成人式の思い出
参加中
成人式のころ、高校の同級生や職場の同僚などから、いろんなお誘いがありました。
その頃は、給料が頂ける身分になったため、在学中には買えなかった沢山の本が買えるようになり、
一年間に80冊近く読み、人生を考えていた頃でした。
ある方からは、人生論は本でなくて、生き終えてから自分で論ずるものだと言われましたが、自分としては、自分で決めて歩き出したかったのですね。
そんな時でしたから、自分達の仲間に入れて教え込もうという臭いのするお誘いには乗らず、態度保留を続けました。
その頃に読んだ本には次のような台詞もありました。
「衣類を下ろす時には惜しみつつせよ。同様に、若いときから自分に誇りを持ち、周りからの評価には気を付けよ。」
私の態度保留は、自分の納得するものを探していたことの裏返しでした。
しかしながら、自分を生かすチャンスは見逃さないようにしたいものです。
お誘いは果たしてチャンスだったのかどうか分かりませんけれども。