【一日目】・1

様々な分野の人たちが


「養生気功塾」に集まった人たちを紹介しよう。

まず、太極拳をしている健太君だ。
彼は、三年ほど、週に一度、太極拳の教室に通っていて、初段だそうである。
二人目は、鍼灸師の慎二君だ。
彼は鍼灸マッサージ院を開設していて、院長さんで、鍼灸歴は10年になるらしい。
三人目は、ヨガのインストラクターをしている香代さんだ。
彼女は、幾つかのスポーツジムで働いており、ヨガ歴は20年近くになると言う。
四人目は薬膳教室をされている楊仙さんだ。
彼女は薬膳教室を開きながら、漢方も勉強中で、中医学にも詳しい人だ。
最後は、お坊さんの翔君だ。
 彼は、父親がお寺の和尚さんで、自分もその寺を継ぐために仏道修行をしていると言う。
気功の仲間や友人とも言えるような分野の人たちが「養生気功」を修得し、それぞれの分野で役立て、普及してくれるのは嬉しい限りだ。
彼や彼女たちが何故に「養生気功塾」に参加し、何を求めているかは、彼らの口から聞くことにしよう。