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風の音

昨年、私が胃腸の病を患って総合病院に入院したときのことをお話します。 病室の空きがないということで、ユニットバスと流台と家電製品付きのまるでアパートの一室のような個室に入ることになりました。

入院生活はなかなか快適で、一人暮らしをしているような気分になったものです。そんな悠々とした入院生活を数日過ぎたある夜のこと。私は夜型の人間なので枕元のライトをつけて本を読んでいました。

風がいつもより強いのか、窓の外でゴーゴーと何かが渦巻くような大きな音がしていました。しかし、時間が立つにつれて次第にその音は、ノイズが混じったような大勢の人間のうめき声や叫び声のような不気味な音に変わり始めたのです。 その夜から毎晩、その音は窓の外で朝まで鳴り続けました。きっと大勢で私を迎えに来たんだ、と恐怖を感じて寝つくことが出来ず、精神的にも肉体的にも辛かったです。

そして、胃腸の調子が回復した退院当日。私は突然、原因不明の39度もの高熱に見舞われてしまい、退院が伸びてしまいました。きっと奴らは私を帰したくないんだ、と思いました。 それから三日後、何とか無事に退院して家に帰宅した夜。突然、台所の掃除機がゴーゴーと大きな音を立てて作動したのです。まるで、あの風の音のように。 今も誰かの視線や気配を感じたり、誰かの囁く声が聞こえることがあります。どうやら、私はあの風に巻き込まれてしまったようです。

お堂

先月の中ごろ、妻の実家へ子供を連れて遊びに行った時のことだった。 妻の実家へは、挨拶程度に2回しか顔をだしたことしかなく、 泊りがけで行くのは今回が初めてだった。 そこは県境にある小さな町でさらに町から少し離れた田園が続くのどかな所だ。 妻はお義母さんとなにやら楽しげに話しをしながら夕飯を作っていて、 子供は、お義父さんと遊んでいた。 私は少し居心地の悪さを覚え、散歩でもしてくることにした。 妻に散歩をしてくると伝え、外にでると夕焼けが私を橙色に染めあげた。 道は人通りが少なく、煙草を吸いながらぶらぶらと散歩をしていると、 左側の林の中に道が一本あった。 その一本道が不思議と気になり、私はその道に入った。 しばらく行くとお堂のような建物が私の目の前に姿を現した。 鳥居が建っていて神社なのかと思った。 嫌な感じがし、背中に悪寒が走る。 しかしお堂と鳥居以外はなにもなく、帰ろうとお堂に背を向けたときそれは起こった。

バンバンバンバンバン


私は驚いて振り向くとお堂の扉を誰かが叩いているようだった。 辺りは日も落ちかけて暗くなってきている。 まさか、地元の子供がお堂の中に閉じ込められてしまったのではないのか? その時私はすぐにその場を去りたかったが、そんな想像もしてしまったので、 扉を開けて確かめることにした。 実際怖いもの見たさもあった。 「おーい、誰かいるのか?いたら返事しろぉ。」 なんの返答もない。ゆっくりお堂に近づく。引き戸になっているお堂の扉に手をかけた。 ガラ 扉を開けたが誰もいない。暗かったが奥にはお地蔵さんが祀ってあった。 お地蔵さんはちょっと不気味だったがこれで帰れると安堵した。 その瞬間肩に重みを感じ耳元で息づかいが聞こえ、その後に
「まだ帰るなよ」

何の為

深夜、コンビニに行って帰る途中で知らない男に声をかけられた。 タキシードっぽい黒い服を着ていて、ネクタイが赤と白のストライプだった。 「こんばんは。」 男が言ったので、私も軽く会釈した。 外灯まで10メートルくらいあったので、私達の周りは薄暗い。 その表情まで確認できなかったが、私が通り過ぎようとすると男が言った。 「ちょっと、すみません。少し血を分けて貰えませんか?」 私が「えっ?」と思って振り返ると、男は笑顔の様だった。 言い知れぬ恐怖に走り去ると、後ろから男の声が聞こえた。 「待て!」 振り返らずに家まで駆け抜け、外を確認したが男はいなかった。

間違い電話

少し前、俺がネットを徘徊していた時のことだ。 赤い部○完全ver.といった恐いものを色々と見ていたんだが、何か一つ違うのがあった。 それは確か、良くあるあれだ、怖い画像が表示されていく中での迷路みたいな。 君の悪い画像が多かったっていうか、作ったみたいな画像が多かった。例えば、顔に舌が2個ついてるとか。 それを完璧にクリアしたんだが、クリア後にある掲示板には変な書き込みが多かった。 『変なもん作るな』 『非常にジャマ』といった書き込みが多数。 まあ俺は『変なもの作るな 邪魔』という意味合いで受け止めたから 特になーんにも気にすることはなかった。

 

試しに怖いもの好きの友達にメールを送って紹介すると、しばらくして 『あっはは。ばからしーな。お前こんなのすきなのか?』って返ってきた。 『じゃあ、次のも紹介してやるよ、○○○ってソフトなんだけどな』 みたいな感じで会話は進んだ。 そしてその日、俺は学校から帰宅して、家で家族と団欒しているといきなり家の電話が鳴った。 非通知だ。その時は電話に近かったのもあってたまたま俺が出た。 「はい、もしもし。AAですが」 「佐藤さんのお宅ですか?」 「いいえ、違いますよ」 (なんだ間違い電話か・・・・でもなんで非通知なんだ?) すると2分とたたずに、また電話。今度は母さんが出る 母さんの対応を見てると、また間違い電話だとわかった。 また、非通知だ。しかも今度は 藤原さんのお宅ですか?と聴いてきたらしい。 まあここまでなら良くあるだろう。

 

すると今度は1分ほどすると電話がかかってきた。流れは同じだが、今度は佐竹さんのお宅ですか?と聴いてきた。 いい加減に気持ち悪くなったので、さっきから何ですか?もう3度目ですよ と聞き返すと 「ごめんなさい 」とポツリと呟いて 電話が切れた。 その時はそれで事なきを得た。 翌日、自転車で登校途中 向こうから明らかに変質者的な女が歩いてきた。 しかも結構背も高い。 その時は 8月で夏真っ盛り。にも関わらず、何重にも白いコートを着ている。 「すれ違うとき刺されたりしないよなぁ」とか危惧しながら慎重に通る。 スッ・・・ 普通にやつは通り過ぎた。

 

安堵して後ろを振り向くとこっちをずーっと向いている。俺の目を凝視している。 うわぁ、きもちわりぃ奴だ。と思って その場はとりあえず離れた。 何日かして、学校でこんな噂がたち始めた 友人A「なあなあ知ってるか?今朝さー」 B「ん?」   A「あ、AA」 俺(AA)「何だ?」 友人A「お前 正門で変な女がお前の写真バラまいてるぞ」 俺  「うっそ、マジで?誰だそいつ」 友人A「今は先生が止めに入ってるけど もう何十人も貰ってるぞ」 俺  「ちょっと観てくる」

 

友人A「あいつ・・・あのサイト見たのかな?」

噂というよりか・・・まあ・・・聞こえた。 そして廊下に出ると、もはや俺の写真の話題でもちきりだ。 友達の一人にそれを見せてもらうと、家の外か撮られたと思わしき、俺がパソコンをしている写真だ。 俺は正門に行ってみるが、既に女は追い出されたようだ。 仕方なく写真をもらった人間から一つずつ回収していく。それだけで休み時間は無くなった 俺はその女の風貌を聞き込みする。

 

皆の証言は以下のとおりだ 「コートを何重にも着ている」 「異常な厚底ブーツ」 「変なニオイがする」 「ブーツのせいか異様に背が高い」 「歯が黒い」 「コートを何重にも着ている」「ブーツのせいか異様に背が高い」はあのすれ違った女に該当している。 背は確か180?190くらい。あれはブーツの分が上乗せされていると考えれば、まあ納得できんでもない。 変なニオイかどうか確認はしてない。つーか嗅いでない。そしてそいつずっと口閉じてたから歯の色もわからなかった。 しかし、どう考えてもこいつの行為は悪質だ。 その日家に帰ってこのことを親に説明すると、警察に相談してみると言ってくれた。 しかし、警察に相談してもまともに取り合ってもらえず、「証拠」を必要とした。 しかもそれからというもの、誰からか知らないが毎日のように間違い電話がかかってくる。恐らく同一の人間からだろう しかしその度に「山田さんのお宅ですか?」であったり「鹿島のお宅ですか?」であったり とりあえずどこの家に電話をかけたいのか良く分からなかった。

 

もしかするとストーカー女=間違い電話女ではないのか?そんな風に思えてきた。 流石にしつこいので、数十件にも及ぶ着信を録音。警察に提出する。 そこでとりあえず俺の名前やら色々聞かれた。 まあ対応してくれる的なことをそこで聞いたから俺は安心して家に帰った。 しかし家に帰ったとたん、また電話が鳴り出す。 俺は受話器をあげる。 ・・・ ・・ ・ コクッ

「はい、AAですが」 「みっつけたよ」 ガチャッ

どーやらその女は俺が交番にいるとき、 ずーっと俺の後ろをつけていたらしい。

俺は、どうなるんですか 殺されるんですか? 文章下手ですんません」

僕が書いた話では無いんですけども('A`) 個人的な予想はあのホームページを観たからつけられてたのかな('A`)?といった感じス。 しかしあの間違い電話はこの人を探してたんスね・・・。((((゜д゜;)))))))

ナースコール

有床診療所で一人当直していた頃の話。 深夜、ナースコールが鳴ったんだけど、鳴っていたのは空き部屋の個室。 空き部屋は施錠してあるので誰かが入るなんて有り得ない。 一応部屋を確認に行ったけど、やはり鍵がかかっている。 マスターキーでドアを開け、室内も確認したけど変わった様子はなかったし 窓の鍵もかかっていた。

しばらくして、また同じ個室のナースコールが鳴った。 流石に気味が悪かったので、ナースコールの端末のコードを抜いてナースセンターへ戻った。 しかしその後もナースコールは鳴り続けた。 翌朝、故障かもしれないと申し送り、その日のうちに業者に来てもらった。 しかし点検しても異常は見つからなかったとのこと。 そしてその個室に入院があった。

個室に入院したのは意識不明で四肢麻痺の人だった。 当然、患者さんはナースコールを押すことはできない。 しかしその部屋のナースコールがまた深夜に鳴り出した。 再度業者に点検を依頼したけど、やはり異常はないと言う。

結局その個室に入った患者さんが亡くなって再び空き部屋になるまで、 その個室のナースコールは深夜になると鳴り続けていた。 誰かを連れて行きたかったんだろうか…。

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