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電王夢・夜王【ナイトロード】設定小ネタ。


【桜井侑斗】

主「『桜井侑斗』、か。…また面倒なのが来たね。」

良「うん…。一体何者なんだろう…。桜井さんと同じ名前だなんて…」

主「いや、それもたしかにそうだけど、あたしが言ってんのはそこじゃない。」

良「へ?」

主「問題は、あたしと微妙にキャラが被ることだ!」

良「えぇぇぇ!?そこ!?」

主「何言ってんだ!キャラ立てするのは大切なことだぞ、良太郎!!」


(まぁもっとも、奴はツンデレの香りがプンプンするがな!)





***
侑斗初登場時くらい。
最終的に主人公はとりあえず被ってるところは俺様系な感じが被ってるだけでツンデレなのは被ってないからギリギリでセーフかとか思いだします。
主人公は最初からツンデレの香りを嗅ぎ取ってたり。(笑)

マイナージャンル上等、牙狼(零夢)。


野良猫を拾ったら、懐かれてしまったような、そんな気分。



本屋と黒猫



「…で、なんでそんな当然のごとくくつろいでるのかな、キミは…」

「え〜、かなえさんがいつでも訪ねてきなさいって言ってくれたんじゃん」

「確かにそう言ったけど…私、鍵閉めたはずなんだけど?」

どうやって入ったの、と言外にきけば人の部屋のソファで勝手にくつろいでいた野良猫―――みたいな青年は、にっ、と悪戯っぽく笑った。

「管理人さんに『813号室の大塚かなえの身内なんですけど、開けてもらえますか?本人には許可もらってるんで』って言ったら快く開けてくれました。」

「………。」

色んな意味で絶句。

身内ってアンタ…!そして何してんだ管理人のおばさん…!
あまりにもあまりにもすぎてガックリくる。

「…このマンション、セキュリティゆるすぎだって言うか些か不用心だよね…」

「かなえさんもだけどね。」

「ん?何か言った?」

「別に?」

にこり、と笑ったその顔は、美形と言うのに相応しく整っていて。
普通ならうっかりほだされそうになるだろうことは普通の域をこえている私にもわかる。
―――なるほど、おばさんがほだされたのはこれか。

「まぁ、別にいいけどさ。」



で、その美形の野良猫(だと私は思う)となぜ知り合いで、同級生や同僚、ましてや彼氏でもないのに家を知られているのかと言えば、答えは簡単。

一度、この青年が店の前にずぶ濡れでいた所を、なんとなく放って置けず保護したからだ。
というかむしろ拾ったと言う方が正しい気がするが。

「それで、どうかしたの、零くん?」

別に用があってもなくてもいいけどさ、と繋げて言いながら少し苦笑する。
そうすれば青年―――鈴村零は、少しきょとん、とした顔をして、すぐに頬を緩めた。

「ありがと」

にこり、と零が笑う。
話を聞く限り、十八歳であるらしい零に対して使うには少々不適切かもしれないが、可愛いと言って差し支えないな、などと密かに思った。

「俺さ、かなえさんに聞きたいことがあって」

「聞きたいこと?」

何?と聞き返してみれば、急に真面目な顔をした零が居て。
強い目にギクリとする。

「……っ。」

思わず、息を呑む。
幸いというかなんというか、零は気付かなかったようだが。

「なんで、俺、拾ったの?」

「店の前に転がられてりゃ、ほっとく訳にいかないでしょ。私にだってそれくら
いの良心はあるしね。」

それに、翌日死体が転がってちゃ、寝覚めが悪いし。
零はそれを聞いて確かにね、と少し笑ったが、また、真面目な顔になる。
ただ、今度は少し、暗い色を滲ませて。

「…ねぇ、なんであの時『良い名前だ』なんて言ったの?」


零の言うあの時と言うのは、拾った日のことだ。
その日、私が名を尋ねて、素直に名乗った零に、私は思ったまま『良い名前だ』と口にした。
ただ、それだけ。

それをわざわざ気にするとは―――自分の名前が嫌いと言うか、コンプレックスなのか、この青年は。

「…零は嫌いなの?自分の名前。」

「…好きでは、ない」

ボソリ、と零が小さく呟く。
だって、“零”は、何も無いから。

「俺は、ここにいるのに…」

―――ああ、この野良猫を、つい拾ってしまった理由がようやくわかった気がする。
放って置いたら潰れてしまいそうな零の危うさに直感で気付いていたのだ、私は。

「…私が、良い名前だと言ったのはね、零。」

ポス、とソファにいる零の隣りに座って、軽く顔を覗き込んでやる。

「“零”は、終わりでありながら、始まりでもあるからだよ」

「え…?」

案の定驚いたような顔をする零に少し笑う。

「ねぇ、何も無いって零はいうけど、それならなんで“零”っていうものがあると思う?」

“零”が無かったら、その先は存在しないんだよ?

「常に在り続けるものなんて存在しない」

だから最後には“零”になるけど、“零”になったら、また先がうまれて、存在できるようになるんだよ。

「始めの一歩を踏み出すなら、その時立っている位置は“零”でしょう?」

だから、良い名前だと言ったの。

「……っ。」

「詭弁だって言ったらそれまでかもしれないけど」

たとえ綺麗事でも、無理矢理でも、そう考える方がロマンがあって良いでしょう?
にや、と最初に零がしたように悪戯っぽく笑ってやる。

「私、詭弁とか言葉遊びとか結構好きなのよね。」

屁理屈だって押し通しちゃえば時には理屈になるし。

「て言うか私、零って名前、いつか何かにつけたい名前だったんだよね」

言いながら俯き気味の零の頭に手を伸ばして軽く撫でてやると、驚いた顔でこっちを見てきたが、あえて無視してソファから立つ。

「さてと、ご飯どうすっかな。」

そういえばまだ夕飯を食べていなかったせいでお腹が減って仕方ない。

「…かなえさん」

「ん〜?」

呼ばれて軽く振り返る。

「ありがとう」

「…どういたしまして」

小さく聞こえた感謝の声に、思わず笑みが零れる。

「かなえさんに拾ってもらってラッキーだったかも、俺」

「あら、そう。」

「うん。運命かもね。」

歯が浮きそうなセリフに思わず固まったのは言うまでもない。

「……それは零くんのナンパの常套手段?」

「ううん、本音だよ?」

「……はぁ。」

…本当に、とんでもない野良猫に、気に入られてしまったようだ。




***
コレ多分牙狼最盛期に書いたブツ。(つまり一昨年ぐらい。
有り得ん位甘っ!そして温くてキモい(爆)
ああああああ…どんだけ甘えたな零ちゃんだよ…!妄想だよ!
年上ヒロインならこんくらいやってくれた方が零ちゃんと釣り合う気がして…気がついたらはぁ?ってものに…orz
つーか零ちゃんが可愛いからいけないんだと責任転嫁しておくことにしよう!
それがベスト!(爆)
白夜の魔獣で黒シャツになってる零ちゃん萌え…!
…とにかく、年上ヒロインだとこんな感じの関係(笑)
どうなんすかね?これ

続きみたいなもん。


「あの、さ」

「なんだい?良太郎。」

「えと、その…」

なんで、僕なの?聞こうと思ったけど、僕の目の前に座る立夏さんがあんまり幸せそうに笑うから。

『好きだよ、良太郎』



くすぐったい気持ち

(どうしても、振り払えない)


(な、んでも、ない…)
(そうかい?…言いたくないなら深くは聞かないけれど)
(うん…ありがと)


***
ゼロ主は基本押せ押せ。
だけど良太郎が本気で嫌がったら多分やめます。
でも好意を向けられて簡単に切り捨てられるような良太郎じゃないことを承知でやってる部分もあったりなかったり。
…良太郎、気をつけて!(笑)


ゼロ主は書きやすい。


何のことはない。
一目惚れと言う不可解な現象。
そんなことは有り得るか有り得ないか。

「キミはどう思う?」

「え、え?」

「ワタシは有り得ると今まさに確信したよ!」

「え、あの、」

「なにせワタシがキミに一目惚れしたからね!」

「え」




てのひら

キミにギュッと握られたてのひらが、熱をもって。


(立夏――――ッ!!)
(なんだい侑斗、ヤキモチか?)
(ちっげぇ!てか、何いきなり野上に告ってんだ!帰んぞ!!)
(安心したまえ、ワタシはちゃんと侑斗も友人として好きだぞ!)
(どうも、お邪魔しました!侑斗と立夏をよろしく!)




***
恋が始まる感じに(笑)ゼロライナー主立夏さん、良太郎に一目惚れ。(笑)
立夏は結構気に入ってたりする。

これも携帯サイトから。


夜中に突然不安になって、思わずデンライナーに行ったら、食堂車にはやっぱり誰も居なくて。
まるで、いつかやってくる別れの日を迎えたみたいで、辛くて、悲しくて。
よく怒鳴るモモタロスも、それを軽くかわすウラタロスも、楽しそうに飛び跳ねてるリュウタロスも、みんないなくて。
大好きな、あの人も、いない。

涙が、溢れた。

「…春希?」

後ろから、どないしたんや?って、声がして、確認なんかせずにその声の主に飛び付いた。

「キンちゃん…ッ!!」

「な、なんや!?なんで泣いとるんや!?」

とりあえず、涙はこれで拭いとき!



泣きたいなら、此処へおいで

(ハァ?俺らがハナにぶちのめされて消える夢見たァ?)
(うぁぁぁん!消えちゃやだぁぁ―――!!)
(阿呆やなぁ…)


***
珍しく金夢。
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