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傷 10

マサさんがPと俺を呼び寄せたのは、Pの一族(父方)は朝鮮半島にいた親類縁者が朝鮮戦争で死に絶えてしまっており、Pは一人っ子で、Pが死ぬとP一族が絶えてしまうかららしい(母方の一族、嫁いで家を出た女は関係ないそうだ)。俺がPと同様に呪われた原因は、Pから祟りに関連して金銭を受けたことによるらしい。ただ、事故や病気(癌や心筋梗塞、脳溢血)といった形ではなく、外傷という形で現れた非常に稀なケースらしい。そして、生霊と女の家の「守り神」がどうやら一体化しているらしいこと。「神」の霊力も強いが、生霊を飛ばしている女の「霊力」が非常に強いらしい。しかるべき修行をすればテレビに出ているインチキ霊能者が束になって掛かっても適わないレベル。その霊力ゆえに「神」と一体化したとも言える。P家に売り込みに来た祈祷師のオバサンも、市井にいる祈祷師・霊能者の中で、彼女よりも強い霊力を持つ人は10人いるかどうかというレベルの力を持った人だそうだ。ただ、傷を受けた原因は俺とPの個人的要因もある。俺はユキと何度も交わる事により精力や「気」を極度に浪費していた事、Pは深酒をして酒気も抜けていないような状態で、しかも寝不足で、俺と同様に非常に「気」の力が落ちていたことだ。俺達のように極端な例は稀だが、薬物や大量のアルコールで精神のコントロールや気力が下がった状態、荒淫によって精力を浪費した状態で心霊スポットなどに足を踏み入れる事は「祟り」や「憑依」を受ける危険や可能性が非常に高くなって危険なのだと言う。


マサさんの話によると、「生霊」を飛ばすと言う事は「精力」や「気」といった「生命力」を酷く消耗するらしい。毎晩フルマラソンを走るくらいの負担が心身に掛かり、確実に本体の命を削り取って行くのだと言う。普通の人ならば、一月で体調を崩し、三月もすると回復不能なダメージを負ってしまうのだそうだ。しかも、これは毎晩生霊を「飛ばす」場合。本体に生霊が戻る事で、生霊の霊力も本体の生命力もかなり元に戻るらしい。それでも、削られる生命力は深刻らしいのだが。だから、「結界」内に生霊を閉じ込められて、本体に戻れなくされた女がどんなに強い霊力の持ち主であっても、そう長くは持たないはずだったらしい。しかも、女の生霊はあの井戸に少しづつ「吸い取られて」いて、消耗のスピードは更に速まるはずだった。はじめ「3ヶ月から半年」という期間を示したのは、Pと俺に「娑婆」から離れる覚悟を持たせるのと、元いた生活に「心」を残させない為だったらしい。傷が治った時点で、ほぼ全てが終わる予定だったのだ。


しかし、傷が治って来た時点で話が変わってきた。女の生霊が消えないのだ。女の生霊と一体となっている「守護神」は女の霊力を強めてはいても直接「生命力」を強める事はないそうだ。女はとっくの昔に生命力を使い果たし、霊力を「井戸」に吸い尽くされて命を落として「井戸の中身」の一部になっているはずだったのだ。悪霊が消えない限り俺たちを結界の外に出す事は出来ない。しかし、どうやら先に俺達の方が危なくなってきたらしい。背中に書かれた護符の力で守られてはいるが、マサさんが「引き込まれるな」と最初に注意したように、俺たちもまた「井戸」に霊力や生命力を削り取られているのだ。事実、70kg台だった俺の体重は60kg前後まで落ち込んでいた。Pの痩せ方はもっと激しく、100kgを超えていた体重が70kgを割りそうな勢いだった。このままだと生霊が消える前に俺達の方が先に命を落とす。しかも、この地で死ねば俺達の魂は井戸の中身の悪霊と一体化してしまうというのだ。マサさんのところに来てからは連日連夜、恐ろしい思いをしていた。全てがあの井戸絡み。命を落とすのは、まあ我慢が出来る(うそ、絶対にいや!)。しかし、あの井戸の中身になるのは死んでも嫌だ!!!俺達は悪霊との持久戦に入った。俺達はマサさんの下で「気力・精力」と「霊力」を高める初歩的な修行をさせられる事になった。これは、完全に予定外だったらしい。この為、俺達は一生この手の「霊体験」からは逃れられない「体質」になるらしい。身を守る方法は教えて貰ったけれどね(サービスだそうだ)。修行の内容などについては機会を改めて書きたいと思う。

傷 9

マサさんの話によると、死霊や自縛霊といったものは、鉄杭で七方の地脈を絶って、一方向を開けて、霊格や神格の高い神社仏閣との間の地脈を開いて繋げる事で、1年ほどで浄化されてしまうらしい。浄化された土地に、お寺から貰ってきた護摩や線香の灰や神社から貰ってきた水を撒いて鉄杭を抜けば「普通の」土地になるらしい。呪詛には呪詛返しの方法があり、生霊は、祟っている方か祟られている方のいずれかが死ねばそれまで(…なんだかな?)。色々方法があるらしいが、人形などの身代わりと火を使う方法が良く使われるのだという。この辺りは日本も朝鮮もやり方は大差ないらしい。元々、日本の神道の形式と朝鮮の呪術や儀式の形式は良く似たもの多いのだそうだ。故に日本の祈祷師や拝み屋と朝鮮のそれは素人目には区別がつかないことも多いのだという。俺にはどちらも良く判らないのだが。生霊が「場所」に憑くというのは比較的、珍しいらしいのだけれども、多くの場合は上記の自縛霊に用いた方法と人形を用いた方法の合わせ技で浄化できるのだそうだ。

いずれにしても、これらはマサさんの仕事の範疇ではないらしい。マサさんが扱うのは、儀式を踏まないで神社や祠を破壊して「神」を怒らせてしまったり、盗まれてきた神社の「御神体」や寺の「ご本尊」を知らずに買ってしまって、「一族」が根絶やしにされるような祟りを受けた場合だそうだ。話を聞いた時「そんな罰当たりな真似をする奴がいるのか?」と聞いたら、朝鮮人には神社仏閣に盗みに入って盗品を売り捌いたり、神社や祠に火を放ったり破壊したりする輩が今でも少なからずいるそうだ。自分の中に「神」を持たない故に、他人や他民族の宗教や信仰に対する配慮や、その対象に対する「畏れ」に著しく欠けているのだと言う。「畏れ」のあるなしに関わらず、そんな真似をすれば日本人でも地獄行き確実で救い様がないけれど、先日書いたように高位の「神」の助力が得られない朝鮮人の場合は更に深刻で、一族全てが祟られて絶えてしまう危険があるらしい。

一族を絶やすようなレベルの祟りになると地脈や鉄杭を用いた方法では浄化以前の「鎮める」段階で100年、200年といった時間がかかってしまうし、一族に祟りが行き渡り絶えてしまう。特に祟りの元となったもの、祈りや信仰の対象であったものを「物」として「金で買う」と言う行為は、非常に強い祟りとなるそうだ。霊力の高い品物だと移動する先々で祟りを振りまき、「売買」される事により纏った「穢れ」により、非常に性質の悪い悪霊となってしまうのだそうだ。だから、出所不明のアンティークの品物、特に宗教に関わる品物は売り買いしない方が良いらしい。

マサさんが「祟られ屋」だと言うのは、金銭やその他の「対価」を受け取って儀式(内容は判らない)を行い、その「一族」の代わりにマサさんの「一族」が祟りを受けるからだ。マサさんと例の「井戸」は「繋がって」いて、マサさんを通して井戸に送り込まれた「祟り神」は祟りや呪だけを井戸の「悪霊」に吸い取られ、結界の外に拡散してゆくのだと言う(井戸の中にはマサさんの父親の遺髪と血、マサさんの髪の毛と血と臍の緒が入っているらしい。これは聞き出すのに苦労した)。鉄杭の結界は「神」や「清いもの」は外に通すけれども、「穢れ」や「悪霊」は外へは通さない(外からは引き寄せているらしい)。簡単に言うとそんな原理らしい。

傷 8

話しは戻って、何故俺達の「致命傷」とも言える「霊体」の傷は、この禍々しい土地で癒えつつあるのか?マサさんは「私の推測も入るが」と断りつつ語った。俺たちに憑いている悪霊を「生霊」と判断したのは、マサさんに繋ぎを付けてくれた商工会の調べで、あのラブホテルのある土地の元の住人を探し当てたからだ。あの土地に住んでいた住人はバブル期に作った借金が元で、抵当に入っていた不動産を失った。その家は江戸時代から続く旧家だったらしい。建物を取り壊した工務店の話では祠や神社の類はなかったが、家の中に立派な神棚があったらしい。建物は抵当割れで解体費用も出ず塩漬けされ、P家が買い取りラブホテルを立てるまで放置されていたそうだ。そして、住人は意外な所にいた。その家のすぐ近所の賃貸マンションに、元の持ち主の一人娘が住んでいた。娘は両親が死亡する前に連帯保証人となっており、多額の借金を返す為に、なんとP家の経営する風俗店で働いていたのだ!女のマンションの部屋からは問題のラブホは良く見えるらしい…マサさんは「あくまでも推測だが」おそらく、その女の家では神社か祠を代々祀っていたのだろう。刀を祀った祠だったのではないか?それが風水害や地震・戦災などで喪われ、女の両親、あるいはそれ以前の代の家の者の手によって神棚に移し替えられ祀られていたのだろう。その刀ないし「神」は長い年月をかけて祀られ続ける事でその家の「守護神」となっていたのであろう。生霊として俺達に「封じられている」娘は、俺たちが死ぬと井戸の悪霊に吸収されて確実に命を失うだろう。そうすれば他に「祀る者」を持たない、祠や神棚といった形も失った「守護神」は時間の長短はあってもやがては消え去ることになる。また、本件においては「守護神」と「生霊」が一体化しているようにも見える。そうすると娘の霊と共に「井戸の悪霊」に飲み込まれる可能性もある。それを避ける為に俺達の傷を癒した。俺達の傷は「守護神」の力によるもの。治すのは雑作もないと…

マサさんの話の宗教観ないし心霊観は正直、俺にはピンと来なかった。ここに書いた話も正確に再現できているのか心許ない。ただ、傷が楽になってきているのは確かなので、そんなものなのか、そんな考え方もあるのだなと思った。マサさんの話では、「内」の傷が治っても「外」の傷はそのままでは治らない。そのまま放置すると「井戸」の影響で「外」の傷から「内」を侵されてしまう。傷は早急に治さなければならない。

マサさんは家の表に出て一斗缶の中に火を起し、鉄の中華鍋のようなものを炙り始めた。やがて鍋が焼け、鉄の焼ける独特なにおいがしてくると、鍋の中に白い粉末を入れた。石臼で擦った「塩」らしい。それを一斗缶の火が消えるまで何かを唱えながら混ぜ続けた。火が消えると黄色い粉末を一つまみ塩に振りかけた。「硫黄」だという。鍋を缶から下ろすとペットボトルに入った水を鍋の中に注いだ。塩の量が多くて全然溶け切っていなかった。マサさんは俺達に服を脱げと言った。猛烈に嫌な予感がした。そして、予感は的中した。

マサさんは、手で掬った「塩」を俺達の傷に塗りつけ、物凄い力で擦りつけた。湿って乾き切っていない瘡蓋とも膿みの塊ともつかないものが剥がし取られた。酷くしみる。焼けるようだ。傷の数も面積も大きいPは目を真っ赤にして声も出せないようだ。マサさんは鉄鍋の中身がなくなるまで交互に擦りこみ続けた。その晩はひりひりと痛んで眠る事も出来なかったが、あれほど治らなかった傷は3日ほどで瘡蓋が張り、更に1週間ほどで綺麗に治ってしまった。

傷 7

マサさんは言った。
本来、霊には生霊も死霊も生きている人間の肉体を直接傷付ける力はない。殆どが怖い「雰囲気」を作るだけ。相当強い「念」を持った霊でも「幻影」を見せるのが精一杯なのだと言う。「祟り」で病気になったり、事故に遭ったりするのは祟られた人間の精神に起因する。「雰囲気」に飲み込まれた人が抱いた「恐怖心」が核になり、雪だるまのように負の想念が大きくなって、そのストレスにより精神や肉体、或いはその行動に変調を来した状態が「霊障」と呼ばれるものの大部分なのだと言う。こういった「霊障」の御祓いは、所謂「霊能力者」や正しい儀式でなくとも、「御祓い」を受ける被験者に信じ込ませる事が出来れば誰にでも出来る催眠術の類らしい。しかし、俺達の場合は違うのだと言う。

マサさんは俺がユキに斬られた晩の話を聞き、ホテルの部屋を確認したという。そして、フローリングの床を確認した。ユキが刀の切っ先をめり込ませた作った傷があり、俺が投げたライターか灰皿が当って出来たであろう部屋の入り口のドアの小さな凹みと塗装のはがれも発見したと言う。出しっぱなしになっていたシャワーや小便の水溜りがあった話から、俺達の傷は所謂「霊体」に深手を負わされ、それが肉体に反映したものだと判断したのだと言う。あの晩の出来事も、Pの体験も夢ではなかったのだ!そして、そのことから、俺たちの霊体を斬った生霊の背後には「神」とでも言うべき霊格の高い存在が付いているのが判るのだと言う。でなければ、肉体に外傷として現れるような深手を生きた人間の霊体に負わせることは不可能なのだ。こういった霊格の高い存在が背後にある場合、祟られたのが朝鮮人の場合、ごく例外的な場合を除いて通常の除霊も浄霊も不可能なのだと言う。朝鮮人は「神」の助力を、特に日本国内では得られないのだという。「個」や「家」ではなく、「血族」を重視する朝鮮人は祖先の「善業」も「悪業」も強くその子孫が受け継ぐのだそうだ。朝鮮は遥かな過去から大陸の歴代王朝や日本の支配を受けてきた。そして、同族を蹴落としながら支配者に取り入りつつ、その支配者に呪詛を仕掛け続けてきたのだ。「恨」という朝鮮人の心性を表す言葉は、朝鮮人の宿業でもあるのだ。自らを「神」として奉る民族や国家、王朝を呪う者に助力する「神」はいない。そのような者への助力を頼めば逆にその神の逆鱗に触れかねない。Pが、御祓いを頼みに行った祈祷師たちに悉く拒絶されたのはその為だったらしい。「まあ、そのお陰で私の商売も成り立つのだけどね」とマサさんは笑った。

朝鮮人を守ってくれる神様はいないのですか?とPが聞いた。マサさん曰く、「神」の助力を得るには長い時間をかけた「信仰」ってヤツが必要なのだそうだ。いや、長い時間を重ねた信仰が「神」を作ると言ってもいい。朝鮮は支配王朝が変わるたびに文化を変え、信仰まで変えてきた。しかも、同族同士で呪詛を掛け合っても来た。民族の「神」がいない訳じゃないけれど、その霊格は高くなりようがない。儒教は厳密な意味で宗教ではない。キリストは「神」だけれど、孔子は「神」ではない。日本や中国と同じ神仏の偶像はいっぱいあるけれど「神」には「なっていない」。だから朝鮮では、生贄を利用する蟲毒のような「呪詛」、地脈や方位を巧みに操って大地の「気」を利用する「風水」が発達したのだという。そして、民族全体が共通して信仰する霊格或いは神格の高い「神」を持たないが故に、生きた人間が神を僭称し、時に多くの民衆の信仰を集めてしまうのが朝鮮の病弊なのだ。朝鮮人はある意味、異常な民族なのだという。

傷 6

車に乗ると俺達はアイマスクをさせられた。暫く走ると舗装道路ではなくなったのだろう、車は酷く揺れた。砂利道に入って5分もしないうちに車は止まった。マサさんは俺達に少し待てと言った。車外からはハンマーで鉄を打つような音が聞こえてきた。

実際、長さ50cm、直径5cm程の鉄の杭を地面に打ったのだという。鉄杭を打つ事で地脈を断ち切り、外界とこの敷地を切り離しているのだと言う。この敷地にはこの様な鉄杭が他に7本打たれているとマサさんは語った。この敷地自体が一種の結界なのだと言う。俺達はこの敷地から一歩たりとも足を踏み出す事を禁じられた。

敷地の中には普通の民家と大きな倉庫のような建物があった。民家と倉庫の間に立って、マサさんが敷地の奥の方を指差した。岩の低い崖の手前に小さな井戸のようなものがある。実際それは深い井戸らしい。直径は60cm程でさほど大きくはない。その上には一抱えほどもある黒くて丸い、滑らかな表面をした、直径80cmほどの天然石で蓋がしてあった。井戸の周りには井戸を中心に直径180cmの円上に八方に先程と同じ鉄杭が打たれていると言う。マサさんは井戸には絶対に近づくな、出来る限り井戸を見るな、井戸のことを考えるなと言った。井戸に引かれるのだと言う。そして、もし万が一、井戸に引かれる事があっても鉄杭の結界の中に入るなという。Pがあれは何だと尋ねた。

マサさんはこう答えた。「地獄の入り口だ」と。季節はまだかなり暑い時期だった。山に囲まれてはいるが、それほど山奥と言う感じではない。まだ日も高く、日差しも強い。しかし、この敷地に入って車から降りた時から何かゾクッとする寒気のようなものを感じた。流石に、俺にもPにも判っていた。

この土地の「寒気」の中心があの井戸であることが…

まあ、この時には聞かなくても判っていたのだが、俺はマサさんに聞いた。
「背中の護符はあの井戸の中身から俺達の身を守るものなのですね?」
マサ:「そうだ。けれども、あの井戸があるから、君らに憑いた悪霊も君達に手出しする事は出来ないのだ。君達を取り殺して、結界の中で一瞬でもあの井戸の前に晒されれば、たちまち取り込まれて、井戸の中の悪霊と一体化してしまうからね。井戸の悪霊は君達の中の悪霊を取り込もうとして引き付ける。一緒に引き込まれないように気を付けてくれ」

民家はマサさんの居宅だった。家の中で俺たちは藍染めの作務衣のような服を渡されて着た。マサさんは妙に薬臭いお茶を飲ませてから俺達に言った。
「その傷を何とかしなくちゃな」
傷の事を言われて始めて気がついたのだが、不思議なことに、この禍々しい土地に入ってから、あれほど痛んだ傷の痛みはそれほどでもなくなっていた。俺はそのことをマサさんに話した。
Pも「実は俺もだ」といった。

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