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三輪車 2

昔の市営住宅(今の古い感じです)は、外階段がいくつもあり、一階につき二つの住居のドア、というものでした。
私達はいくつかある階段の中の、手前から3番目を駆け上がりました。
せまい踊り場の階段の壁にかくれて、「コワイ〜」と声をひそめて言いながらしばらく2人で手を握り合って震えていました。すると
「キーコ、キーコ・・・」
また三輪車をこぐ音が聞こえてきたのです!
もう私は半泣きでした。でもあれをやり過ごせば帰れる・・・と思い、じっと我慢していました。
「ギーコ、ギーコ・・・」
音がだんだん大きくなり、こっちに近づいてくるのは見えなくてもわかりました。
踊り場からは外が見れないのです。
たとえ見れても怖くて見れなかったでしょうが。
「ギーコ、ギイー」
「!!!!!!!!!」
三輪車が止まりました。誰かが降りる音もしました。
下で、です。
そして、「コツコツ・・・」と階段を上がる音が・・・。
それは紛れもなく私達のいる階段を上ってきているのです。
「コツコツ・・・」
勇気を出して階段を覗き込みました。
「!」人の頭が見えました。
それはあの変な・・・チューリップ帽でした。
「ぎゃああああああああああああああ!!!!」
私達は限界でした。
泣きながら、狂ったように横のドアのベルをピンポンピンポン鳴らしまくり、ドンドン叩きまくって、
「あけてー!!助けてー!!!」
そこの住人のおっちゃんがドアを開けたとたん、「うわああああああん」
2人で部屋に土足で飛び込みたどたどしいながらも説明をしました。
そして、親に電話して迎えに来てもらいました。(そのあとたっぷり怒られました)
おっちゃんが下を見に行ったら、その浮浪者はいなかったとの事。
ほんとに体験した出来事なので、オチがなくて、ごめんなさい。
今でも不思議なのは、あの浮浪者なんで私達のいるところが分かったんだろうって事。
なんかヒントでも残してたのかな・・・?
幽霊より、ドキュソが怖い私です。(ちなみに高校行って、まじめになったよ)
大人になって思うことは、一番怖かったのは市営のおっちゃんじゃないでしょうか。
だって夜中に涙と鼻水だらけで、家の中に突進して来る女の子2人って・・・。

三輪車 1

25年前の夏のある日のこと。
当時ヤンキーだった私(恥)は夜中家をそっと抜け出し、悪友と2人で近所の公園でタバコを吸いながらダベっていました。
周りには誰もいませんでした。
その時
「キーコ、キーコ・・・」
と何かをこぐ音が聞こえてきたのです。
「?」
公園の入り口から何かが入ってきました。三輪車でした。
『なんでこんな夜中に・・・?』
2人とも入り口の方を凝視していました。三輪車と乗ってるものの比率がどうも変だったのです。
近づいてきたその三輪車に乗っていたのは・・・大人でした。
汚いカッコをした浮浪者でした。
私達はビックリするやら怖いやらで、しばしその場で固まってしまいました。
「キーコ、キーコ・・・」
そして浮浪者の顔が公園の明かりで、はっきり見えたときに私達は声も出さずに走って逃げました。
何故ならその顔が、満面の笑みを浮かべていたからです。
へんな汚いチューリップ帽をかぶっていたのが鮮明に目に焼きつきました。
私達は走りました。とにかく大通りまで走り切りました。
「きも悪ぅー!」「なんやあれ。頭おかしいんちゃうか」
「恐いんじゃ!」「変な帽子かぶっとったなあ」
など、その浮浪者の悪口を言ってる間に中学生の私達はすぐに恐怖感が薄れもう一つの公園に行くことにしました。
そしてまたタバコを吸いながら、30分ほどしゃべっていたでしょうか。
「キーコ、キーコ・・・」
「!?」
また何かをこぐ音が聞こえてきました。
今度はその「何か」はわかっていました。
「ぎゃああああああ」
すごい悲鳴を2人で上げ、音の聞こえる反対側の公園のの出口から走って逃げました。
今なら、コンビニなど24時間あいてる店がたくさんあります。
しかしその当時、あいてる店など皆無に等しく、とりあえず私達は少し走った所にあった、4階建て市営住宅の4階の踊り場に身をひそめました。

祭 1

私の祖母の母のお兄さんの話になります。
代々霊感が強い家系らしく(私の祖母の代からなくなりましたが)祖母の母方の兄弟はほとんど見えていたそうで、電車の中はもちろん歩いていてもその辺の普通の人みたいに見えていたそうです。
そして今回の話はもう無くなった祖母の母のお兄さんの話です。
その亡くなった時と場所が面白い所なんですよね、
どこかで聞いたような話だと思います、実際私も祖母にこの話を聞いて、あれ?どこかで聞いたような、、という気分になりました。
前置きはさておき、、、
彼は若い頃から霊感が強く、逆に霊に対して喧嘩をふっかけるような人だったらしく、別にいつどこで何がきても全然怖がらない人でした。
そして江戸っ子にありきな大のお祭り好きでもありました。
そしてある日
彼が待ちわびたお祭り(街を上げての夏祭り)の当日。
彼自身はこの日がお祭りだと信じて疑わなかったのですが、実際のところは1日早く、夏祭り自体は次の日だったのですが、彼はきづかず、街の高台にある神社へと向かいました。
昔の話なので、もちろん街灯なんてものも存在していなく、彼は山道を一人あがっていきました。
そして神社の入り口にさしあたるかかりのところに、知らないおじいさん(神社の人でもない)が立っていました。
そのおじいさんは彼に「今日じゃないよ、祭りは明日だよ」
と教えてくれました。しかし一度こうと決めたら変えない彼は「いんや、今日だ、」といって何度もとめるおじいさんの静止を聞かず、そのまま神社へと続く山道を登っていきました。
しかし、別に普段から通いなれてる道、のはずが、、一向に神社につこうとはしません。 それどころか所々何かおかしい、普通じゃない気がしたそうです。
そしてしばらくすると、、、なぜか墓地にあたったそうです。
「あれ?こんな所に墓地なんてあったっけなぁ。。」
と思いながらも、彼は祭りは今日だと信じて疑わなかったので、別にとおりぬけ、さらに続く山道を一人歩いていました。
その次にあったのは大きな岩、道をふさぐかのごとく、そして何かを暗示しているかのごとく道をふさいでいました。

祭 2

しかし、彼はそんな事気にもとめず、それを乗り越えてとうとう神社につきました。
そしてそこにいたのは、、、あのおじいさんでした。。
あれ?道は一本なのに、それもあんな大きな岩まであったのに、、どうしてだろう?と疑問を隠せなかった所におじいさんは、、「ほれ、今日じゃなかっただろ?」、確かに今日ではなかったのです、しかし彼はそれ以上におじいさんを不思議がっていました。
が、確かに今日ではない、そして何か納得はいかないものの帰るしかないので、また三道をおりていきました。
おじいさんの事をずっと考えながらおりていくと、、山道の終わりの場所までつきました。。。
しかし、あれ? あの大きな岩は? いや墓地はどこにいった?
のぼるのとくだるのとでだいぶ時間が違うぞ、、と思いつつ、、、キツネにでもつままれたのだろう、と思い、普通に帰りました。
何一つとして障害はなかったし、あのおじいさんが誰だったのかもわからないまま、、、家路へと向かいました。

一年後〜
あのできごとから一年後、、、彼はすっかりその事も忘れ、海外へと旅にでる支度をしてました。 そして明日へとせまった前日にこれはおこりました。
彼はその夜厠(トイレ)にいこうとぞうりを履き、外にでました、しかしそこで滑って転んで頭を強打してしまったのです、、
それを見つけた家族はすぐに彼をみにいったのですが、しかし彼の顔が、、恐怖にひきつっていたのは今でも忘れられないそうです。
そして彼は次の日に亡くなりました。
しかし、前日は前年の祭りのあった日とかぶり、(同じ位の時刻)
そして彼の乗る船の出る時間ちょうどに彼はなくなったそうです。
こんな事ってあるんでしょうか? 彼は厠で何かをみたのでしょうか?
それは誰にもわかりません。

今神様やってるのよ 1

うちの母方の実家が熊本県にあるんですけど、ずっと実家に住んでいる母のお姉さんが先日遊びにきました。
ちょうど「ターミネーター2」がやっていて、皆で見ていたんです。
その中のシーンで、核が落ちた瞬間かなんかの想像のシーンで、遊んでいた子供達が焼けちゃうシーンありましたよね。
あれみながら、「瞬間で皮とかもズルっといっちゃうんだね、コエ〜」とか話していたら、おばちゃんがテレビ見ながらさりげなく、とんでもないことを言い出しました。
おばちゃんの長女がこの前双子を生みました。
すごく華奢な娘さんだったんで、すごい難産だったそうです。
2ヶ月前から入院して、もう母体も危ないので予定よりも早く帝王切開で生んだそうです。
今でこそ母子ともに元気ですが、そのころおばちゃんは初孫と言うこともあって、心配で心配で夜も眠れなかったそうです。
ある日病院から帰って家にいると、電話がかかって来ました。
相手は幼馴染でした。
昔は家も近かったのですが、その人は引っ越していってしまったそうです。
それでもとても仲がよかったので、ずっと連絡は取り合っていました。
ところがここ10年ほどぱったり連絡が取れなくなってしまったそうです。
娘さんのことで疲れていたおばさんは、思いがけない懐かしい人からの電話で、本当にうれしかったそうです。
早速近況などを報告しあおうとすると、その人は想像もしなかったことを言い出しました。
「Kちゃん(おばさんの名前)、私ね、今神様やってるのよ。たくさんの人たちを救ってあげてるの。Kちゃんも困ったことがあったらいつでも電話して。助けられると思うわ。」
昔のままの非常に明るく、感じのよい声で、彼女はこんなことを言いました。
あまりにも普通に言われたので、おばさんは「ああ、そう・・・」としかいえなかったそうです。
しかしその夜、自分の娘と生まれてくる赤ちゃんのことを考えると、おばさんも疲れていたのでしょう、そんなとんでもない電話さえ、
「ひょっとしたら、これもなにかの縁かもしれない。明日頼んでみよう。」
と思ったそうです。
なにかすがるものができたせいか、おばさんはその夜久しぶりに眠りに落ちました。
夢の中に、娘とまだ子供の頃のままの幼馴染が出てきました。
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