虎杖屋敷のブログ

季節、場所、場面が結びついている記憶があります。私は６月にサボテンの花が咲いたら知人を思い出し、地元の山に登ったら昔、登った時の気持ちを思い出し、明るい夕焼けを見たら初めに美しさに気づいた時のことを思い出します。

川の中に生えている木に燕が巣を架けているのが、橋の上から見えます。親ツバメが巣を離れたり、戻ったりしているのを立ち止まって、見たかったのですが、時刻は朝の通勤時間帯。人通りが多く、私もまた通勤中でしたので、気になりつつも通り過ぎて行きました。

夕べは帰りが遅くなりましたが、空気が澄んでいたので星を綺麗に見ることができました。南に上がった蠍座の概ね全体がよく分かり、こういう機会はあまりないため、よく見て置こうと立ち止まって見上げていたら、星座の左上から南西へ流星が走りました。

寛いだ過ごし方について何方かから、人は立っているよりも座っている方が、座っているよりも寝ている方が目的に適っている、とお聞きして感心し、家に帰って家族に話すと、当たり前、と言われた事を思い出しました。

眠たくて宵のうちから寝てしまうと、こんな時間に目が覚めました。昨日の昼間の熱で部屋はまだ暖かく、外の空気に触れたくなって窓辺に来ています。外からは暗い窓の窓枠にスマホの画面が映り、ぼんやりと明るく見えるでしょう。