傷つき引きずる足で
それでも前に進み
空を仰ぐ キミ

僕は両手で包み込んだ

保護を求めていないことは知っているよ
キミはボロボロになった翼を広げているから

帰りたいことは知っているよ
キミは空をまっすぐ仰いでいるから

それでも僕はあまりに無力で
羽ばたかせることはできないから

せめて
キミを両手で包んで祈るよ

キミの涙が枯れ果ててしまわないように
キミが一日も早く羽ばたいていけるように

ずっと ずっと

キミのそばにいるよ