スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

文章能力を鍛えるバトン

エムブロ!オススメブログ
LIPSERVICE スタッフブログmblg.tv
---------------
文章作成バトン?

次のお題に沿って文章を作ってください
お題の言葉をそのまま入れても、お題に続く言葉でも、
とにかくお題に沿っていればなんでもOKです☆
文章の長さは問いません。一文でも、複文でも。

それでは―――どうぞ。


◆闇
暗い暗いココはキライ
光を探してあるいても
出口を探してあるいても
あなたを捜してあるいても
あなたを捜してはしっても
僕にはきみをみつけることができないから
だから暗い暗いココは
キライなの
大キライなの

オネガイです

どうかココまできてください
どうか僕を捜してください
どうか僕をみつけてください
そしたら、僕は暗い暗いココでも好きになれるから
だから…

◆黒猫
北大陸シグラルタウン。旅人が訪れる酒場。強豪達や猛者達の中で一際目立つ青年が酒を呑んでいた。当然である。彼はこの場に相応しくない風貌をしていた。端正な顔立ち。白い肌。太陽の光のように美しい金糸の髪。しかし、何処か陰をおびている蒼い瞳は、長年旅をし経験を積み重ねてきたようなそう思える色だった。また雰囲気も、話かけると壊れそうな弱いものだった。
だから、彼が普通に酒を呑んでいてもちょっかいをかけようと思う旅人はいなかったし、声をかけようとしてやめる旅人が大半だった。
この時までは。

『おい』

この青年に声をかけてくる者がいた。背丈は、カウンターのイスより背が低い。黒の毛で黒い尻尾。四つん這いだった足を床に座る。
人間ではない。
黒猫だった。

『あんた場違いだよ』
黒猫が云った。
「…場違いなのはあんただろ」
青年が云った。
『あんたもそんな感じだろ。目立ちすぎだぜ。端正の顔立ちのお兄さんが暗い顔して酒を呑んでいたら美味しい酒もまずくなるぜ』
黒猫はピョンッと跳躍するとちょこんと青年の隣りにすわった。
『一緒に呑んでやる』
青年はふっと微笑した。
「酒、注いでやろうか?」
『おうよ。マスター、猫用の器くれ…お前名前は?』
「そうだな…酒注いでくれたら教えてやってもいいぞ?」
『Σニャッ!……意地悪』

肉球を頭にのせて、カウンターに顔をのせる仕草は青年の顔を笑わせた。

◆人形
ボクは、足のない人形
ガラクタノニンギョウ
コワレタニンギョウ
コワレタニンギョウ
そんな出来損ないの人形だけど
そんな出来損ないの人形だけど
ボクには心があるんだよ

ボクはずっと止まっているキミをみていた
トゥーシューズをはいて
片足だけで止まっているキミだけど
時間がきたらくるくる回ってボクをみて微笑むんだ

キミは天使のような微笑みを壊れたボクに笑いかけてくれるんだ

ボクはその時、いつもキミに恋してる

くるくるまわれ
くるくるまわれ

ボクは壊れた人形
ボクは恋われた人形

◆夜更け
夜更けになるほど
部屋はあつくなる
夜更けになるほど
部屋中水音が響く

愛して
愛しすぎて
貴方を求めて
貴方に接吻
舐めて舐めて舐めて
アタシを溶かして
乱れて乱れて乱れて
アタシをこわして

◆四葉のクローバー
「さて黒白黒斗くん質問です。シロツメクサとは何の植物でしょう?」
「あ"あ"?クローバーのことだろ?」
「そう。クローバーのことだよ。四葉のものは珍重されているあのクローバーだよ。」
「んなことは分かってるよ。いきなりなんだ?紫木月濔音」
「…なんで四葉のクローバーは、『幸せを運んできてくれる』といわれているんだろうね?」
「…さぁな。ケータイで調べたら早いだろうが」
「起源くらいは知ってるよ。なんでもその言い伝えはヨーロッパの古くからあるらしいよ。なんでも、四葉のクローバーは、薬草や魔除けになっていらしいね。四葉の形が十字架になぞられてだったかな。確か聖書のアダムとイヴでも出てきたっけ?
アメリカでは一枚一枚名前があるんだよ。確か『名声』『富』『素晴らしい健康』『満ち足りた愛』。それがそろって『真実の愛』になり幸福を運んでくるらしいよ。昔本を読んだことがあるんだけどうる覚えだよ。ごめんね。」
「まぁ、縁起がいいからそうやって伝えてるんだろ?三葉はどうなんだ?」
「韓国では厄除けだったけ?」
「なら、すげぇじゃん。なんで、お前疑問に感じたんだ?それこそ意味わかんねぇよ」
「だって、四葉のクローバーって三葉クローバーが何度も踏まれてストレスが溜まって四葉になるんだよ?僕達人間は四葉をもし見つけたら絶対摘むじゃん。踏まれて頑張って出来た四葉は人間によって詰まれて薬草あるいは宝物あるいは物にされるんだよ可哀相じゃないか。あんまりじゃないか」
「それは植物の使命だろ。命あるものは何か使命があって、存在する。クローバー自身もそれはそれで幸せなんじゃねぇの?だって、自分が踏まれて四葉になって人間様のために貢献する。健気でいいじゃん。」
「ふーん…なら殺人鬼の僕でも幸運を運んできてくれるのかな?四葉のクローバーは…」
「…。さぁな」
「まぁ、僕は自分で幸運を掴むタイプだけどね」
「…」
「…」
「濔音。」
「?何?黒斗くん」
「…また摘んで来てやるよ。四葉のクローバー」
「…。ありがとう。そしたら押し花にして栞にして君にあげるよ」
「…渡す意味ないじゃねぇか」
「ははは。幸せ半分出来るじゃん」
「…(こりゃぜってー見つけねぇとな)」

回す方を下記にご記入下さい。
フリーでもアンカーでも。




お疲れ様でした。
>
>
>
>
>
>
>--------------------
>エムブロ!バトン倉庫
>mblg.tv
>--------------------
>
>
前の記事へ 次の記事へ