昔からずっと切手を集め続けている方の立場からすると、業者に売りに出すのは、自分の子との離別のような気分になってしまう可能性もあります。
どちらにしろ別れてしまうのなら、可能な限り高値で買い取ってもらえるところを探した方が賢明です。
手離す切手にとってもその方が、喜ぶだろうと思います。
普通は切手の状態を鑑みて、切手料金から幾らか引いた値段が切手買取の値段として支払われます。
ただ、マニアにとって希少価値が高いためプレミア的になっている切手は切手料金を超える価格となることもあります。
「切手の価値なんか分からない!けどこの切手売りたい!」という方は、ネットでリサーチするか、切手買取業者にみてもらうといいですね。
良好な状態で保管されていた、昔の記念切手なんかの場合、買取価格が驚くような額になることもあります。
そういったレアな切手では、第一にきちんと鑑定をする「鑑定買取」だと安心できます。
店頭はもちろんの事、ネットを利用することも可能で、買取価格を知った上で、売るかどうか決断を下すということが可能です。
通常は一枚の切手の値段がものすごく高い値段になるということはあまりなく普通では考えにくい莫大な量の切手を買い取ってもらうという場合でなければ、税金の心配をする必要はないです。
ただ、数ある切手のうち、特に貴重で額面より高く売れるものが存在し、そういったものをいっぺんに売ろうとした場合、驚くほどの価格になってもしかしたら税金の申告をしなければならなくなるかもしれません。
切手はいくらで売れるかというと、付加価値の部分は出回っている量と売買価格との兼ね合いで様々な要因によって変わり、価格は一定しないと考えてください。
そうは言っても、いざ切手を売るときには高い買取価格をつけてほしいと思わないわけにはいきません。
それなら買取の相場をまめにチェックするか、買取業者のところに出向き、査定依頼を何度も出してみるという手間を惜しまないでください。