「あれ?雛っちはどこっスか?こないだから姿見てなくて寂しいんスけど」
「藍沢なら赤司の所なのだよ」
「うえー…またっスか?最近ずっとっスよねー」
黄瀬が思わず口を尖らせると、黒子は肩をすくめ青峰は鼻で笑った。
「黄瀬君は何しに部活に来てるんですか」
「乳離れできねー子供みてぇだよな」
「うううるさいっスー!だってそうじゃないスか!ここんとこ雛っちが顔出したかと思えばすぐ赤司っちがどっか連れてくし…」
「文句なら赤ちんに言えばー?」
「うっ…文句じゃないスけど…。なんかずるいっス!」
「部活をする気が感じられないのだよ」
「…黄瀬君はわかりやすいほど藍沢さんにべったりですからね」
「つーか、赤司の奴マジで連日何してんだ?」
「………」
…誰もが口をつぐんだその一方で、こちらは体育館脇にある小さな別室。
「…ん……」
「もう少し、進めてごらん」
「っ…」
「まだいけるな?」
「…ふ……う…」
「ゆっくりでいい。…そう、いい子だ」
「……あ、かしく…もう……っ」
「ああ、いいよ」
赤司は雛の頭を撫でながら満足そうに微笑んだ。
安心したように息をつく雛を起こしてやり、自身は椅子に座ってノートに何やら書き込んでいる。
「長座体前屈でこれだけの数字を出せたら上等だ。よくがんばったな」
「…ん」
雛は手招きされるままに側に寄り、その場にちょこんと腰を下ろした。
再びその頭を撫でる赤司の仕草はあまりに自然で、一見飼い主とペットのようにも見えてしまう。
雛もまた気持ちよさそうに目を細めて身を寄せた。
「マネージャーの体力値を知っておくことも必要だからな。だが体力テストもこれで終わりだ。今日からはまた桃井との連携を測りつつ『見る』ことに集中するんだ。視野を広げるよう癖づけることも忘れるな」
こくりと素直にうなずくのを確認すると、赤司もまた口角を上げた。
柔らかな髪を流れに沿って指でなぞり、後頭部、うなじにまで辿り着く。
くすぐったそうに身をよじる雛はそれでも拒否などせず、赤司に身をゆだねていた。
体を傾けたまま見上げると、赤司と目が合う。
整った顔に何を考えているかわからない余裕を持ち合わせた鋭い瞳。
不意に赤司がまっすぐに見下ろし尋ねる。
「オレが怖い?」
「…ううん」
「そう、変わっているな。雛は」
「………だっ、て」
くすりと笑う赤司に、雛は珍しくむきになったように顔を上げた。
「…あかしくんは……優しい、よ…?」
「……」
雛もまた、赤司を見つめ返した。
大きな瞳は一度も逸らされることなく、それは雛のまっすぐな性格を物語っていた。
「…雛」
「?」
「お前はかわいいよ」
「……?」
きょとんと首を傾げる雛に、思わず笑みが零れる。
赤司は雛を立たせ、先に部活に戻るよう告げた。
「さあ『見て』くるといい。コートも選手もまとう空気も、全てをその目に焼き付けろ。それがお前のバスケだ、雛」
出て行く小さな背中を見つめ、椅子に腰掛けたまま足を組み直す。
飼い慣らせているようで、するりと抜けていってしまいそうな危うい感覚。
雛の控えめな笑みはいつも平等で、壊れてしまいそうに淡く儚い。
「…オレが怖い、か」
畏怖する様子を見せない雛は、本当にずっとこれからもそうであり続けるのだろうか。
先程のノートを眺めながら目を細める。
口元を歪めて、赤司は小さく笑った。
終
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…何これ意味わかんない←
赤司様って腹ん中にほんといろんな思考を蓄えてそうで…
未知なお人だわ本当に…!
ナメてた…!すんませんでした(土下座)
とりあえずラスト、なんかたくらんでたらなって…(…)
もしもの話、
あんまり動じない雛に対して芽生えるちょっぴり歪んだ感情。
泣かせてみたいとか、追いつめてみたい、とか。
それによるキセキ崩壊とかめっちゃぷまいな←
すべて赤司様の思惑通りにことは進み、彼女は傷つき泣いて途方に暮れる。
けど、新しい場所でさらなる成長を遂げようとしてる。
それを全て見越した上でのキセキ崩壊だとしたら\(^o^)/はいもうやめます。
赤雛には言葉はいらない…というかなくて大丈夫、な感覚。
でも実はお互いに噛み合ってないとこがある、と思う。
好きとかそゆのじゃない。
本当にご主人様とペットな感じに近い、時もある。
「トクベツ」。
…うーん…赤司様がよくわからんからわからんなー(結局)
そのうちキセキ雛小説コンプしたいな。赤司様を筆頭に(笑)
大変お粗末様でした!(土下座二回目)
話題:名前変換無し夢小説。
なんか凄く赤司さまがカッコイイ…!
そのまま二人で話盛り上がってくださいまし!
もう主人とペットみたいやけど、
愛しい愛しいみたいにしてる赤司さまがあ!!
んで、雛ちゃんやっぱ可愛いー!!!\(^o^)/
赤雛万歳!どしよ、かなりきますよ!赤雛キター!←
ぎゃーぎゃーすんません…
お邪魔しました!
まじでええええええ!?
なんか途中(しかも結構前半)で何が書きたいのかわからなくなっているという\(^o^)/
やはしノープランはいけまへんな…
なんか赤司様が未だにつかめてないから何とも言えんですが、赤雛はちょっと特殊な空気だといいなぁなんていう親の妄想\(^o^)/\(^o^)/←
できればまた挑戦したいです…!(>_<)
いつもありがとう!!