DRRR突発夢もどき。
またまた同じような。

しかし毎回時系列がバラバラすぎる。


やっぱ会話が主。
脈絡なし。
いろんな人と会話させたかっただけ。


お暇な方はどうぞ。






夢主「東崎五十鈴(とうざきいすず)」


















「あ、静雄ー」

「……どういうことだ」

『静雄、これには訳が』


「や、静雄。急な呼び出しで悪かったね。しかし五十鈴をネタにするとまさに電光石火の如く、だね。さすがだよ」



「ちゃんと説明しやがれ。五十鈴があのノミ蟲野郎んとこに行って、しばらく音沙汰もねえ状態で、そしたら急にケガしてうちにいるから来いって新羅に言われて」

『静雄…』


「あたしは別に呼ばなくても大丈夫って言ったんだけど…。なんか新羅が変な顔するんだよね」



不思議そうな五十鈴とは裏腹に、セルティはもちろんのこと新羅までもが言いにくそうな表情をしていた。

また静雄はというと、未だ状況がわからないこともあってかイライラを募らせている。



「…まぁ、百聞は一見にしかずだからね」

「なんだってんだ。さっさと言え」


すでに青筋が立っている静雄に、新羅はやれやれとため息を吐いて五十鈴に向き直った。



「五十鈴、もう一度尋ねて悪いんだけど…このケガはどうしたんだい?」

「えっと…駅裏の廃ビルから落ちた、と思う。どうにか引っかかって直撃はしなかったみたいだけど」

「思う?」

「うん。なんか…必死だったみたいで、あんまりハッキリしない」

「頭も少し打ってるからね。じゃあもう少し前の話をしようか」

「ん」

「君はずっと臨也の家にいたはずなのに、どうして池袋に来ていたんだい?」



そう尋ねると、今まで素直に答えていた五十鈴の顔がほんの一瞬曇った。



「いざや?………て、だれ?」

『五十鈴…』

「は…?」


「…ってわけなんだよ。こればっかりは僕もお手上げさ」



困ったねぇ、と眉を下げる新羅。

しかし静雄は違った。



「…とにかく、このケガはあのノミ蟲にやられたんじゃねえんだな?」

「え?あぁそうだよ」

「ならいい。別に奴のことを思い出させる必要もねえだろ」

「まぁ…そうかもしれないけど」


『新羅、臨也には連絡しないのか?一応恋人なんだろう?』

「してるけど繋がらないんだよ。当事者達がこんな状態じゃ話にならないね。とりあえずコーヒーでも入れてくるから、その間に靴脱いできてくれないかな静雄」



部屋からは人数が減り、セルティは五十鈴になんと話しかければいいのか悩んでいた。

…だが



「……あたし、知ろうとするのをやめたの…初めてかも知れない」

『…?どういうことだ?』



「意地悪い、かな。…意地悪いよねぇ。忘れたフリするなんて」



セルティにだけ聞こえた呟きは淡々としていたものの、ほんの少しだけ心残りを感じさせていた。














おわり





この設定、このシーンからできました。

記憶喪失ネタってよくあるし好きだけど、記憶喪失のフリネタです←



これ関係性みたいなのが超簡単そうで自分的にめためた複雑にしてます。
俺得です(`・ω・´)キリッ

ヒロインも静雄も互いに抱いてるのは恋愛感情なんかじゃない、ってのが一番のこだわりです(`・ω・´)キリリッ



…ま、どーでもいいですね。