愛しの白い丸

簡単に言う子は良くないと思うよ。

口にする度に（傍にいなくても）親に恥をかかせているし、自分自身も惨めだよ。

やっと大灯台クリアまで進みました。

アーシェの決断に注目し、どきどきしながら熱い展開に見入っていた私ですが、ここに来てテンションがくーっと落とされました。 こ れ は ひ ど い 。
まさかＥＤ目前でここまでテンション折られるとは思ってもみなかった。

「死んだ人は変わらない」とか、「死んだ人は何も感じない」とか、「もういないんだ」とか、「過去を断ち切らなきゃ」とか、「石を使うのは裏切りだ」とか…。
聞こえはいいけど、共感できないんですよね。
復讐の手を止める理由付けならば、『ザ・インタープリター』のような“溺れる者の裁き”や、『モリー先生との火曜日』のような“後の人生のための価値ある行動”の方が、説得力があるんですよ。後者でモリー先生はそれをできなかったわけだけど、できなかったからこそ説得力があったしね。

それに過去を断ち切るなんておかしな話で、過去も現在も未来も同じ線の上に点在すると考えると、結局すべては一つなんですよね。断ち切ることは絶対にできないし、しなくていいと思うの。断ち切ることより共に歩むことが、未来に向かうことだよ

ガブラスは彼らを「偽善者」と称したけれど、これに関して私は一理あると思う。
彼らは世間一般に聞こえのいい言葉を並べているだけで、こう…圧倒的な言葉のパワーを感じなかった。製作陣の心からのメッセージでは、あれはないんだよ。薄っぺらくて日和見的だった。それが私は不愉快でした。

もしかしたら、ここに至るまでいいなと思ってきたことも、売れるために世間一般に受けの良さそうな言葉を並べて、切り貼りしてきただけなのかも…。
そんな気さえする。
もしそうなら、このゲームの評価は低くて当然だ。中身のない主張なんて聞いてどうするの？時間の無駄だよ。
ゲームとしてはそれなりにおもしろい。でもFFシリーズはストーリーで魅了することも重要視して、ここまで来たのだから、その名を冠するに相応しいものを提供してほしい。
腐女子受け、オタ受けを狙うのもいいし、露出の多い女性キャラを出すのもいいけど、ストーリーをしっかりしてくれないと！ストーリーの充実ありきで周囲の飾りが生きるのよ。ストーリーが薄っぺらいものなら、飾りもそれなりになるよ。

せっかくの見せ場だったアーシェの決断があんなだったので、その後の連戦もテンションが上がらず…。
それでも、ところどころで差し込まれるムービーはかっこよかったけどね。特に対ガブラス戦はおもしろかった。
バッシュはなぜ故郷を捨てたの？故郷は滅びたらしいけど、ガブラスとの会話だと滅びる前に捨ててきたようだった。その辺りの話もあったんだっけ？忘れちゃったかも…。

「アーシェ！剣だ！天養の繭を止めるんだ！」

…から二人で立ち向かう姿は、感動した
ヴァン全然空気じゃないじゃんね。みんなの（特にアーシェの）原動力になってるように私には見えるよ。

レダスのおかげで被害を最小に食い止められた一行。大灯台は無事っぽいのでまた探索行けるかな〜。
バーフォンハイムに戻るとアルシドがやってきていて、アーシェ殿下を口説いてお戻りに。その背後で何やら落ち着かない様子のバルフレア。これは………。
フラン何にやにやしてるんだｗてっきりバルとフランができてるんだと思ってたのにそうじゃないんだｗｗｗｗ



話題:FFシリーズ



そういえば…