『さみしいわけじゃない
自分でえらんだはずなのに

どうしようもなく

泣きたくなるよ


この先の未来には

なにがあるの

もっとつらい別れは

あといくつあるの


恋の終わりを告げる時計台が

次の時間を待ってる

とまれない、今』




〜≪紅茶≫by坂本真綾より一部抜粋〜







水の流れのように

ゆるやかに紡がれる

メロディラインにそって

じんわりと

ひかるような声が

うたいだす





いろんな気持ちが飽和して
途方にくれた時

きっと、

こんな気持ちになるんだと思う

どこへ向かおうとしてるのかもわからない

頼りなくて


最果てのような

向こう側の気持ち

決して、幸せとはいえない気持ち





泣きたいのに涙も出ないとき


この歌はそっと

私の背中を

押してくれる



知らずにこりかたまった心に

ゆるい風が吹いて

柔らかくこすりとられていく皮膚は

少し痛い

けどそれすら

浄化されていく過程のように思えて


気づけば私の心は


風をはらんでる




そんな、歌









泣いてもいいよ、と



この歌はいつも


私に教えてくれる