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球体毒舌
ノル




驚くほどに話が短い。まるで限られたスペースに無理矢理詰め込んだ様な…。決してぞんざいに扱われているわけではないが、やはり物足りなさは感じる。

ノルルートでは、リーディを心底慕っている理由…まあ、リーディルートで予想出来るが…と、彼の本当の姿が判明する。悲しい過去、そしてノルの想いが溢れている素敵なシーンなので是非とも見てほしい。

EDはなかなかの甘さ。ルートが短いという欠点をここでカバー出来て…いる様な…気もする。



ノルは何事においても頼りになる人で、実際、亜貴が悩み落ち込んでいる時は励まし…時には放置もするが…、アドバイスをしてくれる。ノルが居てくれて良かった、救われたと思えるシーンが山ほどある。

亜貴と打ち解けるまでは、彼女に対して何処か事務的な態度を取るが、その後は彼女を思いやる言動が増え、それと共に冗談までもが増える。又、慕っているリーディにさえボディアタックをかます程のお茶目…敢えて言い切る…な一面も兼ね備えている。

個人的には『一家に一台』的なノリで、うちに一人は居て欲しいキャラクター。勿論球体バージョンで。うちの騒がしい猫達に追い掛けまわされている光景を、のんびり微笑ましく見ていたい気もする。















ちょっとした余談。

パニパレを何も知らない頃、説明書だったかパッケージだったかのキャラクターイラストを見て、実際にゲームを遊ぶまでずっと、何故か勝手に勘違いしていたことがあります。 

義之輔さんとリーディを見て『ああ、このおじいさん(義之輔さん)は何らかの理由で(リーディ)若返ったんだなあ((リトルエイドを遊んでいるからか、TAKUYOさんは少し珍しいお話がお得意だと思っている為、こんなイメージも浮かんでくるわけです)で、亜貴に出会う…と。…なんて斬新なんだ!』


真実を知って少し残念な気持ちになったことを覚えています(笑)