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龍遊功

【自律神経を調えウエスト周りを細くする〔龍遊功〕】


《実習》

準備
 両足を揃えて立ち、両手は体側に垂らしましょう。


?
 膝と太腿の内側を押し合うようにしながら、その力で踵が上がるようにします。(8回)
*両手は腰に当てておくか、踵が上がるのを誘導するようにして下さい
?
 両手を腰に当て、膝を前に突き出しながら腰を左に捻り、右斜め上に顔を向けます。(左右交互に計8回)

?
 胸の前で肘を張った形で合掌し、膝を前に突き出しながら、両掌で押し合うようにしながら合掌した両手を左に水平に動かし、顔を右横に向けます。(左右交互に8回)

本功

?
 両手を頭上に伸ばして合掌し、骨盤を左に着きだして上体を右に倒します。

?骨盤を右に動かしながら合掌した掌の小指側で空気を切るような感じで上体と一緒に右に動かし、膝を軽く曲げつつ合掌した手を外回しに半円を描いて肩の高さまで降ろします。

?
 次に骨盤を左に動かし、合掌した手を首の前で水平に右に動かし、外回しに半円を描いてみぞおちの高さ(胸の下の高さ)まで降ろします。

?
 続いて、骨盤を右に動かし、両手を水平に左に動かし、半円を描いて恥骨(脚の付け根)の高さまで降ろします。

?
 更に、骨盤を左に動かし、両手を右に動かし、半円を描いてみぞおちの高さまで上げます。(親指側から)

?
 そのまま降りてきた時と反対に、骨盤を左右に動かしながら、合掌した手を左右に動かしながら上げていき膝も伸ばしていきます。

?
 両手が頭上で左斜め上に上がっていったら、一度しっかり伸びてから、?からの動きを反対側でも行ない、降龍、昇龍の左右一対を一回として、4回〜8回行ないます。

 終わる時は、左に倒れている上体を一度右に倒してから真ん中に戻し、合掌した手を天に突き上げていくようにして体を伸ばし、ラクにしてから手を胸の前に降ろし、呼吸と心を静めてから両手を体側に降ろして終わります。

《解説》

 基本は骨盤を左右に動かしながら脊椎(背骨)を左右に揺らすことを目的にした功法ですが、それに併せて骨盤の捻りを加えてみると、かなりダイナミックな動きになります。

 体を頭(上丹田)、胸(中丹田)、腹(下丹田)と分けて(三つの横長の楕円形のお餅が重なっているような形)の外側を半分ずつ描いているような感じの動きです。
 基本の形はありますが、自由に大きく動かして楽しんで下さい。

 膝を曲げながら(伸ばしながら)骨盤を左右に動かしますので、かなりの運動量になります。
 背骨をゆらすことで自律神経の働きを調え、同時に骨盤の動きでわき腹に負荷を掛け、余分な脂肪を減らしていく効果があります。
 二の腕や肩、背中もスッキリさせ、胸やお尻の弛みにも効果ありですよ。


【新しく始める〔気功健康講習会〕を開催するためのスタッフを募集します!=協力して下さる方大募集!=】

 来年4月から新しい講習会を始めます。

 第一日曜日に名古屋で、第4日曜日に京都で〔気功健康講習会〕を開催しようと思っています。

 講習の内容は、午前は徹底して〔気功の理論〕と〔気の訓練〕に取り組み、午後は〔功法(作品)〕を徹底して身につけるという内容にしていくつもりです。

 場所は、京都は妙心寺内大心院さん、名古屋では市政資料館になると思いますが、それは未定です。

 対象は、地域(町内会、婦人会、老人会)、職場(厚生部や労働組合)、医療機関、患者会、カルチャースクールや同好会などにおいて、健康講習会やボランティアの気功講習会を開きたいと考えていらっしゃる方です。
 勿論、気功は初めての方でも一から学べるような内容で、しかも指導員として独り立ちできる内容にしていきます。

 4、5、6の三ヶ月、9、10、11の三ヶ月をそれぞれに一期として、一期の三回を連続して参加される方を会員として、会費は基本的に前納としようと思っています。

 この〔気功健康講習会〕に協力して頂ける方(スタッフ)を募集します。

*スタッフになって下さった方には、和気信一郎著の気功のテキストや動画のTVDなどを差し上げます。
 勿論、受講料は免除の予定です。
*スタッフは次の仕事のうち、出来るものを手伝って下さい。

? 会場の借用などの手続き

? 会費の徴収など

? 講習の時の音響係

? 功法などの動画撮影及びYouTubeへの動画アップなど

? 講習会の広報(ネットや新聞など)

? 資料などの作成

 以上、興味のある方は、和気まで連絡して下さい。

養生気功研究所(和気信一郎)

09019816957

kikounonakama@yahoo.co.jp


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五禽戯・熊

【五禽戯・熊】

《実習》

準備
 両足を肩幅よりやや広めに開いて立ち、両手で下腹を抱きかかえるような形で両掌を離して下腹に向けましょう。

?
 軽く息を吸いながら右足に体重をかけ右て(指)を右わき腹の横まで持っていきます。

?
 続いて、息を手や足から大地に向かって吐き降ろすような感じで、右膝を曲げ右肩を右から正面の下に落としながら肘を伸ばし、体を前に倒していきます。

?
 次に、大地の気を足の裏から下腹の中まで吸い上げるような感じで右膝を伸ばし、体を起こしつつ右肘を曲げ掌を下腹まで挙げてきます。

 ?〜?の動きを左側でも行ない、それを左右交互に繰り返しましょう。
*連続して行ないますので、?と?は連続して行ないます。
 従って、息を吸いながら体を起こすと同時に体重を移動させて下さい。


《開設》

●鳥と熊との対比

 五禽戯の中でも、鳥と熊は是非、覚えて実践して頂きたい功法です。
 〔鳥〕が天の気(陽の気)との交流、採気であるならば、〔熊〕は地の気(陰の気)との交流、採気になります。
 五臓や経絡の流注で言えば、肺と心は陽であり、経絡も手に流れています。
 それに対して、肝と腎は陰であり、足に流れています。
 脾は五行的には中央なのですが、経絡的には足に流れていますので、陰の中に組み入れても良いでしょう。
 〔鳥〕が天の気との関係において肺や心に働きかける作用があるとするならば、〔熊〕は地の気との関係において脾、肝、腎に作用する功法と言えるでしょう。


●後天の元気を作る脾の働きに注目

 東洋医学で用いられている〔脾〕というのは、現代医学で言えば、飲食物の消化、吸収といった胃腸全体の働きを差した言葉です。
 私たちが生まれながらに持っている素質としての原気を〔先天の原気〕と言います。
 その先天の原気を用いて命を全うする訳ですが、それだけを用いていては命は直ぐに尽きてしまうでしょう。
 その先天の原気にプラスして、呼吸によって天の気を採り入れ、飲食によって地の気を採り入れます。
 この場合の地の気を〔水穀の気〕と言います。
 採り入れた天の気(陽の気)と水穀の気(陰の気)を先天の気と混ぜ合わせて作られた気を〔後天の原気〕と言い、この後天の原気が経絡を介して全身に廻り、今の命を燃やしているというのが東洋医学の考え方なのです。
 まるで、酸素と糖質を用いて、細胞の中でミトコンドリアがエネルギーを作っていることがわかっていたような感じがします。
 つまり、呼吸と飲食が正しければ寿命は延びるし、そこを不摂生にすれば、余分に先天の原気が使用され、その分、寿命が短くなるということです。
 そして、この呼吸と飲食に関係する働きを持っているのが肺と脾であり、それらの働きを活性させるのが五禽戯の〔鳥〕と〔熊〕なのです。

鳥の2

【優雅な鶴のような舞の五禽戯・鳥の2】


《実習》

準備
 両足を肩幅程度に開き、肩の力を抜いてラクに立ちましょう。

?
 息を吸いながら、鳥が翼を広げるような感じで両手をラクに伸ばし、掌を下に向けた状態で、横から頭より高く挙げていきます。

?
 続いて、息を吐きながら、少し膝を曲げ、腰を落としながら両手を横から降ろしてきます。
*鳥が羽ばたいて飛んでいる感じです。

 ?と?をしばらく続けましょう。

?
 次に、両手の動きはそのままに、手を挙げていく時に、右足に体重を掛けて、左足の膝を90度くらいに曲げながら太腿を挙げていきます。
 股関節も90度くらいに曲っています。

?
 続いて、左足を元に戻し、腰も落としながら両手を降ろします。

 左右交互に片足で立って羽ばたくようにして?、?を続けましょう。



●貫気法の練習に用いられる〔鳥の羽ばたき〕

 鳥の羽ばたきの動きは、胸の中と掌で気を巡らせる〔腕の中での貫気法〕や、足の裏から胸の中まで吸い上げて、掌に吐き出していくという〔足から腕への貫気法〕の練習には最適な動きだと思います。
 大雁功や鳥形八式などの作品にも採り入れられていて、僕の創作した〔樹木の呼吸〕にも組み入れさせて頂いています。
 動きや形だけでなく、気の感覚の練習として続けてみて下さい。

五禽戯・鳥の2

【優がな鶴のような舞の五禽戯・鳥の2】


《実習》

準備
 両足を肩幅程度に開き、肩の力を抜いてラクに立ちましょう。

?
 息を吸いながら、鳥が翼を広げるような感じで両手をラクに伸ばし、掌を下に向けた状態で、横から頭より高く挙げていきます。

?
 続いて、息を吐きながら、少し膝を曲げ、腰を落としながら両手を横から降ろしてきます。
*鳥が羽ばたいて飛んでいる感じです。

 ?と?をしばらく続けましょう。

?
 次に、両手の動きはそのままに、手を挙げていく時に、右足に体重を掛けて、左足の膝を90度くらいに曲げながら太腿を挙げていきます。
 股関節も90度くらいに曲っています。

?
 続いて、左足を元に戻し、腰も落としながら両手を降ろします。

 左右交互に片足で立って羽ばたくようにして?、?を続けましょう。



●貫気法の練習に用いられる〔鳥の羽ばたき〕

 鳥の羽ばたきの動きは、胸の中と掌で気を巡らせる〔腕の中での貫気法〕や、足の裏から胸の中まで吸い上げて、掌に吐き出していくという〔足から腕への貫気法〕の練習には最適な動きだと思います。
 大雁功や鳥形八式などの作品にも採り入れられていて、僕の創作した〔樹木の呼吸〕にも組み入れさせて頂いています。
 動きや形だけでなく、気の感覚の練習として続けてみて下さい。

五禽戯・鳥

【天と一体化する作用のある五禽戯・鳥】


《実習》

準備
 ラクに両足を揃えて立ち、両手は体側に垂らしておきましょう。

?
 左足を一歩前に出し、出した足に体重を掛けつつ両手をラクに伸ばしたまま掌を下に向けて指を垂らした形で、体の前で旨から顔あたりまで上げながら息を吸い上げます。

?
 続いて、顔をやや上に向け、両手を頭上にあげつつ、掌を上に向けながら左右に開いていき、吸い上げてきた邪気を天空一杯に吐き出しましょう。

?
 次に、出していた足を戻しつつ、両手で天の気を集めるような感じで両手を頭上から顔に近づけながら、息を吸い入れます。

?
 両手を下腹の前まで降ろしつつ、やや腰も落としながら、吸い入れた気を丹田に吐き降ろしましょう。

 左右交互に足を替えながら数回繰り返して下さい。

●五禽戯について

 五禽戯の正式名称は〔華陀の五禽戯〕と言います。
 華陀というのは、中国の後漢時代の、漢方薬にも鍼灸にも通じた名医の名前です。
 その彼が、当時行なわれていた導引(今で言う気功の動向)を、鳥、熊、虎、猿、鹿の五つの動物の名を付けた五種類の動きにまとめたものが〔華陀の五禽戯〕で、養生気功の元祖と言えるでしょう。
 しかし、それは2世紀後半の話ですから、言語、文化、宗教などと同じく、地域や時代によって様々に変化してきたでしょうし、僕が学んだ〔五禽戯〕が華陀が創作したものでないことは明らかだろうと思います。
 その僕が学んだ〔五禽戯〕を、原則的な気功の理論に基づいて作り替えてお伝えしているのが、この〔五禽戯〕です。


●鳥の作用について

 〔鳥〕の動きは、天の気との交流、一体化を目的とした気功です。
 天の気は、地に対して陽になり、内臓では肺や心に相当しますので、呼吸器や循環器の働きを調える作用があります。
 特に、胸を広げることで、呼吸量を大きくすると同時に、気持ちも広がりますから、うつ的な感情や内気な性格なども改善していく作用があります。
 また渡り鳥のような肉体的精神的な持続力も身についてくると考えられます。
 大きな仕事を成し遂げていく人は、肺と心が虚(気の不足)では力不足になりますので、それを補う為にも、天の気をたっぷり採り入れて下さい。

養生気功研究所(和気信一郎)

09019816957

kikounonakama@yahoo.co.jp


◆気功の学校/気功の基礎から応用までを学ぶ気功のワークショップ
*毎週土曜13時半〜15時半
*名古屋市市政資料館
*入会費(二千円)受講料(五回分五千円のチケット)体験(二千円)

◆気功を楽しもう in 名鉄カルチャースクール
*毎週月曜13時〜15時
*名鉄「神宮前」パレマルシェ6階
*0526832323
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