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まだ、だよ

もうダメだ、
と思ったときは



まだ

できる証拠



ダメだと思える余力があるから



だからちょっと休んで



またぶつかってみる





傷をつくらないことは

生きやすいかもしれないけど


でも私は

もっと生傷をつくって


もがいて


もがいて


いつかそれが全部

私にしかない

コクと風味になるように





全身で


生きてく






昨日の私より


今日の私が好き



過去は過去として



うらやましがるなんて


しない

変化をおそれないで





そうやって


年を重ねてく





たった今から




そして、これからも




存在

日常の灰色が

あなたに染み込んで



めまいがしたら





ねえ


ちょっとだけ。





目を閉じて










あなたには見える?




水面に踊る、あの光のきらめきが


太陽に伸びていく

向日葵の金色の輝きが






聴こえる?



風にゆれる木々の
衣擦れの音


さえずる小鳥の喜びの歌








気づいてる?






同じものなんて

なにひとつない







昨日の葉の色でさえ

今日と

違ういろ。










刻一刻と変わる、この世界




見限るなんて

まだ早い



あなたはまだ


世界を一瞬しか

見ていない





目を、開けて

ゆっくりでいい。



見える?


この切なくて、愛しい世界が。






どうか



焼き付けて。



この瞬間、

一瞬を。



あなたの心のなかに







風のいろ

雨上がりの空の顔

木漏れ日の陰影を












ねえ

生きてくれて



まだ

この世界を

見限らないでくれて










ありがとう










ありがとう。





旅立ったあなたへ


あなたが

去ったこと

私は悲しがったりしない




あなたがここをたつとき

あなたなりの決意があった

そう、うかがえるから




だから私は

あなたの新しく生まれた思いを

悲しむなんてこと

しない







でもきっと

あなたが去ったら

私は 寂しく思うだろう

元気にしているだろうかと

心から笑えてるだろうかと

あなたに、思いをはせる






だからどうか

どうか

あなたの進んだその先が

明るいものでありますよう


光に満ちたところでありますよう






苦しいときはいつだって

私はここにいる



どうか




あなたに、幸あれ。








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