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終末論者の向こう側。其の二

父は何故にこうもネタを提供してくれるのか。
先週辺りから動向がおかしいです。母曰く、あるお客様からお酒をいただいたそうで、その日の内に頂き物のお酒が失せたとのこと。
で、後日、姉が謎の透明な液体な入ったカップをテーブルの父の定位置にて見かけて、間もなく現れた父がサッとそれを手に取りシンクに棄てた...。

まさかね〜。

なんて話してて、その事を忘れかけてた昨日の朝、父の溜め息を聞いた。それは酒浸りも深刻な頃によく聞いた溜め息に似ていて、肝臓から来る嫌な咳を聞かなくなって少ししか経たないと言うのにまさかと思い、起きてすぐに会った母にその事を訊ねたら、「私が体のためにアレもコレも注意するからちゃう?」と言う。そうかな?どうなのかな?
なんて、その日の夕方には判明しましたよ。
会社から帰ってすぐに会った父の口臭は完全に...酒浸りも極まった頃の酒の腐った様なあの悪臭でした。
あのって言われてもピンと来ない人が殆どでしょうが、周囲にそう言う人が居たり、自分の体験で知る人ならお分かりだと思う。深酒した後に出るあの排泄物の臭いでもある、あの不潔極まりない悪臭です。
それがまた父の口から、講釈を垂れる度に飛び出てる!

その口から、母に「協力してくれ」と言った。
にもかかわらず。
その口から、病人食を研究して作って膳を運んだ母に「そんなもん食わんぞ」と言った。

私は知っている。これは禁断症状ですよ。それに完全敗北したのをもう包み隠さない。「協力してくれ」って、私たちを馬鹿にしてるのかな?午年なだけに?いや、馬は賢いし、午年も馬鹿じゃ無いですよ。父は父ゆえに馬鹿を発揮しただけなんだなと。
昨年、父の喚いていた最期の審判ね、あれね、正体は人間誰しも死んだら皆最期の審判ですよ。その生は死んだらその一回だけ。だから皆さん、悔いなく大事に生きてください。父みたいに馬鹿やらないで、より良く愉しく朗らかに生きましょう。自他傷つける生き方の愚かさを教えてくれる、父の体を張ったネタは大切にここに拾って記しておきます。

実はこの文章、今まさに悪臭ぶっぱなしながらお客様に講釈を垂れてる父の隣で打ってます。馬鹿になっちゃ駄目ですよん♪
その口から垂れる悪臭の前と後にサーを付けろ!サー!イエッサー!(臭)
...なんてね。

終末論者の向こう側。

2018年10月7日日曜日、朝8時に最期の審判が始まる?も玉砕しましたね。
父が昨年アレだけ騒いでくれたお陰で、お客様が激減しました。そりゃ、病気治しで癒しを求めて来られていらっしゃるのに、当の大将がテレビに向かって不適切なヤジを飛ばしたり、お客様を捕まえては「みんな死ぬんやー!」と触れ回ったり、離れたくなりますわね。私も離れたい(笑)

で、今年の父がどうだったかというと、更に動揺して怖がる種が出来たのです。

めでたくも。

ドクターストップ頂いてます。(笑)
来られるお客様なら皆様お馴染みの酒癖の悪さが祟って、肝臓やらかしました。そこから脾臓に来て糖尿いってますから、もうね、そのまま逝ってしまうかも?
確かに父の破滅なものが露になったんですね。これで真に健康を考えてくれることを祈るばかりです。
頼って来られるお客様の為にも。

っていっても気心の知れた方々に甘えてばかりなので、重たくて不快な発言はやめてほしいのですけど。あまり人に知られたく無さそうですが、多分もうね、大体バレてるから安心して治してほしい。

娘は心配がいっぱいです。
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