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堪忍袋

私には姉がいまして




まぁただの愚痴なんで
明るい記事を期待して来た人は
ブラウザバックしてください


クラスに一人はいる、明るくて人より率先して物事にとりくみ他の子に指示するような人
姉はそういう性格で

デザイン生の私が出展した展示会では
私が必死で作ったデザインの本に、姉は
「あの子もここまで来たか」
と、感想を言ったらしい


ここまで聞けばとても素晴らしい姉のようで
欠点もなく、妹の私に当然好かれる存在

そんな風に聞こえる





ある日姉は私の手をとり兄の部屋に行った
なんとも急かした風で私も緊張する

「ほらこれ!」
指差した先には兄が読んでるであろうマンガ
手塚治虫や藤子・F・不二雄が並ぶ中に野球をする女の子のマンガが
何巻かそろっていて、見るからに男子向けのそれ
おお降りの女の子バージョンかなと思案し、これがどうかしたのかと思ったら

「こんなの読んでるんだよ!?」
どうやら姉は一部の男性が好む特殊なマンガだと思ったらしく、兄の持ち物を批判した


私はびっくりした
だれが何読んでてもいいじゃねぇか
ほっとけよ

いわゆるオタクというものに耐性のない姉
私がボーカロイドを聴いてるだけでなじってくる
好きなマンガが共通した友達をもつ私に「友達は選んだ方がいい」という








それがどうだ
最近ではボーカロイドがランキングに入れば「5年前はオタクのものだったのが、今じゃ認められて凄いね」とか
「私の友達を悪く言わないで」とか

自分の価値観しかみていない
自分の価値観が正しいと思ってる
それ以外は異常、異質、気持ち悪い







「あの子もここまで来たか」

「あいつもここまで落ちぶれたか」
ってこと





こんなこと言ってもまだ妹に好かれてるなんて思ってる



なんともお粗末で短絡的で自分勝手な考え方だ






姉を愛しているかどうか


もし今、この場で嫌いと言ってもいいですが
明日姉がいなくなるような事があればす少しは後悔するだろうな

くらいにはちゃんと愛していますよ

まだ大丈夫、大丈夫





………大丈夫
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