文田:ダイスケフミタの、デミグラスラジオ〜!・・・というわけで本日のゲストは大塚さんで〜す!
大塚:(自分の)家だからさぁ〜。家でゲストってなんなんだよ


――笑鷺について

文田:笑鷺不仲っていうけど、どういうきっかけで仲悪くなるんだろうね、同級生で
大塚:やっぱり、同居じゃない?
文田:一緒住んでたの?
大塚:うん、2年ぐらい
文田:・・・・・仲悪くなるんだなぁ
大塚:まあな〜・・・・・仕事のパートナーだからさ、どのコンビも昔のような仲でいるのは無理だからね。
文田:いやでも俺もね、それ思うときすげぇあんの。芸人になって組んだ奴って、ケンカ別れとかじゃなくて意識の違いとかで解散はあるけどさ、ケンカにはなんないじゃん。実は同級生コンビって、お互いのこと知ってるけど、ケンカ別れする奴とかも辿ってみるとさ、ただ同級生だっただけじゃんっていうの結構ない?価値観も全然違うし、周りから見たらこいつらが仲いいのが不思議なくらいっていう、ただ同級生、おんなじ高校行ってたとか、そんぐらいのさ、例えばどっか遠く行って知らない人と話したときに、地元千葉ですって奴と仲良くなるようなもんで。実はこれってさ、だからよく恋愛観でもあるじゃん、趣味合う人と一緒にいるのはいいって。例えばミスチル好き、向こうもミスチル好き、話が合う、付き合うようになりました、って、実はさ、本人たちに何にも関係ないとこじゃん。同級生もそんな感じしない?俺いつも思うんだよね。
大塚:だから、それが例えば、一緒の学校行ってて、そんなにつるんでなかったけど、たまたま両方お笑い好きっていうのを共通の友人から聞いて、そこからじゃあやってみようかって芸人になった同級生コンビもいれば、十何年間ぐらいずっと仲良かった同級生もいるわけじゃん。同級生によって仲の良さってのは一括りにはできないけど。
文田:まあね〜。なんかさ〜、人と人の関係をそうやってやってくとさあ、ほんとに自分と仲いい人って誰だろうってなるし、仲いい人ってもしかしたらいないかもしれないし
大塚:それは俺も思うときあるよ。ほんとに親友っているのかなって考えることある。
文田:むずいよなぁ〜・・・
大塚:でも3年間、かなりずっと一緒にいた人でしょ?たいち。
文田:まあね〜・・・
大塚:それが同級生。よくある同級生。
文田:・・・俺さ、例えばこの家でさぁ、5人で一緒にいるからさぁ、まあ大塚は前の家のときからいたからもちろん仲いいし、って考えたときにさ、元気とずっと一緒にいるけどさ、意外と関係性まじで薄くない?
大塚:ははははは!まあな(笑)ふたりでなんかするとかもないしね
文田:いや俺意外と元気と遊び行ったりとかするんだけど、なんならあとから来たアイパーのほうが仲良かったりするし。でも元気と仲良くないかって言われたら仲良くないわけないじゃん。
大塚:そうだね。
文田:でもげんさんあれだよね、意外と・・・なんか俺ら(鷺沼以外に)外に友達いないというかさ。
大塚:まあ・・・・・
文田:基本俺インタビューとかで仲いい先輩誰ですか、とかさ、よく遊ぶ芸人誰ですか、って聞かれたときに、意外と出てこないの。ほんとに栗さんぐらい。先輩だったら。まあ、同期とも遊ぶかっつったら意外と遊ばないでしょ。でも元気って意外と自分のコミュニティいっぱい持ってるよね。俺らに比べて。
大塚:そうね〜・・・出不精の奴が多いんじゃない?鷺沼は(笑)
文田:まあね〜(笑)でもみんなでライブやったりラジオやったりとか楽しいけどね。


――囲碁将棋のケンカ

「ちーたいくんと大ゲンカしたことありますか?」
大塚:ははは(笑)いごしょうはね、
文田:結構あるよ
大塚:いごしょうはね、年に1回ぐらいやるんすよ。仲いいけど。それ以外は。
文田:一番最後にめっちゃケンカしたのは、あれかなあ
大塚:M-1?
文田:M-1!
大塚:ははははは!聞いてますよ噂で(笑)
文田:M-1の2回戦かな、原宿のラフォーレで、そのとき、その年に結構推してたJ-WALKのネタがあって。俺が最後にひとくだり入れるか入れないかで、「いやもう入れるのやめようよ」っていう根建と、「いやいや、普段さあ、そんなネタのこと考えてないのに、俺が入れるって言ったらそれはもう入れていいだろ」っていう、
大塚:はっはっはっは(笑)
文田:でもよくない!?
大塚:俺は、ほんと言うと、でもそれは、コンビによってネタの作り方が普段どうかっていうのに関わってくると思うから、当日それを言えるっていうのは、まあ何とも言えないんだけど、エレベーターマンションで言ったら、そうたにそれ言われたら俺もたいち派。
文田:いやだってそれはそうたネタ書いてないじゃん
大塚:それもあんだけど、
文田:でしょ?いや、逆だよ逆、大塚がこのくだり入れようぜっつって、でそうたが「当日だからやめよう」って言ったら、ちょっと、え?って感じでしょ?
大塚:でも、当日にこれイケるからっていう準備の仕方、俺はしない。
文田:しないか〜
大塚:っていうのはあんだよね。でも、お前のを間違ってるとは思ってない。俺はそういう準備の仕方をしないから。
文田:俺は正直、賞レースだろうがなんだろうが・・・普段のライブだとあんじゃん、袖にいてさ、俺あそここういうくだり入れたいわ、とか
大塚:なんなら前のコンビのかぶせとかね。それはあるよ
文田:賞レースでも俺それでいいと思ってんの。1秒前までこれ絶対・・・・・そりゃあさ、適当な、前のコンビいじるみたいなやつだったら俺も言わないよ、事前に止めて。これイケるって思ったやつだけを、計算して言ってるわけだから、
大塚:だから、それ、いったら肝据わってんだよ。
文田:・・・まあね。
大塚:いいと思う。
文田:ナメてるからな、基本はな。
大塚:だからそういうスタンスがちょっとあるからできんだよ。・・・だから、どっちが間違ってるはほんとにないよね。
文田:・・・いやでも、こいつよく「入れない」って言えんな、っていう、
大塚:そう?(笑)だって不安にはなるじゃん、勝負の舞台で。
文田:でもひとくだりだよ?ネタ全部替えようとかだったらわかるけど
大塚:おもしろいよね〜(笑)
文田:でも、くだりを入れる入れないは結構もうどうでもよくて、もはや、お前俺信用してんのかしてないのかっていう話になっちゃったわけよ
大塚:なるほど(笑)
文田:くそケンカして、周りの2〜3年目くらいの子たちが、「うわあ、めっちゃケンカしてる・・・!」
大塚:本番まで一回も練習しなかったんでしょ?イラついて(笑)
文田:イラついて。
大塚:はっはっは(笑)おもしれぇな〜(笑)
文田:・・・よく考えたら、いつも賞レースの前に練習してる奴らよくわかんねぇって思ってるし。いや昨日作ったネタやんのかい!って思っちゃうし。
大塚:いごしょうはやっぱりね、もちろん距離が近いってのもあるし、でも普段仲いいってのを知ってるから、ケンカしたって聞いたらやっぱりほとんど覚えてるな〜(笑)めずらしいし(笑)一回でも聞いたことあるのは大抵覚えてる。あと聞いたことあるのは、3〜4年目くらいのときに、アンダーの稽古中、文田が寝てて太一がキレたっていうのとか(笑)
文田:いやっ、俺ねえ・・・それ・・・
大塚:それも納得いかねぇんだ?(笑)
文田:いや、怒るのはわかんのよ、それアンダーじゃなくて、同期どうしでオオカミ少年のライブで集まってるときで、まあ稽古中寝ちゃって、夜だったから。めっちゃ「みんなに謝れよ!」ってガツガツやられて、
大塚:たいちっぽいよね〜
文田:で次のneedsの稽古であいつ寝てたときマジ殺そうかと思ったわ〜!
大塚:ははははは!!
文田:あいつよくわかんねぇ正義感持ってるからぁ、
大塚:わかる!根建スイッチでしょ?
文田:根建スイッチ。あのダルイやつな。
大塚:基本的に、自分が「これ曲がったことだな」と思ったらすげぇ貫くよね。
文田:柔軟性なさすぎてしつこい。
大塚:はははは(笑)
文田:いちばん、こいつマジか、って思ったのが、俺パーカー着て舞台出ようとしたら、「パーカーとかねぇだろ」っつって。「何考えてんだよ」って言って、
大塚:たいち服厳しいんだよなあ
文田:「何考えてんだよ」って寝癖の頭のこいつに言われんかい!と思って
大塚:ははははは!
文田:「てめぇ髪直してこいよバカ野郎」っつって
大塚:(笑)純粋なんだよな。
文田:変わってるよね。
大塚:純粋なんだよ。

文田:まあでも、大したケンカはねぇな、いつも。
大塚:ないな。
文田:たまによくわかんないときあるけどね、急に舞台上でスイッチ入っちゃうみたいな
大塚:・・・わかるよ。俺らで言ったら俺が絶対文田なんだと思う。で、そうたがたいち。ケンカの原因の行動パターンとしてはね。
文田:いやまあ、なんか、それが囲碁将棋の良さでしょ、って言われたらアレなんだけど、役割やんないから、例えばどっかロケとか行って、まあMCとかでもいいけど、(たいちが)いちばん最初にボケようとすんの。でもこっちからしたら信頼されてないしそれやられることによって関係性もわかんなくなるし、すごい邪魔なことを・・・だってカンペ持って出てきててさ、
大塚:あの・・・(笑)あれは?2〜3ヶ月前たいちがMCやってて話聞いてなくて(文田が)ブチ切れたっていう(笑)
(神奈川の営業で、とあるゲストをサプライズ扱いにしてほしいというのをリハで説明受けたのに、話を聞いていなかったたいちくんは本番で台無しにしてしまったらしい)
大塚:「このあとやってくれんすよね?」(笑)
文田:本当はこのあとやることは内緒で、シークレットにしたいっていう打ち合わせがあって、本番でそれ(たいちくんが)言ったから、もう一人のメインMCの方が「わーわーわー!」みたいな誤魔化す感じでやってくれて。で、そこで「あっ・・・!」って思い出せばいいのに、「いや、やるんですよねぇ!?」ってなんか、押すっていう(笑)
大塚:さすがだよねぇ
文田:基本話が聞けないというか、国語力めっちゃ低いの。
大塚:ははは(笑)
文田:一回説明したことがわかんなくて。ロケとかで、こうしてこうしましょうっていって、別に俺国語めちゃめちゃできるわけじゃないし一回聞いたらわかることなんだけど、ちーたいくんが「え?これってこういうことですか?」って・・・会議とかでいるじゃんたまに。一人だけ理解できてない奴。そういう奴をやっちゃうの。で俺はやっぱ、二人(のみの空間)だったらこれこれこうだよって言ってあげれるけど、(他にも周りに)人いたらさ、わかってないのが根建太一だけだから、ちょっと冷たい感じで(文田が)言っちゃうの。「いやさっき言ってたじゃん、こうだから」って。そうするとあいつちょっとキレんのよ。俺にそういうの言われるの嫌みたいで。だからもう一対一のときに間違った・・・曲解してるときあんじゃん、そうじゃないのにな、ってときはもう、言わない。一対一であの空気出されたらたまんねぇから。
大塚:それめっちゃわかるよ
文田:国語力低いんじゃなくてね、たぶん普通の人が頭で一回考えて口に出すことを、パッて反射で言っちゃうから。だからなんかあのー、寝起きの人がさ、寝言でチグハグな会話しちゃうことあんじゃん、あの感覚に近いんだよね。
大塚:それはね、めっちゃわかるよ俺も。文田寄りか太一寄りかはわかんないけど、相方ってね、二人っきりでいるときの態度と、周りに人がいるときの態度、変わるんだよね。
文田:なるほどね。まあちーたいくんそんな変わんねーんだけど。なんかその、一人だけ理解してないときに、スタッフの人とかが「これこういうことです」って言ってくれればいいんだけど、みんな気ぃ遣っちゃって言えないときに(自分が)言わなきゃいけないみたいなときあんじゃん、
大塚:言わなきゃいけないんだけど、言ったらキレるってことでしょ?
文田:そういうなんか勉強的なやつ嫌いなのよ、なんかその、理解してるしてないのやつ。いや基本ね、ちーたいくん勉強弱いのよ意外と。勉強系弱いから国語とか、なんかその、読み取るのがさ・・・だからドラマの話とかしてても、あれどういうシーン?っていっても、考察が全然人と違ったりとかして、まあそれも面白かったりするんだけど。
大塚:家系ラーメンのときに半ギレされたときはムカついたもんなあ。何言ってんだコイツ!?って思った
文田:めっちゃしつこいでしょ?(笑)
大塚:めっちゃしつこかった家系ラーメンの話(笑)「いや豚骨醤油って家系じゃん!」・・・だからぁ、っつって(笑)
文田:結局家系ラーメンっていうのは、吉村家系列で修行してた人しか名乗れないんだよね?
大塚:そう!あいつの言い分は、豚骨醤油ラーメンっていってるのは全部家系なんでしょ?っていう。絶対ちがうじゃん(笑)豚骨と醤油を混ぜてて家系じゃない人いくらでもいるじゃん。・・・おもしれぇんだよなあ。


――おまけ。

大塚:今何人見てるの?
文田:55。
大塚:すげぇ〜!!こんなこと言いたくないけど、俺があなたの相方に付き合わされてやるとき、平均10人きってるからね!
文田:あはははは!
大塚:お前すげぇなぁ!55人ってシアターDじゃん!
文田:まあまあ・・・
大塚:シアターDでの鷺沼ライブじゃん
文田:そう考えると寂しいな(笑)
大塚:寂しいな(笑)