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TOVユーリトリップ夢連作その六

漆黒を基本に、紅と金色で細かい細工の施された上下に、動きやすいように高い位置で結ばれた濡れ羽色の長い髪を靡かせて立つ、騎士然としたその姿。


――――――ああ、うん、はっきり言おう。

最 高 で す 。


「(『心の中の聖騎士様』衣装キタアアアアアアアアア!!!)ゆ、ゆゆゆゆ、ユーリ…!」

「あ?なんだよ?」

声をかければ、いつものようにくるり、とユーリが振り向く。

――――――と、同時に、悶える。

「――――――っっ!!(振り向きポニテ揺れもえええええ!!!)」

「お、おい…?」

「(あ、あああああああ!可愛いいいい!!可愛いよおおおお!!そして腰のラインほっそい!そんでもってエロい!!たまらん!)」

「おい!どうしたんだって!」

「はっ!ご、ごめん!ちょっと思考が飛んでた!なんでもないの!気にしないで!」

「別にいいけどよ…」

なんなんだ…?と呟くユーリは華麗にスルーしました。


とりあえずしばらくは、理性との戦いになりそうです。



6.今から俺は忍になる

(抱きついちゃダメ、抱きついちゃダメだ私…!腰に飛び付いて撫で回したいとか考えちゃダメ…!!)
(耐えろ、耐えるんだ、忍のごとく!!)

(…お嬢ちゃんは何やってんのアレ…?)
((((さあ…?))))



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《title by【モノクロメルヘン】大学生×高校生的告白から成功五題》
今までのシリアスな流れなんか関係ねえ!と言わんばかりにネタに走りました。←←←←
心の中の聖騎士様がたまらんと思うのは白星以外の誰でもありません(^q^)←←←
でもできればプラスでうさみみつけ(ry←←←←←

TOVユーリトリップ夢連作その五

――――別に、なんとも思ってない、はずだった。

大体あいつは――――俺が言うのもなんだが――――やること荒くてがさつだし、女らしさなんかないと言っても過言じゃない。
はっきり言って、男の俺とそう変わらないノリで。
立ち居振舞いなんか、エステルと比べた日にゃ、月とスッポンだ。
(別に満月の子にかけたわけじゃないが。)

異性―――ましてや、女としてなんか、見たことはなかった。

それに、あいつが男も女も関係なく節操なしに好きだとか、愛してるだとか、言っているのはいつものことだ。
何度も見たし、聞いたし、言われてきた。

――――――なのに、なんでだ、

「―――――なんでそんな、」

泣きそうな表情して、言うんだ――――――




5.戸惑いの理由

(頼むから、)
(いつもみたいに、笑えよ…!)






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《title by【モノクロメルヘン】大学生×高校生的告白から成功五題》
引き続きユーリ視点。
…しかしこれは誰だ、そしてなんだこれは/(^o^)\
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