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嫌いだった


純だと 言われることが


無知で 大人じゃなくて

そう 言われてるみたいで

無言の非難のようで


だから

全身のありったけで

否定した









まだ

ピュアだと言われる今日



でも

気づけば

唇に

微笑みを結ぶ

新しい私がいる







気づけたから

純粋さが

大きな力だってことを










人を動かし

走らせるのは

ひたむきなまでの

愚直さ






余計な作為なんて

いらない







思いのたけからこぼれた

ひとかけらの本音だけが









私を

冷たくも


あたたかく


抱きしめてくれるから









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