職住接近したい、家族の人数が変わった、などの事情があって引っ越しするケースが結構あると思います。
これを機会に、長いこと使っていないものやいらない服などを一気に処分し、身辺整理して引っ越す世帯が多いでしょう。
それでも、引っ越しを機会に布団類を買い換えることは少なく、同じ布団を使い続ける世帯がほとんどのようです。
毎日使うものであり、自分になじむものなので引っ越しで買い換えるものでもないのでしょう。
子供が生まれる前、夫婦二人暮らしの時でしたが新しく購入したマンションに、引っ越しが決まりました。
引っ越しの日、スムーズに作業は進みましたが、天板を取り外して分解できる書斎机が、うまく分解できず、分解はやめて、形のまま運んでもらいました。
すると、不当な値段などではなかったと思いますが、不本意な追加料金を払うことになってしまいました。
見積もりをもらった時にでも追加料金が発生する可能性や、その条件について、尋ねておけば良かったと思います。
引っ越しの準備はいろいろありますが、最優先しなければいけないのは転出届を市区町村役場に提出することです。
この転出届、現在住んでいる市区町村で役所に行けば手続きできますし、郵便で役所に送ることもできます。
また、平日昼間に役所に行くことが難しいなら、委任状を添えれば、代理人が提出しても問題ありません。
実際の転居の2週間程度前から、転居届を出すことが多くの自治体で可能になっています。
挨拶は引っ越しにとって欠かせません。
今でもやはり、引っ越し前と後の近所の人に挨拶した方が今後の生活を気持ちよく過ごすためにも良いと思います。
挨拶をしなかったせいで隣人関係で軋轢が生まれることもあるからです。
生活をしていく上で、お互い目をつぶらないといけないことも出てくるでしょうから、隣人になる相手には、可能であれば挨拶しましょう。
何回引っ越しを経験しても、いつだって、その準備は大変なものです。
初めての引っ越しでしたら、なおのことその苦労が身に染みるでしょう。
この苦労を減らすためには、なによりも、ゆとりを持った計画を立てることが大切です。
この計画を出来るだけ大雑把に実行に移すことがポイントです。
当然、計画通りに進められるのならそれが一番良いのですが、引っ越しには何かと手続きが煩雑なため、家の中の作業は滞りがちなのです。
ある程度おおまかに計画を実行しておけたならば、計画通りに進まないことがあっても、簡単に軌道修正して準備を続けることが出来るでしょう。