ひとり言。
ちょびっとだけ話しました。
とっても昔の話。
どこにでもあるようないたって普通の世間話。


わたし、わたしはね。
あの人に対するありがとうの気持ちでいっぱいなのです。
あんなちっちゃなことでも何かを思う人間はいる。
それを教えてくれたんですもの。
これって幸せなことでしょ?

きっときっとわたしとあの人との話の辻褄が合うことはこの先ないでしょう。
それは過去をいいように解釈しているせい、わたしの責任です。
決して悲観的ではなくて。
わたしが怖かったように、あの人も傷ついたかもしれない。
だからあの人はわるくないの。
そう思えたのがいちばんの収穫かな。


それを踏まえて。
もうあの人たちとは会いません。
わたしの世界にはいないから。
というのは建前で、こわいだけ。
震えてしまうくらいに。

こんなわたしではありますが、しぶとく生き延びています。
いつかのあなたに聞かせてあげたい。
わたしはこの世界がだいすきです。
明日もがんばろう