何故かフルバが好きな母上が観たいというので昨夜2回目を観てきた。
あれはもう堪えようがなく、無意識で号泣してしまうから泣かないなんて無理。
再び嗚咽を押し殺す為にコーラをひたすら流し込んでいた。
サンキューコーラ。
個人的感想なんだけど、フルバって全然希望の物語じゃないんだよな。
幸せを掴むのは良かったと思うものの、ここまでの理不尽や不幸を乗り越えないと掴めないの?!
これだけの事があっても腐らずに笑って乗り越える強さが必要なの!?
透くんは立派だし素晴らしいキャラクターだけど、作品から『だからあんたらの悩みや苦しみなんて鼻くそみたいなものよ』って言われてるみたいで。
原作読んだことないけど、乗り越えられなかった問題というかそのまま終わった問題もあるわけじゃん。
『だからあんたらも強く生きるのよ』っていうメッセージ自体は良いんだけどメンタル的には結構ズタズタというか。
何回も何回も見たい世界ではないというか。
たまに見たくなる好きなお話ではあるけど、言うなればプライベート・ライアン的な、見るのに覚悟が要る作品ですな。
出会いが人生を変えるというのは絶対に真理だけど、ヘビーなんですわ。
そしてコーラが必須。