昨日、突然に母から父方の祖母が危篤だと知らされて、早々に支度をし、夜明け前に出発しました。
何度も乗り換えをして、電車に揺られること4時間強。
ついに京都の北部にある京丹後市の病院に到着。

動揺が絶えない周りにいたせいか、普段とは違い割と弟妹達に気を配りつつ、内心では不安な気持ちを抱いて病室に行くと、空っぽのベッド。
びっくりした父は「どうした?」と聞くと、病室の椅子に座っていた祖父はぼんやりとした顔で、「ああ……そういや診察に行くって言うとったなぁ」と。



あれ?



数分後、車椅子に乗った、いつもの笑顔を浮かべた祖母の姿が。
「まあまあ、えらい大勢で来なすって。どうしたの?」




あれれれ?



初っぱなからこんな感じで、なんだか力が抜けちゃいました(笑

まあ、悪いには違いないのです。
術後の感染症で高熱を出してたのには違いないみたいで。

本当は今日手術だったのですが、肺炎を併発してたみたいで、まずは療養という形になりました。

けれど、院長先生には「こんな大勢で来ないで」と言われるし、なんだか疑問符だらけでした。
呼ばれて行ったのに、なんだかおかしな話です。

睡眠時間を大幅に削ったりして、……まあ、あまり電車でも眠れなかったんですが;

こういう時こそ言葉に飢えた感覚を覚えて、探し求めるように食物のページをめくってました。

右手を捕らえ、掴んでくれる。

改めてこの表現が、言葉が好きだなぁと実感したり。

何気に冷静な自分がいて、まず自分を強めないとみんなを励ませない、築き上げる会話にもっていけないと思ってたんですよね。

ようやく落ち着いて、事態もとりあえず様子見になったのでちょっと安心です。
明日は家をお掃除してから、大阪に帰ることになりそうです。

……また長時間の電車の旅ですが、頑張ります(泣
に、荷物が重いのが辛いんですよねぇ;