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果てなき自由



果てしない自由を手にしたとき



私は

底知れない

孤独を知った




これだけ側にいても


心の中は


こんなにも遠い



誰もたどりつけはしない







明日は未定で


空はあんなにも青くて


高くて



ただ、一人で



なんてちっぽけな存在



ひきとめるものなど

なにもない








涙の向こうに

あなたが見えるなら

しおからい

この川を渡っていこう




傷口にひりりと

しみこんでも

昨日を

今日を


越えていこう












私の孤独は


私だけのもの



私だけの、ものだ。


祈り



泣けないときは

名前を呼んで







あなたはまだ知らないだけ

胸の中 つつまれる

あの幸福とあたたかさ

そして

ほんの一握りの

哀しさを








不思議だね

いま

在るものがすべてなのに

さわろうとすると

消えていく

形を変えて何度でも

うしなって






変わることを

怖れてはいないけど




でもね

失いたくないものだって

たくさん

たくさん

あったよ


それはもう

夜空に浮かぶ

星の数ぐらいに








それでも人は

過去を生きることが

できないから


ひたすら今に

身をまかせながら




そしていつか私は

忘れるでしょう


飽和しきった苦しみや

嘆きを

向こう側に

置いてって





きっと

幸せだった輪郭だけを

覚えてる








だから


だからね

泣きたいときは

私を呼んで


いつだって

何度だって

私はそばにいるから





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