・黒バス夢
・男主注意
・夢主コラボ遊廓パロシリーズ21
・
こんな感じの設定に基づく
・
前回の続き
・もうどうしようもない←
・夢主「
緋賀千早(ひがちはや)」
:気まぐれにゃんにゃんお。新参者気味。
・よその夢主お借りしました
「橙乃葉佑(とうのようすけ)」
:儚げな雰囲気漂う穏やかな美少年。
「群青弥雅(ぐんじょうやえ)」
:女王様気質な魅力色気溢れる艶男。
・だいぶぐだぐだ
・緑高要素あり
・千早がめんどくさい
・なんかいろいろ酷い
・伏線…てほどじゃないけど、必要かと思って過程を
以上を了承してくださる方はどぞ。
「緋賀千早…か。座れ。お前が最後なのだよ」
「え……あ、うん」
湯から上がった後、座敷に通された千早はそこで初めて緑間と顔を合わせた。
高尾の間夫と聞いてどんな男かと思ったが、予想に反して外見も医者らしく端正で堅物そうな見目をしている。
「…なんか、意外」
「何がだ?」
「高尾の間夫にしては、まともそうだと思って」
「……初対面であけすけにものを言いすぎだ」
「あ、ごめん。初めまして」
「まったく…」
仕切り直しと言わんばかりに目の前の座布団を指し示した。
千早は素直に座り、緑間の言葉を待つ。
「調子の悪い箇所はないか?」
「んー…特にないと思う。眠いくらいで」
「そうか」
ある程度の触診を終え、とりとめのない話をする。
さしずめ精神面での診察というところだろう。
「休みの日は何をして過ごしている?」
「さあ?」
「…なんだそれは」
「だって思いつかねーもん。ここに来る前は何かと刀振ったり室にいや敦と手合わせしたりしてたけどさ。今は別に。つか最近はだるくてなんもする気起きねーっていうか」
「………」
緑間は黙り、少し考える素振りを見せた。
対して、早くも飽きたらしい千早は緑間の様子を眺めては興味深そうにしている。
「…あのさー」
「なんだ」
「アンタなんでこゆことしてんの?男抱くのって、抵抗ない?あとー…なんで高尾?高尾のこと大事?」
「……」
「間夫になるってどんな感じ?不安とかってねーの?高尾のこと、そんな信じてるん?」
突如質問を重ねる千早に、緑間は一瞬目を丸くした。
しかしすぐに一つ息を吐き出し千早に向き直る。
「…お前はどんな答えを望んでいる」
「え…」
「人というものは、己の立場に対して自問自答する時他人に同じような質問をするという」
「…!」
「お前が今言ったことが、そのままお前自身の抱えている問題なのだよ」
今度は千早が目を見開いた。
予想だにしなかった緑間の返答に、言葉を失った。
「質問には一応答えておこう。高尾のことは大事に想っている。理由などない」
「……」
「お前は、この世界に来てまだ日が浅い。それゆえに疑問を抱くのだよ。自分は本当にここにいていいのかとな」
「…なんで」
「誰でも一度は考えることだ。現に、黒菊屋の娼妓は全員そうだった」
「え」
驚いて固まる千早をよそに、少し遠い目をして緑間は独り言のように呟いた。
だがこれ以上話すつもりはないらしい。
慣れた様子で片付け始める間も、相変わらず整った顔を崩さなかった。
「お前の心的疲労は環境と生活習慣の変化から来るものなのだよ。それを改善すれば少しはその無気力さもなくなるだろう」
「………そ、か」
「難しく考える必要はない。ある意味では、今のお前の立場は自由だ。仕事さえすれば好きなことをする時間がある。違うか?」
有効に使え、そう言って立ち上がる緑間の裾を思わず引いた。
「あのさ」
「…なんだ」
「高尾が、アンタに惚れた理由がちょっとわかった気がする」
「そんなものはまやかしなのだよ。高尾に逢う時のオレは、医者ではなく一人の男だからな」
「……はは、なるほど。かっけぇなぁ」
高尾の元に向かう緑間を見送ると、千早は黒子のいる座敷へと急いだ。
どこか胸の内がすっきりとしていて、ずっと苛んでいた眠気もない。
ここにいると決めたのだ。
紫原にもそう言った。
自分で、いつか二人の元に帰るのだと。
不意に弥雅や葉佑の顔が浮かぶ。
彼らもまた、己のように悩み苦しんだ時期があったのだとしたら。
「千早、くん…?終わった、の?」
「あまり高尾を待たせてやるなよ。酷だぞ?」
千早は二人の先にいる黒子の前に立った。
「どうしました?緋賀君」
「テツ!オレ、稼いだ金で買いたい物あんだけど」
「何ですか?」
「刀…はさすがに廓じゃ無理だろうから、木刀!ダメなら竹刀!」
「……」
「千早くん…!?」
「また堂々と言い切ったものだな…」
「仕事はないがしろにしねーから、ここでオレがオレなりにやってく手段だと思って頼む!」
頭を下げた。
武家の人間がそう簡単に頭を下げていいものかと弥雅達が疑問に思うほどに潔く。
「わかりました。検討しましょう」
「テツ!」
思いの外あっさりと承諾した黒子の返事を聞き、千早は顔を上げた。
このところめっきり見ることのなかった、彼らしい満面の笑みで。
終
**********
あああああもう酷い!
そして眠い!
何度船こいだか!
とりあえず、ミドリンにカウンセリングしてもらうお話。
そしてストレス解消法を用意しておくってお話。
そんだけ(笑)
やっぱね、好きなことできなくなったり環境が変わったりすると徐々に体調崩しますよ。
だから、多少は好きなことしなさいってアドバイス?
緑間の若先生、わりとちゃんと仕事してるのね。
そして高尾一筋\(^o^)/
千早はただ自分の生きていくすべを見つけるのに必死なだけなんです。
アイデンティティの確立というやつですな。中二か!←
や、でもずっとお武家様の環境にいたから順序がバラバラなのよ。
あと、娼年達全員ぶつかった壁ってのはまあ……伏線……でもないか。
なんでみんながここにいるのかって理由にも繋がるので明かすのは終盤になると思われ。
とりあえず一二を争うしょうもない話でした。
お粗末様でした(土下座)
や、なんだもう緑高プマイイイ!!
一筋万歳!そのまま爆発しろぃいい\(^o^)/←
一人の男…!なんですかこのイケメンの医者は…!!
高尾ちゃんきゅんきゅんじゃないかああ!うわあごちそうさま!
ほいでちーくんなんだか葛藤してる姿が…好き!(あ
捌け口も見つかってよかったー!(*^^*)
だよな…好きなことなくなるってしんどいよなー…
しみじみ(笑)
つか気になる…それぞれの過去…!!
葉佑は話してたけど…うわああ終盤気になる反面、
終わってほしくないこのもどかしい気持ちイィイ!!Σ(´□`;)←
遊廓パロ大好き!(結局)
祝!間夫さん全員出演完了っ\(^o^)/(/\)\(^o^)/ワーイ←
今後が楽しみいいいい!全裸で待機させていただくっ
っでは!
またもや走り抜けた感…orz
弥雅くんと葉佑くんをもっと出したいのに…余裕がないだと…!?
案外医者という職業が板についている緑間氏(笑)
違和感があまりなくて驚きました\(^o^)/
しかし緑高なのに高尾が出てないってどゆことかな\(^o^)/\(^o^)/
この後ちゃっかりしけこむ予定だと思われますが(やめんか)
過去というか…みんなそれぞれにそれぞれの理由があってここにいて、なんか抱えてるんかなぁそれって萌ゆる!<●><●>…という妄想をしましてですね…!
そろそろ終盤に差し掛かりたい気持ちと、まだまだイロイロやらかしたい気持ちが混同してます。
とりあえずはスムーズに終わってくれるはずがないので(!)またお付き合いいただけると嬉しいです!