小学生の頃、まだ幼稚園児だった弟と並んで寝ていた。
夜中に弟が火がついたように泣き出した。
真上にあった室内灯を指差して、
「あそこからオバケがのぞいてる!!」
と狂ったように泣き叫ぶ。
恐い夢でもみたんだろうけどすごく恐かったので、その日は両親と一緒に寝た。
数日後、今度は笑い声で目がさめた。
やっぱり弟は真上の室内灯にむかって、
「この前はオバケと間違えてごめんね。」
といっていた。
翌日弟は熱を出して幼稚園を休んだ。
もちろん本人は何も覚えていないそうだ。
姉の友達の話
家で飼っている猫を抱きながら廊下を歩いていて、鏡の前を横切った時
?
自分が写っていなかったような気がして立ち止まった。
何の気なしに鏡を覗き込むと猫しか写っていない・・・。
怖くなってもう鏡は覗けない・・・
その時猫が腕の中から降りて
隣の部屋に行ったとたん
ギャーーーーーーーー!!
っと猫の鳴声がした。
行って見ると猫は死んでいた・・・
私の代わりに死んだのだと言っていたそうです・・・
実話?いわゆる流行の話ではないのですが・・・
ある初老の大学教授がお盆の時期に突然昔の教え子の訪問をうけた。
みやげにもらった西瓜を二人で食べそのあと銀座へ行って、うなぎを食べたそうだ。
教え子はそのあと突然いなくなってしまい教授は不思議に思っていたそうだが、あとで調べてみるとその教え子は卒業後間もなく病死しており件の出来事は
病死後5年ほどたってからのことだったという。
まあたぶん頭の固いじいさん教授の勘違いだと思うんだけど、本当に幽霊が西瓜やうなぎをおいしそうに食べていたとしたら、「うらめしやー」とは別の意味で怖いなと思いました。
知り合いのおばあさんが体験した話。
そのおばあさんの家は旧家で、中庭があるらしいんですが、ある日なにげなく部屋から窓の外を眺めていたら、着物を着た女の人が立っているのに気が付いたそうです。その出で立ちは、現代風の綺麗な着物ではなく、明治期くらいの女性が日常着ていたような感じの地味な着物で、髪型も古めかしい結い方。
その女性は庭の中をうろうろし、ふとおばあさんのいる部屋の窓に近寄ってきて覗き込み、しきりと部屋の様子を窺っていたとか。
そうしてしばらくすると、すぅと消えてしまったそうです。
恐くないけど、おばあさん自身はとても恐怖を覚えたそうです。
子供の頃、泳げないのに大磯の海へ行き溺れたんだけど、
もう、太陽の光がきらきらと水面から差し込んでるのを「わぁー、きれいだぁ」なんて感覚になって、もう苦しいとか助けてなんて感情が無くなった時、でっかい手が後ろから自分を抱き上げて(小学3年の時だったけど、感覚的には脇の下から腰あたりまであったような感じ)浜辺まで連れってってくれて「もう大丈夫だよ」って誰かが助けてくれたんだけど、振り返ったら誰もいなかった。