スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

翌日

同じ事を繰り返す日々が甘くてそして愛おしくて。そんな今日と明日がずっと続きますように。


――喧噪も 待ちぼうけの日々も 後ろ側でそっと見守っている 明日に変わる意味を――


「もう、行ってしまうのかい?」

ばたばたと身支度をするエドワードに、未だ乱れた着衣でソファに寝転んだまま声を掛けると、こちらを見る事も無く返事をされる。

「顔出しに来ただけのつもりだったしさ、アルも待って、うわっもう時間!汽車!」
「全く、だから挨拶ぐらい時間に余裕を持って来たまえよと、」

そう言うと弾かれたようにこちらを振り返ったその顔は真っ赤で。

「あんたが!その…し、しなけりゃ時間に余裕あっただろ!」
「出立を告げに来た恋人に指一本触れないで見送れる程、甲斐性無しではないよ私は」
「だ・か・ら!そういうのは想定してないっつーの!」

餞別替わりに殊更優しい微笑みを贈ると、立ち上がってその背にコートを掛けてやり、取り上げた左手にくちづけた。

「行っておいで、気を付けて。困った事があったらいつでも電話して、」
「うるさい!過保護すぎ!」

慌てて手を引くと、そのまま逃げるように部屋から走り去ってしまった恋人の幻影に、毎度の事ながらやれやれと軽く肩を持ち上げる。

旅立ってしまうのはわかっているのに、どうしても毎回手離すのが惜しくなって少しでも、と引き留めてしまう。
彼もそれをわかっているから、毎回少しずつ早い時間に顔を出して、本当にギリギリの時間まで自分の振る舞いを許してくれている。

「過保護ねぇ…お互い様、だろう?エドワード」

自分を過保護だと言った恋人の、眉の下がりきった顔を思い出すと、口許だけで笑って着衣を整える。
夜には次の街に着いて、そして…いつも旅立ちの翌日、速達で届く薄っぺらな手紙に想いを馳せる。


話題:二次創作文
more...!

tonight,I will fall

00最終回、満足しました!うん…映画化!?の町田です。でも、あれ?SEED映画化の話はどこへ?

お花見楽しかったです!ただ、最初に行った場所はあまりに寒くて…車の中から桜を見ながらお弁当を食べました。
山のちょっと奥だったんですが、川だったし気温が低いのはもちろん、なにより風がすごくて!普通に手は震えるしこれは無理だなと。
結局地元に戻って、公園的な所に行きました。展望台があっていいロケーションなんですよね。ただ、世間的にお花見シーズンのようで…ひ、人多すぎ…!
色々恥ずかしかったです。せっかくだから桜をバックにして撮りたくて、でも普通に咲いてる所は一般のお客さんが…と思って、ちょっと道を外れた所にぽつんと生えてる穴場で撮りました。
楽しかったけど、山歩き大変でした…普段いかに運動不足かわかりますね。
あとやっぱり寒さ我慢大会でした。3人でぶるぶる震えながら遊びました。「寒い!」がこの日の流行語…次点「恥ずかしい!」

山奥と言うか川は、また夏に行こうと言う事になりましたー。滝でびしょ濡れになったりしたーい!
それまでにカメラを向けられるのにも少しは慣れるといいのですが。
ずっと「胸張って!乙女立ちになってる!」って注意されてました…乙女立ちってナンダロウ?

そして不安的中…やっぱり風邪をひきました。遊びに行って風邪ひいたなんてバレたら怒られそうなので秘密にしてます…

拍手ありがとうございます

わたしの妄想のお話を読んで下さってありがとうございます。感謝の気持ちでハートマークとか出したい感じ!
出せるんでしょうけど、まだイマイチエムブロさんの使い方がよくわかってないのでした。
(でも、オフィシャルのスキンなのにタグの閉じ忘れがあったのは、さすがに自分で直しましたよ…)
また思い出した時にでも、お立ち寄り下さいね。お待ちしています。

昨日のMステ、スペシャルなのに気付かなくて途中からしか録画できなくて落胆の町田です…しかもお目当てのPerfumeはもう終わってたし。
それでも思いの外EXILEが面白かったり、misonoちゃんが可愛くてきゅんきゅんしたりしましたー。
結局見逃したPerfumeは、どうしても見たくてインターネットの力に頼りました…あ〜ちゃんの涙にうっかりもらい泣き。わたしキモチワルイ…!

明日は00最終回!わたしはルイスとグラハムが好きなので、2人がどうなるのか心配です…!幸せになってくれたらいいなぁ。もちろんマイスターのみんなも。
で、最終回に備えて夕方まで今までの録画を見直したりして過ごそうと思ってたんですが、おでかけに誘われたので朝から外出です。
ピクニック!お花見!まだピークには早そうと言うか、今日下見してきた友達の話では三分咲きとからしいですが。
そして明日の外出のメインは実はお花見じゃなくてお写真…コスプレの…なので、ちょっとした寒さ我慢大会になりそうな予感です。ぶるぶる!
先週は先に予定が入っててお誘い断っちゃったので、リベンジなのです。
「地毛でやるのには今丁度よさそうだし!」って、察しの良すぎるお誘いメールが来ました…

アイソトープ

一は全、全は一。それならば――例えばその皮膚でさえ、お互いを遮るものなど何一つ無くなって、溶け合ってしまえれば。


――Everything will be one with the space, and the space will be one with everything――


(もう、いらない、のに)
頬を滑り、胸を滑り、腰を滑り、背中を滑る。まるでお互いの境界線を確認するような作業を繰り返す指がもどかしい。
そんな作業に翻弄されてしまう事が悔しくて、戒めようと手を伸ばしても、のらりくらりと躱されてしまう。
その様子に声無く笑う恋人を見上げると、今度はその指が瞼を押さえた。

「さっきから何を考えている?ちっとも集中していないじゃないか」

こんなに近くにいるのに、そう耳許で囁かれながらより深い処に与えられる熱に、それまでの考えを綯い交ぜにされる。

「や…ちが、くて…っ」

その思考でさえ、溶け合う事はないのだろう、それがとても悲しくて。身体はこんなにも深く繋がる事ができるのに。
同じものでできているのに、けれど混ざりあってしまう事は決してない、なんて。だから…

「このまま、とけて…っ、ひとつに、なってしまえれば、って」

まるで眼球が溶けてしまったんじゃないかと思う程に、瞼の下が熱い。言葉にしてしまえば悲しみはその輪郭をはっきりと持って。
今更両の手で顔を覆ってみても、もう遅い。溢れる涙を塞き止める術は無かった。

「それは…どうして?」

別人のようだ、と思う。意地悪く囁いていたその口で優しい言葉を紡ぎ、意地悪く身体を這っていたその指で優しく髪を梳く。
頬や肩を撫でるその手からは、先程までの性的な色はすっかり抜け落ち、まるで愛し子にするそれだ。
一番に考えている事は、一番に考えていたい事は、弟の事なのに…それなのに、どうしてかこの男の事が好きで堪らなくて。
ただ嗚咽を漏らすしかできなくなった自分を、急かす事なく優しく撫でるその手に、それでも心は揺さぶられるばかり。

「…あんたの事が、好き、なんだよ」

噎び泣く合間にそれだけ告げると、包み込まれるままその胸に顔を埋めた。
隙間無くぴったりと肌を合わせれば合わせる程に、お互いの境界線が際立って、自分とは違う早さで脈打つ鼓動に不安を煽られるのに。

「君とひとつになれるなら、それは素敵な事かも知れないね、でも」

漸く口を開いた恋人がゆっくりと言葉を紡ぐと、声帯の振動が身体に伝わってきて、その事になぜだか酷く安心する。

「すっかりひとつになってしまったら、こうして君と抱き合う事もできなくなってしまうだろう?」

それは寂しいなぁと惚けたように言うその声に、くすくすと笑うと身体に伝わってくる振動に、胸を締め付けられる。

こんな気持ちは、知らない。


話題:二次創作文
more...!

破壊衝動に性的衝動

誕生日に届いたケーキが…気が利きすぎてどうしていいのかわからない町田です。

送り主は一般人なんですけど、なんでこんな事を…!自分がオタクなのは隠してないんですが、それにしたって。嬉しいんだかなんだかでいっそ泣きそうですよわたしは。
あとはずっと欲しかったポータブルCDプレイヤーをいただきました!大人になってまで貰うプレゼントとは思えない。
でも本当に欲しい物を貰えると、周囲の人たちに恵まれてると言うか、愛されてるなぁと…幸せです。

これで音楽環境も以前よりは整った事ですし、作文書きたいなー…妄想するばかりで出力の方がサッパリです。
それというのも、流行遅れの風邪のせいで。すっかり頭働かないです…まずはプレゼントや祝い酒のお礼メールしなくっちゃ!

こないだ撮った証明写真ですが、やっぱり微妙だったようです。受け付けてくれた方が他の職員さんとも相談して、なんとか通ったようですが。
証明写真なんて撮る事無いのでルールがわからなかったんです、よ!帽子がダメなのは知ってたんですが、まさかリボンが引っかかるなんて思わないじゃないですか…!
prev next