは…随分な挨拶だな?
(ニヤッ)

皇:…済まない…信徒を見付けて追っていた…悪気は無い…;

鏡人:…それで慌てていたのか…
(信徒をチラ見する)

颯刃:中華街ぶりだな!(笑)

皇:ム、そうだな…(笑)

しかし、あっさりと倒す辺り、流石龍達だ…

赤兎:あったり前だろ〜(フフン)

皇:ウム、赤兎も元気そうだな(笑)

颯刃:………(苦笑)

皇:ところで、向こうに行き止まりが有っただろう?

あの先へ行く手立てを探しているのだが…;

颯刃:あ、それなら平気かもよ?

皇:何?

颯刃:ほら、コレだよ(バッチを見せる)

皇:……!!…;

あ…あぁ…そうなのか…;

颯刃:コレが鍵になるかも知れないんだよ

皇:…むぅ…;ならば、俺も一緒に行こう

此処は調べたが他には何も無かったからな…

颯刃:あぁ、一緒に行こう(笑)




鏡人:………

斎:お前も気付いたか…

鏡人:…様子が…変わったな…

斎:ククッ…あぁ、だが今は先に向かうとしよう…

鏡人:………









To be continued...
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