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最近創作意欲が激減

飛鳥んちに行ってパワーを貰わないと

…飛鳥のパソコンに

赤い涙が落ちる時17


掴んだその腕を
俺の手がすり抜けた

いよいよなのだ


『大丈夫 また逢いに来るから』

「でも条件って…」

『早く逝きなよ!!往生際が悪いよ』


杏奈が言う

でもそれは
何かを言おうとする京助の助け舟のように思えた

『僕はあなたに逢えて良かった』

「京助…」

体が薄れて行っている

『ありがとう』


そういうと

京助は

薄れ行く唇を

俺の唇にあてた



「…っ!?」

『あぁ!!』

杏奈が叫んだ



『ばいばい』

もう見えなくなるその顔はどこか誇らしげで

今までで見た最高の笑顔だった

そうして



彼は消えた






「京助……」

『じゃあ…あたし帰るね…絶対後悔させてやる…久保田』


スッと杏菜も消えた


「………」


俺は目をとじた


静かに静かに息を吐く


「京助」



俺は力なくよんでみた…

「もう一度…逢いてぇよ…」


条件とはなんなんだろう…


でも、しってしまったらいけないようなきがする…


でも、俺は知りたかった


どうすれば…会える?わかる?



「京助…





大好きだょお」


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