・坂本辰馬ハピバ小説
・攘夷四人出演
・銀時→高杉←辰馬
・高杉は♂でも♀でもおk
・なんか…バカ話
・みんなごめん←
・祝う気はあまりない(ちょ)
・とりあえず酷い
以上を了承してくださる方は下へどうぞ。
「はっぴーばーすで〜」
やる気のない声と共にまばらなクラッカー音。
その中央にはもじゃもじゃ頭のグラサン面。
「アッハッハッハ!いや〜なんか悪いの〜。わざわざこげな祝いの席ばもうけてもろーて〜」
上機嫌な様子で構わず続ける。
「じゃが人祝う時はもーちっと明るく振る舞わんといかんき。ほれ金時笑わんかー」
確かに祝いの席にしては銀時の顔はげんなりにげんなりしている。
ちなみに桂はなんとも言えない表情だ
そして…
「んん?なんじゃおんしらその顔は。ぶっさいくじゃの〜アッハッハッぶふっ!」
「ウルセーよ。この顔は生まれつきだボケ。なーにが祝いの席だ!テメーが勝手に呼びつけて来てみたらパーチーの準備があらかじめしてあっただけだろが!」
銀時の文句はまだまだ止まらない。
顔をぐりぐり踏みつけられている辰馬がどうして今日の主役と思えようか。
「祝ってくださいと言わんばかりだったからクラッカー鳴らしてやってんだ!ありがたく思えコノヤロー!…つーか何よりなあ…」
わなわなと拳を震わせ
「高杉はテメーの抱き枕じゃねーんだよ!離せ!もじゃもじゃが移るだろが!誕生日だからって調子乗んな!」
びしっ!と指差した先の辰馬はへらへらと…だがかなり、というかもうむっちゃ嬉しそうである。
ちなみに未だ高杉は放さない。
「…高杉、貴様苦しくはないのか?」
ふと、といった感じで桂が尋ねる。
…が、返事がない。
「高杉…?」
三人が覗き込むと…
「……すー…」
「ね…」
「…寝てやがる」
なんと辰馬の腕の中ですやすやと寝息を立てていた。
「いや〜わしの腕の中はそんなに気持ちよかったかや〜。アッハッハ!」
「あーもーお前めんどくせー。んなわけあるか。よこせ!」
「アッハッハッハ!いやじゃ〜、高杉はおんしからのプレゼントっちゅーことでありがたくいただいとくぜよー」
「なッ!てっめふざけんなァアア!」
パーティーらしきものがいつの間にかどたばたと追いかけっこに変わってしまっている。
…と、一人冷静な桂がぼそりと呟いた。
「…馬鹿か貴様らは。だからどちらもそのようにしか扱われんのだ」
もちろん二人には聞こえていないが。
「金時もそろそろ諦めたらどうじゃ?おんしこれ以上養う人間増やせんじゃろ〜」
「やかましい!つーかオメー名前間違ってんのそれわざとだろ!嫌がらせだろ!んな女子中学生みたいな陰湿なことする奴に高杉が落ちるか!」
相変わらずの勢いで部屋を走り回っていたその時。
「…うるせェ……」
「ん?」
「え?」
「うるせェってんだよ…!俺の眠り妨げるたァ……てめーら、死ぬか?」
「!!」
なんと目を覚ました高杉が完全にぶちギレモードに入っている。
寝起きが最悪なことを今更思い出した二人は、必死で機嫌を取り繕おうと慌ててひざまずいた。
「わわ悪かった高杉!ごめん愛してる!」
「すまんかった高杉結婚してくれ!」
「黙れ死ね」
……辰馬の誕生パーティーは、別の意味で賑やかに終わった。
終
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すんませんっした!(土下座)
言い訳をすると、制作時間30分だからです!←
もうみんな高杉が大好きだといいよ!
ちなみにヅラも高杉大好きだけど、バカな追いかけっこには今回混ざらなかった(笑)
高杉が怒るのわかってたから!
まさしく愛だ!\(^O^)/
本当にすみません。
でも楽しかったでs
このノリまた書きたい、な…!
話題:二次創作小説