かなり聞き込んだのでそろそろ感想でも書こうかなー…とか。
『LOiD-02 postrock』
とりあえず一言。最高です。
そりゃーねー!このメンツで外れるわけがないよ!!
正直どうかなーって思ってたんです。
ロックかエレクトロニカかっていわれたら確実に後者をとる私なもんで、エレクトロニカの方買えばよかったかなーって。
(二枚同時購入出来るほどの金銭的な余裕はなかったし…)
なにがいいかって…そりゃ曲がいいんだけど。
その聞かせ方がいいと思うの。トラックの順番が。
序盤はcosMoたん、bakerさん、wowakaさん、ヒゲさんと…こう、個性が強烈な方々が各々の世界をしっかりと見せてくれます。
いい意味でいつも通り、通常運転な感じ。これを待ってた!っていう期待に答えてくれる安心感。
cosMoたんの暴走ピアノもwowakaさんらしい癖の強いメロディーラインも健在!嬉しい!!
正直ちょっと心配してたヒゲさんも(ヒゲさんが生音だと…とね)杞憂でした。
いい意味ですごくヒゲさんらしい。相変わらず、楽しいのに胸が締め付けられる曲を作られる…
「OMEDETO-」の機械音がどうしようもなく切なく響く。
中盤は私にとって未知の領域(クリエイターさんをほとんど知らない)。
まず…むらたさんかっこよすぎだろ…
ぶっちゃけむらたさんの『緊張≠緩和』が一番好きです。
これぞロック!ってかんじのゴテゴテ感。かっこいい!!
『緊張≠緩和』で燃えたぎったと思えば、『Не Понимаю』でまさかのアンビエント世界に浸り、癒されたところで『レバーが曲がった宇宙船』のガチャガチャ感にワクワクする。クラップ音の楽しさでテンションが急上昇します。
とても忙しい!!その忙しさが楽しくて仕方ない!!
そして…次の『Ctrl + P』がまた…全力で叩き落としてくれます。このどうしようもない絶望感がまた病みつきになるんだ…←
おもちゃ箱を夢中でひっくり返したあと、とたんに広がる虚無感。そんな感じ。
『Inexpressible...』は私が考えるポストロックそのものな感じ。
激しいんだけどどこか切なさもあるような…ああ、終わりに向かってるんだな、としんみり落ち着いた印象。
んでラスト、『mugs』。
古川さんは本当に綺麗なメロディーライン持ってくるよなぁ…
ラストにボーカル入りを持ってくるのは卑怯だ!泣いちゃうじゃんか…
ピアノの高音がとにかく綺麗で、こう…ぐっと来ます。
こう、改めて考えながら聴くと、本当に個性がバラバラなんだよなぁ。
それなのに、一枚のアルバムとしてとてもきれいにまとまってると思います。
『ポストロック』というひとつにくくったジャンルから、こんなにたくさんの世界が生まれるもんなんだなぁ…と、しみじみおもいました。
(ポストロックって、ひとつにくくるにはあまりに広大なジャンルではあるとも思ったけどね)
ある程度クリエイターに興味があって、インストが大好きな人じゃないと、ちょっと退屈かもしれないけど…とにかくいろんな可能性に触れられる、触発させられる、すごく楽しいアルバムだと思いました!
エレクトロニカ…聞きたいけど、とりあえず優先順位はヒゲさんの幻想ダイアリーだからね!
4月上旬…ああああ楽しみすぎる…!!
2010-3-24 20:09
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