ぐるぐるとひたすら回って
宵に眩暈に愁い
なにもかも解らない程に思考が融解して混じり合って
せめて醒めても綺麗には成らない
亡ける物は既に無くてそれでも雨に撃たれたくそれが出来ずに只ひたすらに頭が痛いと喚くだけ
たかが痛いと喚き散らしても此処には誰も居ないのだ
鉛玉の身体だから誰も温めれない
コンビニのレンジでさえも無理な話だ
重たい重たい
なんとまぁ重たいのでしょう
世間の鈍色に虹色を求めたとして
得られる物は鈍色と少々の朱色
僕は朱色を以て鈍色を赦さない