しかし、彼はそんな事気にもとめず、それを乗り越えてとうとう神社につきました。
そしてそこにいたのは、、、あのおじいさんでした。。
あれ?道は一本なのに、それもあんな大きな岩まであったのに、、どうしてだろう?と疑問を隠せなかった所におじいさんは、、「ほれ、今日じゃなかっただろ?」、確かに今日ではなかったのです、しかし彼はそれ以上におじいさんを不思議がっていました。
が、確かに今日ではない、そして何か納得はいかないものの帰るしかないので、また三道をおりていきました。
おじいさんの事をずっと考えながらおりていくと、、山道の終わりの場所までつきました。。。
しかし、あれ? あの大きな岩は? いや墓地はどこにいった?
のぼるのとくだるのとでだいぶ時間が違うぞ、、と思いつつ、、、キツネにでもつままれたのだろう、と思い、普通に帰りました。
何一つとして障害はなかったし、あのおじいさんが誰だったのかもわからないまま、、、家路へと向かいました。

一年後〜
あのできごとから一年後、、、彼はすっかりその事も忘れ、海外へと旅にでる支度をしてました。 そして明日へとせまった前日にこれはおこりました。
彼はその夜厠(トイレ)にいこうとぞうりを履き、外にでました、しかしそこで滑って転んで頭を強打してしまったのです、、
それを見つけた家族はすぐに彼をみにいったのですが、しかし彼の顔が、、恐怖にひきつっていたのは今でも忘れられないそうです。
そして彼は次の日に亡くなりました。
しかし、前日は前年の祭りのあった日とかぶり、(同じ位の時刻)
そして彼の乗る船の出る時間ちょうどに彼はなくなったそうです。
こんな事ってあるんでしょうか? 彼は厠で何かをみたのでしょうか?
それは誰にもわかりません。