・銀魂小ネタ
・突発
・そして中途半端に終わる
・ぐだぐだ
・少し妄想した
・主に高杉
・若干の若干…腐?でもないか
・くだぐだ(大事なことだから二回)























耳障りだ。
見回せば子供しかいないのだから仕方ないと納得せざるを得ない。



「…俺の頭もついにイカレたか?」


見覚えのありすぎる顔ぶれ。
嫌でも目につく三人組だ。


……ちっせ

思わず鼻で笑うと、その内の一人がつかつかと歩み寄ってきた。



「おいお前」

「あ?」

「…!」


睨みをきかせると身体をこわばらせ少し後ずさる少年。
高杉は再び問うた。



「何だよ、ガキ」

「っお前誰だ!何しに来た!」

「…別に。少なくともてめェみてーなガキにゃ用はねェ」



しっしっと手で追い払う真似をしたが、少年はさらに声を上げる。


「じゃあ先生に会いに来たのか!?先生には会わせねーぞ!」

「………」



確信した。

…あァここは、そうか
一体どこのどいつが、こんな嫌がらせをしやがるのかは知らねェが




「…おいお前」

「な、なんだよ」



高杉は初めて自らしゃがみ込み、少年と目線を合わせた。



「止まるなよ」

「え…?」

「がむしゃらになって、走り続けた先には…何も残っちゃいねェのさ。だがな、そこで立ち止まることはもうできねェ」

「な、なんのこと言ってんだよお前」



小さな頭に手を乗せる。
理由のわからないやり切れない思いが、高杉の胸をかきむしるように侵していった。



「この手に何も残らなくても、後悔なんてモンはとうの昔に捨てちまった。…俺は、まだ前に進み続ける」

「……」

「俺に用意された道はそれだけだ。てめェ自身で作り上げた、な」



クク、と自嘲のように笑みを浮かべた。
わしゃわしゃと少年の頭をかき回す。



「お前は俺じゃねェのかもしれねーが、いつか俺の言った意味がわかる」

「わっ、なんだよっ!やめろよお前っ!」

「…だがな。もし止まらねェことに、前ばっか見てることに疲れたら…待ってみろ」

「待つ?誰を?」




「……もしかしたら、来るかもしれねェぜ。ひたすら前しか見ないこっちの都合なんかお構いなしに、ずかずかと土足で入り込んで邪魔してくる奴らがな」


「…何だそれ。変な奴」

「クッ…違ぇねェ」



立ち上がる高杉はもう一度少年の頭を撫でた。
去ろうとする気配を感じ取ったのか、少年は思わず声を上げた。



「お前!どっか行くのか?先生には会わないのか?」

「ん?会わせねーんじゃなかったのか?」

「お前嫌な奴じゃなさそうだから…俺が会わせてやってもいいぞ」



どうだ嬉しいかとでも言わんばかりのどや顔。
だが高杉は



「……遠慮しとくぜ」

「え?なんでだよ!」



心外そうな少年に、高杉は笑いかけた。





「俺は嫌な奴だからな」

























**********


なんだこの不完全燃焼orz

ようするに高杉タイムスリップしちゃった的な。


やっぱり心のどっかでは止めてほしがってるといいなーっていう妄想。

でもプライドもあるから立ち止まることはしないんだなきっと。

だから止めるなら勝手に出てきて止めてみせろよみたいな←

ちょ、どんだけツンデレ\(^O^)/
そしておいしいじゅるり




…というくだらん脳内さらけ出しました。
すんません私きもい。



あ、ちなみに少年は仔高杉です…よね?(ぇ)

本当は仔銀かどっちにしようか迷った!
でも銀さんに止めてって言っちゃうと完全私好みのおいしい展開つまりはただの銀高になっちゃうので自重。


そして「奴ら」にしました。
複数なので攘夷ズみんなってことで。


あと最後の笑顔は心からだといーな。

ハイ妄想入りましたーっ。





とりあえずすんませんっした!(土下座)









話題:二次創作小説