アカネ
そう聴いてどっと疎外感が胸に飛びこんできた
今理解出来るのは
何らかの理由で
2つの名前があった目の前の人
シュオン
もう1つの名前は
アカネ
俺はシュオンとして接してきたし呼んできた
それでも
俺の知らないアカネとして俺の兄、輝貴と接して呼ばれていたのだと思うと…
今、シュオンの家に戻り屋上に行く為の階段を上っている所だ
シュオンの手には前、自慢気に説明していたヘルマン・ビヒレのヴァイオリンがあった
階段の最後の段を踏んだ時
後ろを振り向いた
俺の兄
輝貴
音楽しかない奴が音楽を辞めるとほざいた
シュオンはそれを自分のヴァイオリンの音で止めようとしている
そう簡単に行くもんかと自覚出来る程の嫉妬心が腹で渦巻いている
そうこう考えていたら
シュオンが屋上のドアを開けた
光が瞳を貫いた
幾つもの太陽がそこらじゅうにある感じ
目が慣れてくると太陽の正体は照明だと分かった
もっと目が慣れてくると驚く事にドラムやギター、ピアノまであってそれぞれに如何にもな人がスタンバイしていた
芳心状態の俺と兄貴の隣で
シュオンことアカネが着ていたパーカーを脱ぎ捨て
真っ赤な衣装に身を包み
キラキラした笑顔でこちらを向いた
それは俺の知るシュオンじゃなかった
「さぁ1夜限り!!アカネのライブ!!ぼーっとして聴き逃すな!!」
2月の夜空の下
観客は2人だけの
限定ライブ
大切な人へ
*あなたの好きな物(人)は?
猿!!(!?)
*送り手の好きな物(人)は?
ホンワカ
*送り手と出会うキッカケは?
エムブロ
*送り手の第一印象は?
ホンワカ
*今の印象は?
ホンワカ
*ずっと身内(友達)でいたい?
もちのろん!!
*送り手のいいところ
ホンワカ
*送り手の駄目(心配)なところ
手は無事でつか?
*メッセージ
これからも宜しくお願いします!!
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