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いてざ6

詰め込むよろこび。


お腹をいっぱいにするのは気持ちがいい。

なにせ動けない。

ただただ寝転がり、消化を待つあの時間は、それが昼間でぽかぽかであるならば

もうよいでわないか、である。


ビールも入らない。
それでもう満ち足りてるのだから逆にしあわせじゃないか。


夜ごはんも興味なし。

マンガも読めない。


ひたすら苦しさが薄れていく実感のわかない時間の進行を全身で味わう。



こんなふうに過ごす事が季節に一度あれば幸せ者だ。




夜まで何も食べれないかもしれないからいっぱい食べておこう、というときは雑になる。

それは夜の空腹の辛さを和らげる事が念頭にあるから、そういったチョイスになる。



休みの日に何を食べてよいのか分からなくなることが増えてしまった。

食べたいものは沢山ある。

休みだから全部食べたいし、今から全部を食べれると感じられる幸せを噛みしめ執着しすぎるため、
コーヒーとタバコのみを摂取し続け具合を悪くする事が多い。

それに近頃は体調面も考慮しているため、
大好きな辛い物も2連休の1日目だけ許可が降りる。
焼肉とか消化によくないものも同じ。


あっという間に陽がくれて、選択肢は減り続けてゆく。



こんなふうになかなか詰め込むのは難しいのだ。
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