準備

そんなにチャンスはありませんが、突然現れるチャンスを生かすには、準備しておく必要があり、振り返れば、私は準備ばかりしています。準備が多いのは、これは私にとってそうすること自体が楽しみなのでもあります。

蜘蛛

普段、使われていない部屋で、小さな蜘蛛が糸を張り、その真ん中でじっとしていました。部屋はよく掃除をして締め切ってあり、生き物はまず入って来ないところです。効率のよくない場所に陣取って獲物が来るのをひたすら待っていました。

善意

早く先へ行きたかったので、善意による必要のない行為に付き合う時間が惜しく、それに感謝しなかったため、立ち塞がってかえって更に先へ行くことができなくなりました。善意の鍋には感謝の蓋が欠かせないのでしょう。

彼岸

何年ぶりにか、お彼岸に帰った私から荷物を受け取り、パソコンの日記に記録している。荷物から自分への土産としたいものを抜きとって喜んでおり、私はそれでも良いかと考えながらそれを見ている。

花摘み

昔、玄関先にアガパンサスがあって、緑の茎が一本だけ伸びた年がありました。薄紫の蕾がついた頃、誰かが蕾を摘み取ってしまい、その年は花を見ることはありませんでした。出勤、帰宅で目に留まる度に、「長い棒の先に花がついていたら摘みたくなるのだろう」と繰り返し思いました。
前の記事へ 次の記事へ