一体、誰のために結婚式を挙げるのか。
自分のため?
自分のために結婚式を挙げる、と胸を張って言えないのはどうしてだろうか…。
自分なんかの為に来てもらうのが気をつかう。
それって、わたしが私をあまり好きじゃないんだとも思った。
わたしが私を大事に大切にしていないとも取れる。
また、どうして他人の幸せの日に来ないといけないんだ、面倒だ、と思われているんじゃないかと考えると来てもらうのが申し訳ない気持ちにもなる。
まぁ、わたし自身も過去にはなんで出席せなアカンねんと僻んでいたのもある、正直な話…。
女の嫉妬は醜いわ。
話を冒頭の質問に戻す。
一体、誰のために結婚式を挙げるのか。
わたしは、親や親せきの為と返答した。
正確には、家族に対して感謝の気持ちを伝えたり、けじめを自分自身に付ける為。
それはズレていると指摘された。
わたしはでも、どうしても自分が一番になるための結婚式はしたくない。
一番幸せですって自慢するような、見せびらかすような、そんな結婚式をしたくてするんじゃない。
遠くから来てもらうから、食べて呑んで楽しんでもらいたい。そう思うのは来てもらうのが申し訳ないから。
でも結局は私たちの為に結婚式を挙げるんだということには変わりないとも言える。
そう、そうなんだけど…。。。
親せきの為や家族の為って、そんなの望んでないけど?とも言われた。
確かに、望まれてないね。遠いし寒いし金かかるし、してほしいって頼まれたっけ?いや、頼まれてない。
やっぱり、自分のためなのか…。
なんだか恥ずかしい。
わたしの気持ちや感情はその恥ずかしい気持ちを隠すためだったのか…?