デモテープへの憧れがあって
デモテープの時のやつのほうが
心に何か迫る自然な感じがあるねえと
そりゃいいのばっかりの思い出だからそうだろうけど

人の
友達のでも
知り合いや
資料音源のやつとか
その空気と
じゃあ実際に空間を作ろうってなった時に
だだくずれの理想が始まって
そういうのも命の味って思えるようになったけど

僕はどんどんピッチが狂っていきました
だってそれらを
そろえるための行為にきりが無いように思えて
二重のコンプレックスが発動して

今ならちょうどよいのがちょうどよいじゃんと思えるけど
だからって素っ頓狂なボイスメモの弾き語りを興味がるのは
きりが無いような行為で

キャラ
キャラの合戦


遊びすぎて上野のビジネスホテルにいて
起きたらあら!たいへん!
てなって会社に電話して午前中休みますって言って
もうおせえだろみたいな感じで
のちにみんなにごめんなさいして

その中途半端な朝の上野で
気を取り直すしか術はないのだからと思って
チャラの18が一曲目のアルバムを聴きはじめたら
張り詰めすぎちゃった自分が露骨に思えて
じゃあ逆の場合、同じく痛めつけたりとか
これじゃしちゃうねと思って

誰にだっていろいろあるから
こういう感じはデモテープにはあんまりない感じ
分かち合い感